有志による吹田市議会報告会

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平成27年度企業決算審査特別委員会

2016年10月13日 | メンバー記事

お世話になります、今週担当の足立将一です。

10月の吹田市議会は決算審査の時期です。
9月定例会中に昨年度(平成27年度)の決算資料が配布され
それをもとに特別委員会を設置して審査を行います。

 

吹田市の会計は一般会計と特別会計と企業会計という3つの種類に分かれていて
一般会計は高齢者・障がい者・子育て支援をはじめとした福祉や
幼稚園・小学校・中学校の教育
道路や公園・文化・公務員の給料や公共施設など
一般的な公共サービスを皆さんに納めていただいている税金で行う事業になります。
27年度は1243億3644万3560円 

 

特別会計はそれとは別に独自で収入があるなど一定独立した事業になります。
例えば国民健康保険450億円規模
後期高齢者医療保険46億円規模
介護保険230億円規模
下水道事業110億円規模などがあります。
ほかにもありますが
詳しく知りたい方はこちら

 

さて、一般会計と特別会計のほかに企業会計というものがあり
これは税金や保険料ではなく料金収入によって維持される市の事業で
例えば上下水道や病院、市営バスなどで
特に市で定めたものがこれにあたり
うちでは水道事業のみが公営企業会計となっています。

 

さて、決算では議会で可決した予算の執行において
各事業が効率的に行われているか、納得できる形で税金が使われているかを
質疑を通じて確認していくのですが、
決算審査はこんな風景 

 

 

審査の内容は各委員のブログで公開されていると思うので
(私はまだアップできておりませんが…)
問題意識等も異なりますからそちらをご参照ください。 

 

水道事業の場合は40名弱の職員が10名の委員の質問に答えてくださいます。
来週から始まる一般会計決算審査は職員の数がもっと増えます。

 

個人的には決算審査は議員の仕事の中でも花形だと思っていて
かなり勉強が必要となりますが、各事業について予算のときよりも細かく議論ができます。

 

よりよい税の使われ方がなされるよう
議員はよりよい質問をできるよう常にレベルアップを心がける必要があります。
なお今回の水道事業会計の決算は全会一致で承認となりました。