JUSSI SALMIAKKINEN (ユッシ☆サルミアッキネン)

フィンランド各地の日の出、日の入り時間の変化をウィークリーでご紹介します。

FILE-019 自分的には煙突の街 OULU

2006-02-02 12:45:30 | フィンランドぶらぶら紀行
 
昨冬、サーリセルカ、ロヴァニエミを旅した後、オウルに寄ってみた。旅行会社の友人からは、“冬のオウルなんて見るとこないよ!”と言われたが、北フィンランドの大都市オウルに何となく行ってみたかったのだ。

旅行初日にギックリ腰と風邪に罹ってしまった身なのに、オーロラ撮影を一週間強行したツケがここでどっと押し寄せ、ボロボロの状態となった。
特にギックリ腰の身には、30kgを超える撮影機材と荷物は地獄で、当初の予定だったロヴァニエミから鉄道によるオウル行きをあきらめ、バスに切り替えた。
列車だと、荷物の上げ下ろしが結構負担になるのだ。
バスであれば、荷物室に置いておける。ケミ経由でオウルへ向かった。




【オウルと言えば、お巡りさんの銅像が有名だが、思ったよりも寂しいところにぽつん置いてある。】


腰の痛みもあって、一通り市街地をぐるっと回った後は、体を休めることにした。
まだ、旅は2週間も残っているのだ。

宿はラディソンSASホテル。窓のカーテンを開けると工場の煙突が目に入ってくる。
もうもうと煙を吐き出し続けているが、煙というよりは水蒸気のようだ。

オウルの2日目は、外出をあきらめ、部屋で過ごすことにした。
窓の外を見る。人通りは多くない。ただ煙突からは威勢良く煙が立ち上がる。
カメラを取り出し、窓からの眺めを撮り始める。
そのうちに、ここから見えるオウルの1日を動画化することを思いついた。

三脚をセットし撮影を始める。開始時刻は13時35分。30秒間隔でシャッターが切れるようにタイマーがセットしてある。以後は自動撮影だが、適宜アングルを変えてみた。

開始当初は雪が舞っていたが、次第に天候が回復し太陽が顔を見せる、晴れ間も増えてくる。その間も写真は撮り続けられる。やがて日没を迎え、夜を迎えた。例の煙突はもうもうと上がり続けていた。
20時31分メモリーがいっぱいとなり、ここで撮影終了。
総撮影数577枚であった。

後で動画に加工してみたのが、下記のアドレスの映像である。
これでオウルでの昼から夜までの7時間を約1分で体験できる。
ぜひ、お試しいただきたい。(QuickTime Movie)
http://xc-museum.hp.infoseek.co.jp/oulu.mov

2005年3月撮影


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2 コメント

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OULUに行ったらおまわりさん!! (みほこ)
2006-02-05 23:34:22
・・・だと思います。

おまわりさんの左右(ちょっと離れてますが)にある木造倉庫を改造したお店が

けっこうお気に入りです。訪ねられましたか?
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Unknown ( Jussi)
2006-02-06 12:53:03


みほこさん、こんにちは!

写真にも写っている赤い建物ですか?

店には入りませんでしたが、そのへんをうろうろして写真を撮った記憶があります。

冬だと閑散とした感じで、OULU市のガイド本にも出ていた中華料理店も閉まっていました。

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