秋の大山国立公園③ ホソバノヤマハハコ:細葉の山母子 2007-11-05 07:11:12 | 植物観察1日1題 大山鏡ケ成の象山(1085m)の頂上の岩場にひっそりと咲いていたのがホソバノヤマハハコ:細葉の山母子(キク科ヤマハハコ属)です。 日あたりのよい山地の草原に生える多年草で、地下茎がのびてふえます。母種のヤマハハコよりやや小型で葉が細くて幅は2~6mmの線状披針形です。葉の裏面に綿毛を密生し白色を呈します。 頭花は枝先に散房状に多数つき、総苞は球形、総苞片は乾いた膜質で光沢があり白い花びら状になります。 東日本に見られるヤマハハコに対し、こちらは西日本型といわれています。