壬生義士伝(上・下)を読んだ。映画化もされた有名な小説でしたが、
「昔読んだかな~」って思って手に取りませんでした。たまたまブックオフ
で100円セールで見つけて「二度読んでも良いか」と購入しました。
結局初めて読んだのがすぐわかりました。主人公は吉村貫一郎という
南部藩(今の青森県)を脱藩して新撰組に入隊した人物。鬼貫と呼ばれた
新撰組きっての剣の達人の話。実際にいた人物のようですが、記録がまったく
もってほとんどなく、作者による想像のようです。
吉村の新鮮組での同僚や、身内などの取材形式で話が進んでいくのですが
最後は涙なしには読めませんでした。
京都で鬼と呼ばれるほど不逞浪士を切りながら、一方で故郷への思いが
現れており、非常に面白かった。
自分の子供や妻への家族愛、故郷への思い、友情というありがちな事がテーマでし
たが、すごく共感できる部分が数多くありました。
家族を守るために自分の気持ちを殺して人をあやめていった吉村と、藩を守るため
幼馴染であり竹馬の友である吉村を殺さざるを得なかった話。
私達も社会で働く中で、様々な人、その場、時によって守るべきものがあり、
それによってしたくも無い判断、行動をせざる得ないことがあると思います。
会社のルールを守るために自分の同僚を処分する・・・泣いて馬植を切ること
、もちろん処分だけではないですが、同様の苦渋の判断があると思います。
その判断をすることの大切さ、正しさ(?)が私は読めとれました。また、その点
で多く共感できました。
「昔読んだかな~」って思って手に取りませんでした。たまたまブックオフ
で100円セールで見つけて「二度読んでも良いか」と購入しました。
結局初めて読んだのがすぐわかりました。主人公は吉村貫一郎という
南部藩(今の青森県)を脱藩して新撰組に入隊した人物。鬼貫と呼ばれた
新撰組きっての剣の達人の話。実際にいた人物のようですが、記録がまったく
もってほとんどなく、作者による想像のようです。
吉村の新鮮組での同僚や、身内などの取材形式で話が進んでいくのですが
最後は涙なしには読めませんでした。
京都で鬼と呼ばれるほど不逞浪士を切りながら、一方で故郷への思いが
現れており、非常に面白かった。
自分の子供や妻への家族愛、故郷への思い、友情というありがちな事がテーマでし
たが、すごく共感できる部分が数多くありました。
家族を守るために自分の気持ちを殺して人をあやめていった吉村と、藩を守るため
幼馴染であり竹馬の友である吉村を殺さざるを得なかった話。
私達も社会で働く中で、様々な人、その場、時によって守るべきものがあり、
それによってしたくも無い判断、行動をせざる得ないことがあると思います。
会社のルールを守るために自分の同僚を処分する・・・泣いて馬植を切ること
、もちろん処分だけではないですが、同様の苦渋の判断があると思います。
その判断をすることの大切さ、正しさ(?)が私は読めとれました。また、その点
で多く共感できました。