自分の価値を高めたい!

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『自分の小さな「箱」から脱出する方法』

2006年11月13日 | Weblog
前回『自分の小さな「箱」から脱出する方法』という本を紹介しました。
自分が囚われている「箱」からどうすれば出られるか?
「人のためにできることは何だろう」と考えることがその一歩だと書かれています。

この本を読んである話を思い出しました。
鍵山秀三郎さんから聞いたお話です。
ずっと前のことですが、鍵山秀三郎さんの講演を聞かせていただきました。
鍵山さんは自動車用品販売の(株)イエローハット(旧社名:ローヤル)を創業し、一代で一部上場企業にまで成長させた方です。
その鍵山さんの講演で非常に印象に残っている言葉があります。
鍵山さんもどなたかに教えてもらった言葉です(講演で誰かをおっしゃってましたが、忘れました・・・)。

【三つの幸せ】
  ①もらう・してもらう幸せ
  ②出来ないことが出来るようになる幸せ
  ③あげる・してあげる幸せ

「もらう・してもらう幸せ」というのは、もう本当にストレートな幸せ(喜び)ですね。
誰でも素敵なプレゼントをもらえば嬉しいのです。
肩がこっている時、たたいてもらう・もんでもらうと気持ちイイ。
「ありがとう!」って素直に言葉がでます。
もらう・してもらう幸せ(喜び)とは「感謝」なのです。

「出来ないことが出来るようになる幸せ」は「成長・向上の喜び」ですね。
はじめて自転車に乗れた時のことを思い出してみてください。どんな感じだったでしょうか?
外国の方に自分の英語が通じた時は?
なかなか解けなかった問題が解けた時は?
嬉しかったですよね!

「あげる・してあげる幸せ」はどうでしょう?
好きな人にプレゼントをあげる時はどんな気持ちでしょう?
電車で席をゆずってあげたことはありませんか?
落し物を拾ってあげたことはありませんか?
その時どんな感じがしたでしょうか・・・。
その時に感じたことが「あげる・してあげる幸せ」です。
あげる・してあげる幸せは「奉仕・貢献の喜び」なんです。

鍵山さんは三つ目の「あげる・してあげる幸せ」が最も大切であるとお話されました。
「あげる・してあげることを幸せ(喜び)と思えるようになりましょう」と。
お話を聞いて「なるほど!」と感銘を受けました。
それから機会があればこの言葉を人に伝えたりしています。

「箱」から出るには「あげる・してあげることを幸せ(喜び)と思うこと」なのです。

『三つの幸せ』にはもっと深い続きがあります。
でも、今回はここまでで。
続きは次回にさせていただきますね。