たつや日進月歩

私に影響を与え、成長させてくれる映画や本や食事、その他諸々に感謝しながら、記憶と記録に残したいと思います。

壬生義士伝 (浅田次郎)

2008-11-16 19:17:00 | 読書感想文
壬生義士伝(上・下)を読んだ。映画化もされた有名な小説でしたが、

「昔読んだかな~」って思って手に取りませんでした。たまたまブックオフ

で100円セールで見つけて「二度読んでも良いか」と購入しました。

結局初めて読んだのがすぐわかりました。主人公は吉村貫一郎という

南部藩(今の青森県)を脱藩して新撰組に入隊した人物。鬼貫と呼ばれた

新撰組きっての剣の達人の話。実際にいた人物のようですが、記録がまったく

もってほとんどなく、作者による想像のようです。

吉村の新鮮組での同僚や、身内などの取材形式で話が進んでいくのですが

最後は涙なしには読めませんでした。

京都で鬼と呼ばれるほど不逞浪士を切りながら、一方で故郷への思いが

現れており、非常に面白かった。

自分の子供や妻への家族愛、故郷への思い、友情というありがちな事がテーマでし

たが、すごく共感できる部分が数多くありました。

家族を守るために自分の気持ちを殺して人をあやめていった吉村と、藩を守るため

幼馴染であり竹馬の友である吉村を殺さざるを得なかった話。

私達も社会で働く中で、様々な人、その場、時によって守るべきものがあり、

それによってしたくも無い判断、行動をせざる得ないことがあると思います。

会社のルールを守るために自分の同僚を処分する・・・泣いて馬植を切ること

、もちろん処分だけではないですが、同様の苦渋の判断があると思います。

その判断をすることの大切さ、正しさ(?)が私は読めとれました。また、その点

で多く共感できました。
















豊前市の山田城を訪ねました

2008-11-13 00:36:13 | Weblog
今日、会社を休んで私の実家の裏山にある山田城を訪ねました。

物心がついた時から、両親や親戚に裏の山には昔お城があって・・・

山の頂上には井戸があって・・・などと聞かされて育ちました。35年

目にして初めての訪問です。

歴史家の先生も参加していて、途中に多くのことを聞かせてくれました。

山の頂上に至るところに壕が4本あって、これは敵兵を防ぐもので、こんなに

キレイに残っている遺跡は珍しい。。。どうして早く市の遺跡に指定しないのか?

とか。。。


源平の時代から、戦国時代までの間関係しているお城らしく、多くの有名な

人物が会話に出てきました。頼朝、平氏、黒田氏、宇都宮氏、木曾義仲など。


山田氏や宇都宮氏について・・など自分なりに調べてよっと




竹中式マトリックス勉強法  竹中平蔵

2008-11-12 23:52:12 | 読書感想文


日経新聞で紹介してあったので買ってみました。

自分が将来何をしたいのか?そのために長期的と短期的とでどんな勉強

をしていく必要があるのかを自分なりに決めて学習してくことが書いて

いました。

このフレームは参考になるかな・・・。

でもこの本買うまでもなかった・・・。早くブックオフに持っていこ。。

思ったこと

2008-11-07 00:34:30 | Weblog
「今は小さな会社だけど、みんなが楽しく厳しく結果がだせる
この会社に勤めてよかったと思える会社にしたいんだ」って
今日は2人の社員に話をしました。

そしたら早速良いことが・・・
「私の拠点でこんな工夫をしたら、こんな良い結果が出ました!」
「これをみんなでやったら絶対良い会社になります!」
と昨日からやっている個別面談の方からすごく良い提案が・・・

ラッキーにも明日は社長会議・・・早速議題にかけて九州全部
で出来たら面白いなぁ

ぜひ実行させて活気ある、やる気ある艦船にするぞっと

「即戦力の人心術」を読んで思ったこと

2008-11-03 17:39:59 | 今日の出来事
「指導者の条件」松下幸之助の本にこんな内容がありました。

安藤直次(徳川家康の部下)のところに自分の部下が「これはどうですか?」と意見を持ってきた。でも、彼はいつも「だめ」もしくは「オッケー」としか言わなかった。土井利勝が「なぜ「駄目」としか言わない?」「ここは駄目だから、こうして、ああやりなさい」といえばもっと仕事がはかどるだろうに?」と・・・。

それに対して安藤はこう言いました「それでは自主的に考える人材が育たない。私がいないと駄目な、自分で考えない部下しか育たない。」と。

何でも細かく厳しく言う口うるさい上司はある意味優しい上司、そうでない上司はある意味厳しい上司でもあるなと思います。

この話はさっきの本と繋がるな~。

ちょっと思ったのでメモ代わりで投稿しました。

即戦力の人心術 マイケル・アブラショフ

2008-11-03 17:27:30 | 読書感想文
即戦力の人心術」を読みました。




うちの会社の社長から課長6人に読むようにと言われたものです。本屋さん10件近 く回ったけど見つからず・・・インターネットでも売り切れ御免・・・11件目でや っと小倉の岩田屋で見つけました。別の課長も10件ぐらい回って見つけたみた い・・・これだけ無いと探すのが楽しくなりました。 作者は元アメリカ海軍の一隻の軍艦の艦長。米軍一の最低の評価をされていた軍艦 の艦長を任され、2年の任期の中で米軍一最高の評価の軍艦に育て上げた経験をも つ現在経営コンサルタントの人です。 すべてをトップダウンではなく、現場からのボトムアップされた意見をもとにトッ プダウンに経営を行っていく。コミュニケーションを通じて部下と信頼関係とつく り、部下が自主的に艦(組織)の運営を行っていくことが書かれていました。 艦長といえども組織の一員、中間管理職です。私と一緒かな・・・。と思い共感で きる部分はたくさんありました。  私達課長は現在5人~12人の直属の部下(マネージャー)とその下に200人近くの従 業員がいます。彼らのやる気を上げ、自主的な組織にし、結果を出していく方法が 書いていましたが、私がすぐ出来ることとして以下がありました。 明日からやってみよ・・・。 ・すべての従業員と面談して、その人の背景を聞き、会社が良くなる方法が何かないかを聞く。(どんな人物) ・良いことはすぐ実行に移す。 ・私の思い描く会社にするためにその人たちの協力が必要だということを改めて話をする。 ・信じる。 ・組織が団結力を持つイベントを取り入れる(これは得意か・・・) かな・・・。 こういう自己開発書に共通することは「すぐやってみる」事!駄目なら別の方法を やれば良い。。。