世界の中の日本ブログ

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【フラガー】フラガール鑑賞記Vol.6/韓流

2006年10月08日 | Hula Girls
フラガール、まだ続いてたのか。

これはネタバレ無しですが、ずっと気になっていたのが、「この映画を、何故シネカノンが制作したのか」ということ。しかも監督は韓国人の李相日氏。

前述の通り、旧スパリゾートハワイアンの設立秘話は、正に奇跡の成功物語だと少なくとも東京周辺に住む人には十分に認知されているわけだし、しかも石炭鉱山の繁栄と閉鎖の歴史は、正に日本固有のテーマ(勿論、英国等、同様の問題を持つ国もありますが)。なぜ、今まで日本の映画製作会社が映画化を検討しなかったかが不思議です。韓国人がどーだとかでは全く無く、こんな日本らしいテーマの話は、ハリウッドやシネカノンではなく、「日本の映画会社が目を作って作って欲しかった」と言う思いでした。

そんな意味の無い先入観はありましたが、映画の後に出てくるクレジットを見ると監督以外の製作メンバーの大半は日本人スタッフでしたし、監督や製作総指揮をする李鳳宇さんも日本で生まれ育った人で、日本のことをよく知る人のようでした。又、シネカノンは李鳳宇さんが作った会社のようですが、日本にある企業でした。
思いっきり誤解していたようです。

いい映画であれば誰が作ろうが関係ない。当たり前のことですが、改めて感じました。

そういえば、今一番売れてる沢尻エリカの出世作でもある『パッチギ』も、シネカノンでしたね。これも、「日韓問題」をテーマにしている振りをして、「ベタな恋愛映画」というオチで、好きな映画でした。

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