新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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メグスリノキ:目薬の木(眼を洗われるピンクの紅葉)

2005-12-08 06:33:41 | 植物観察1日1題
万博公園の空中回廊ソラードからもみじ谷の辺を見下ろすと、あたり一面紅葉の中に、ここだけピンクに色づいた葉とつけた数本の木が見えたはずです。メグスリノキ:目薬の木(カエデ科カエデ属)は、日本のカエデ属の中では珍しく複葉で、3枚の小葉からなります。この変わった名前は、れっきとした標準和名で、樹皮を煎じて洗眼薬ととして用いられたことから来ています。いまでも樹皮や葉を乾燥したものが目薬(の木)として、地方の土産物屋で売っているそうです。
ピンク色に紅葉する独特の色合いと、3枚セットになった葉で、秋の季節なら見分けやすい木といえるでしょう。
チョウジャノキという別名もあります。誰か目薬で大もうけしたのかとも思いますが、本ではその由来は不詳とありました。
(お断り:あす9日は、留守をするので休載します)