日本海 香住のキンギョハナダイの行方は？

10月16日の香住　水温21.8度　透明度10M

今日いつものキンギョハナダイの巣穴に行ってみると、
極端な低潮で水位が下がり、巣穴が完全に陸にでてしまっていました。

周囲を丹念に探しても姿は見当たらず・・・

重苦しい雰囲気（私だけ）の中、ダイビングスタートした中盤、
ナラザキ一押しのポイント「ミニカエル岩」で
なんとあのキンギョハナダイが
ソラスズメダイに交じって元気に泳いでいるではありませんか！

日本海　香住のキンギョハナダイ成長中

※板さん撮影

当然、キンギョハナダイがいる海ではありませんので
ずっと私たちが観察してきたあの個体で間違いありません。

「見て見て！こんなにたくさんの友達ができたんだよ！」

というセリフが私の脳内で再生され、マスク内が涙で一杯になりました。

あの巣穴から距離にして約100M。

1匹だけでよくぞ仲間の元にたどり着いたものだと感動しました。

自然の生き物の生命力の強さを改めて感じることができて
もうこの一言につきます。

「ダイビングやっててよかった！」

まだまだこれから環境や水温、外敵との攻防は続きますが最後の日まで
定点観察し続けたいと思います。


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