すみれの乳がん日記

2008年8月に温存手術した乳がんのリアルタイム記録。「退院時何を着て帰れるの?」そんなことが書いてあるよ。

補完代替医療という方法

2013-01-08 09:16:21 | 乳がん温存術後
私の場合はストイックな補完代替医療を選択しているわけではありませんが、

考えてみたら、私の術後の歩みは
ゆるーく補完代替医療とともにあったんじゃないか・・・と思うので、
今日は、そのことをちょっと書いてみようかと思います。

うまくまとまるかどうかわかりませんが・・・

プロフィールにあるように、
私は、
ステージ1 T1bN0M0 HER2- で、
円状切除(乳房温存)
放射線
ホルモン治療中(タモキシフェンのみ)
術後4年4カ月め
という乳がん患者です。

手術当時の2008年頃のザンクトガレンでは
ホルモン療法には、
おなかの注射も含まれていましたが、
その治療はしていません。
服用している薬も、閉経して1年半?2年半?以上たつのに、
いまだに、ノルバデックスのみです。
このままアリミデックスには移行せず、
丸5年までいく計画となっています。

標準治療をしていないことについては、
手術当時、まだこともが小さかったこともあり、
ゾラデックスやリュープリンの注射によって、
体調が悪くなってしまうことへの恐れから、
ゆる~く難色をしめしていたら、
そのまま、無しとなってしまいました。

当時は、
私と同じステージでも、
「全摘して、フルセットの治療をした」
とか、
「温存で、断端陰性だったけれど、ホルモン注射のみならず、自分の意思で抗がん剤治療もうけた」
などという話を聞いたり、
初期治療で標準治療をしなかった先輩方の再発や転移のブログを読んだり、
ステージが高かったけれど、同病で同級生がなくなったり・・・
と・・・
本当にその治療でいいのか??と
不安になりつつの選択でした。

まあ、実際のところ、
家計とのかねあい・・・というのも大きな要素で・・・
注射を受けることによって、
私の主治医はゾラデックスを使うということで、
月に1万が2年間・・・とかって考えると、
二の足をふんでしまった・・・というのもありました。

そして、ホルモン注射をしなかった最大の理由は、
自分の中に化学的治療への疑問があった・・・というのもあったと思います。

といっても、
手術を拒否して、
温熱療法一本で・・・とか、
某ワクチンのみで・・・とか、
有名な代替医療の病院に入って・・・とか、
そういうストイックな気持ちはなくて、

化学療法と、並行して行けるゆるい道はないかな~?
となんとなく考えていただけだったのですが・・・

代替医療にもいろいろあると思いますが、
私は、何か補助食品を摂ることで、
サポートしていける道があるんじゃないか・・・と思っていて、

前の記事にも書いたかもしれませんが、
乳がん雑誌や、
いくつか参加した一般向けの学会のようなもののスポンサー企業のサンプル商品などから、

キノコ系のものがいいんじゃないか・・・

と、思いいたっていたのです。

傷の治りが遅くて、
なかなか放射線が始められない頃・・・

友人が紹介してくれたのが、
ウイングというところが出している、AHCCでした。
AHCCについての詳しい内容は、製造元のアミノアップ化学のHPやウィキべディアをみていただくのが一番だと思いますが、

しいたけの坦子菌の抽出物である。
というところから、
摂ってみることにしたのです。

当時ウイングからは、
1gいりの細粒タイプのものが2種類出ており、
AHCCだけのタイプ
大豆イソフラボンと無臭ニンニクが配合されたタイプ
がありました。

乳がん直後ということで、
イソフラボンへの恐怖心があり、
最初のころは、
AHCC単体をとっていたのですが、
手術直後ということで、
毎日6gとるように・・・
という指導でした。

AHCCは免疫力を調整するサプリメント・・・
6g=6包を飲んでいくということは、
お財布的には、痛かったのですが、
放射線に通う頃は、
インフルエンザ真っ盛りの時期でしたから、
言われた通りにのみました。

リアルタイムの以前の記事に、
多分あれこれ書いたと思いますが、
「がん」への効果はよくわからなかったけれど、
頭痛や、胃痛、そして、膝の痛みの改善
花粉症が出ない・・・などと、
身体に変化が出てきました。

最初の半年くらいは6包をまじめにのみつづけ、
だんだん数が減っていきましたが、
それでもコンスタントに2~3包は飲んでいたと思います。

3年目検査のあとくらいからは
ドリンクタイプのものが出て、
これは、1本の中に3gのAHCCと乳酸菌が入っているというもの・・・
5倍の効き目というので、ドリンクタイプにかえました。

体調の悪いときには、1日2本のんだり、
細粒をとってみたり・・・と調整しながら、
飲み続けて今に至っています。

薬で閉経させることによる
更年期障害も
それほど強烈ではありませんでした。

健康体の人でも、1日1包のむとよい・・・というおすすめがありますから、
がんの私は、2包3包
もしくはドリンクを毎日飲んだほうがいいんだと思いますが、
本数包数は
どんどん減ってきております。

そして、かわりに?
最初の1~2年はAHCCのみを飲んでおりましたが、

同じアミノアップ化学の
オリゴノールというライチポリフェノールも一緒にとるようになりました。

これは、ウイングで推奨するところの、
黄金のトリオ

AHCC
オリゴノール
オアシスグリーン

の中の一つで、

ライチのポリフェノールに酵素処理したヘスペリジン(冷え症改善)と酵素処理したルチン(抗酸化作用)、
L-シスチン(抗酸化作用)
ビタミンC、茶抽出物などが配合されています。

冷え症・血流改善
美容・美肌効果
身体と脳の疲労回復
内臓脂肪対策
殺ウイルス効果

などがあり、
オリゴノールの在庫がなくなって飲まないでいると、
とたんに風邪をひき、胃痛になり、体重が増えてくるので、

今では、AHCCを飲まない日があっても、
オリゴノールは欠かさない!みたいな私にとっての必需品となっております。

4年以上ゆるーく続けてきた、
補完代替サプリ・・・
化学の薬とけんかすることもなく、
私にはよい方向にいっているように思います。

AHCCについては、定期的に勉強会も開かれていて、
最新の情報を比較的早い段階で知ることができます。
医学書も出ています。
エビデンスがあるサプリメント
というのは、珍しいのではないでしょうか?

世界のいろいろな地域の
有名大学でも研究されていて、

がんに対してだけでなく、
糖尿病や肝臓病などの生活習慣病全般に
効果をあげているという発表があるようです。

私は、主治医には、
AHCCの話しはしていませんが、
私がかかっている病院でも研究されているようです。

AHCCオリゴノールともに、
アミノアップ化学の製品が
一般市場に販売されているようですが、
処方は、少し異なるようです。







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