goo blog サービス終了のお知らせ 

取越苦労になりますように!

子宮頸がん患者となった私。その記録と日常生活について書いていきます。

術前検査の結果と手術説明

2009-03-30 14:19:46 | 入院まで
術前検査から1週間後、受診。
特に問題ないとのこと。

手術方法について説明を受ける。
入院は2泊3日。
全身麻酔で、麻酔導入から覚醒までは1時間半。
手術自体は、15分程だそう。

手術は身内が必要って事だったので、母親に来てもらうことにする。

術後は、日常生活は特に問題ないって~。
良かった~。

あと、5日後に手術だ~。

紹介された病院へ

2009-03-15 02:03:13 | 入院まで
組織診の結果0期だった私。
紹介された病院に電話するも、その先生は1ヶ月待ち。

…これは、紹介書を書いてくれた先生が言ってたとおり。
その先生は人気で忙しいとの事。
だから、他の先生が貴方の担当になるだろうと前もって説明されていました。
なので、そのまま「他の先生でお願いします」と病院側に伝える。

早めに病院に行け!行け!と言われてもこんなんじゃねぇ・・・

そして、他の先生で…って簡単に言っている自分

・・・適当やーん。



どんな先生なんだろうとドキドキ。

そして診察までの1週間がとても長い。




1週間後、初来院と受診。
担当医は女医さんでした。マスクされてたから
よくわかんないけど、若そうな感じ。
丁寧に組織診の結果を説明してくれました。

内診後、また説明をしてくれたが、「見た感じ0期~浸潤かなという感じです」
って女医さん・・・

あとの説明は吹っ飛びました。かすかに残っているくらい。

あまりにも淡々と説明するものですからついていけませんでした。

でも、はっきり言ってくれるし、説明も丁寧だし、
サバサバしてるし、この先生にお願いしようと思う!
(円錐切除術でセカンドピニオンするつもりはなかったけど)



それよりも手術日ですよ。
出来るだけ早くお願いしたいんです。

はやく悪いところを取って欲しいんです。

手術日は、先生が無理やり入れてくれた2週間後に決定。
その後、そのまま手術の為の検査をしてから帰る。
(採血・X線・肺活量・尿・心電図)





癌と告知されてから、26日後に手術となる。
怒涛の1ヶ月。

手術日が決まった事で少し気持ちが楽になった。


でも先生の「見た感じ0期~浸潤」という言葉にひっかかる。
でも、最終確定診断は手術組織診断だ。

落ち込むな私。

家に帰って、担当医の専門を調べてみる。
婦人科腫瘍とかさ。でも載ってなかった。
トータルに見ているってことかしら?産科も婦人科も。

よくわからん。勉強がたりてません。

とにかく、検診もちゃんとしてきたおかげで癌が見つかり、
そして病気のことを最優先してきた一ヶ月。

最善は尽くした。

これ以上私に何ができる?
休息だ。


5年後の私へ

2009-03-09 01:52:11 | 5年後の私へ

私は、5年間はこのブログを続けようと思っています。

今日記を書いている現在から未来まで、これからもっと大変なことが起こるかもしれません。

私は、誰かの役に立っていますか?
人の命を預かり、人に寄り添う仕事を選んで後悔はしてないですか?

そんな道を選んだ私が、逆に患者になってしまいました。

震えてしまう声。眠れない日々。

人に寄り添う…なんて簡単に言っていた自分に気付くことが出来ました。



自分に関わる全ての人に幸せを!
そのために5年後の私は何ができますか?何を考えていますか?

人と人との繋がりを大切にしている私でありますように。

組織診2回目~結果~ 0期上皮内癌告知

2009-03-09 01:33:58 | 癌と診断されるまで
その日は学校が午前中で終わったが、今から病院に向かうと
予約時間までギリギリのところ。
急いで病院に走る。

待合室では、比較的若い女性達が組織診とその結果を受けに待っている。
子宮頸がんは若い人に最近増えたというが、本当なんだな~と実感。
私は20代後半だけど、私と同じくらいのひとがいる。
みんな、それぞれ不安を抱えたりしているんだろうなと考えていたら
私の順番が来た。

緊張している私。
(きっと大丈夫)心の中で祈る。

Dr「前回は中等度異型性という事だったんですが・・・」
私、「が・・」と言われた時点で(もう終わった・・)と思う。
Dr「貴方の場合、中等度異型性から半年後に0期の上皮内癌になっているんです。」

突然の癌告知に頭が真っ白に…

結果が0期ということですか?
(あ~・・・・)何も考えられない。

Drは話を続ける。
「すぐに円錐切除ができる病院を受診してください。金曜日は?行ける?すぐ行ってください。」

告知したDrは、私が「有難う御座いました」と言って席を立ってから
部屋を出て行く姿を最後まで見つめている。
分かりやすいんですよ、先生。そんなに心配しているの?
そんなに危ないの?


帰り道、中等度異型性から半年後に0期かぃ!
と、一人で怒りに似たような感情が沸々と。

そして、混乱。

どーなってんの?

だって、私まだ20代未婚だしさ。

子宮を取るわけにもいかないよ。

というか、それより命の方が大事だな。

本当に助かるの?

だって半年後に0期だよ?

組織診だって信用ならない。本当は浸潤してるかもよ?

これからもっと勉強して大学院行くって目標があったんだよ…。


家に帰って、円錐切除術の情報を収集&闘病記のブログを読みあさる。

家族に言わなくちゃ…
一番の信頼を寄せる姉に電話。
震える声で話す。これからしばらくは姉に頼ることになりそう。
ごめんね、お姉ちゃん。ありがとう。




組織診2回目

2009-03-09 01:20:02 | 癌と診断されるまで
半年振りの組織診。

相変わらずクールで言葉少なげな先生。

カーテン越しに先生は
「今日の検査の結果が前回と変わらないようならウイルス検査をしましょう」
と話す。組織診は淡々と進められ、今回もまたまったく痛くない。

「また、出血が多いな~。今日の患者さんはみんな多いな~。」
なんて話している。

処置が終わり診察室に戻る。
また、膣部の写真を先生と一緒に見る。

半年前とちがう・・・
白くなってるところは変わりないけど・・・
なんだこれ?
ちょっと、ピンクのぶつぶつしたものが移っている・・・

(やばい、やばい)心の中で思う。

先生は、「ここの部分コンジローマかな?もしそうだったら焼き付けなくちゃ駄目だよ。でも、まだ決まったわけじゃないから検査に出してみます。」

私「はい・・・」

心の中は、え~って驚き。
でもコンジローマのことは家に帰っても調べなかった。
自分でもわからないけど、そうじゃない気がしてた。

もしかしたら癌かも・・という気持ちと
前回が中度異型性たっだからまだ癌にはなっていないははず
と思う気持ちが交錯している。

一週間後の検査まで不安な毎日を送る。