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【フラガー】フラガール鑑賞記Vol.1/スパリゾート・ハワイアン

2006年10月02日 | Hula Girls
フラガールを観て色々と考えることがあったので、一つずつ書いて行きたいと思っております。まずは、これ。ネタバレ無しです。

舞台となった『スパリゾート・ハワイアンズ』について。

関西人の私にとって、ここを初めて知ったのは当時通勤に使っていた京葉線の東京駅の壁広告。正直な感想は、「これだけハワイが身近な時代に、なぜにハワイアン?」という不思議感でした。

ご存知の通り、バブル期に日本全国に作られたテーマパークの数々。事業経営の素人である第三セクターがやっているものも多く、特に海外都市をテーマにしたものは海外旅行が身近になったこともあり、計画を遥かに下回る集客しか出来ず、その多くがバブルの泡と消えたわけです(少し古いレポートですが、ここにある通り大半のテーマパークが経営不振で、実際、その後、倒産も相次ぎました)。ジブリの映画「千と千尋の神隠し」も正にその跡地が舞台ですよね。

スパリゾート・ハワイアンの前身である旧・常磐ハワイアンセンターも、埋蔵量が枯渇しつつあった石炭鉱山の傍にて解雇された従業員の再雇用を目的として作られて、当初は上手くスタートしたものの、やがて人々から飽きられ、ダメダメ・テーマパークの典型にんっていたらしいです。それが1990年に全面リニューアルし、現在の温泉を中心とした内容に上手く業態変換して、生き残っているわけです。宿泊客には、「無料送迎バス」とかもあり、平日から結構賑わっているようですね。アド街でも特集してましたり、地方マニアのゑびすやも興味津々でしたので、落ち着いたら、一度、行ってみようとも思っております。

 ・スパリゾート・ハワイアン(Wikipedia)
 ・スパリゾートハワイアンズ 福島県いわき市 (中日新聞06年3月31日付)
 ・アド街ック天国 常磐ハワイ(06年1月21日放送)

フラガールの舞台は、そんな常磐ハワイアンセンターなわけです。よし、予習完了。

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