フラガール、更に続きます。
色々考えた1点目。【人生の選択肢】について。
~~~ネタバレ有りなので、まだ観ていない人はご注意下さい~~~
一番初めのシーン。
主人公である蒼井優(以下、キミコ)の友人(以下、友人)が必死にダンサー募集のポスターにじっと食い入っている。そして、シーンが移り、炭鉱のボタ山の上で、キミコに「ダンサーをやりたい」ことを打明ける。
友人曰く、「こんなに手が黒く塗れた18歳はいない」「この生活から抜出るチャンスだ」と。彼女達にとっては、今まではたった一つしかなかった人生の選択肢。キミコの母親(キミ母)も、最後の方で、キミコのダンスを見た後にストーブを集める際に言っていた。「今まで、鉱山での生活しか知らなかったが、それ以外もあるんだな」「そんな子供達の夢を、木枯らし如きで潰させたくない」と。
私にとっては、映画ってのは、所詮、自分自身のことに勝手に投影した上での感情移入をする為の世界。「自分やったら、どう思うんやろ」という場面を考える為の手段。
人生の道を、自分で探す。そして、自分で選ぶ。それは私にとっては、極めて重要なことであり、今後もこわだって行きたいと考えていることでもある。
この映画を見て、自分に選択肢を与えてくれた親に感謝したいと素直に思い、そして、自分が将来、誰かの親になった場合に、常々選択肢は用意したいと思っているので、それは必ず実施しようとも。
ただ、ここで出てきたキミ母のような考えを自分も持つんじゃないかな、という不安があるわけで。
例えば、子供が大学生や社会人の時にダンスを習いに単身アメリカに渡ると言い出したら、応援して送り出してやりたいし金銭的な支援もしたいが、同じシチュエーションで中学生だった場合には、躊躇するんじゃないだろうか。「まだ、早いのでは?」と。
「自由」と「責任」との範囲。キミ母は、「人前で尻振り踊りをするために、高校まで行かせているわけじゃない!」と怒っていた。当時の発想なら当たり前の考えで、今でも通用したりもするわけで。
今後の世の中は、益々価値観は多様化するだろうし、その時に、自分が子供が行う人生の決断に対して、ちゃんとした判断を出来るのかどうか。
気が早い話ですが、考えたら少し心配でもあります。子供は親の所要物では決して無い。ただ、一方で親には子供が間違った道に行かないように、教え、引きずり戻す責任も。
フラガールを観て、ふと勝手に考えてました。
色々考えた1点目。【人生の選択肢】について。
~~~ネタバレ有りなので、まだ観ていない人はご注意下さい~~~
一番初めのシーン。
主人公である蒼井優(以下、キミコ)の友人(以下、友人)が必死にダンサー募集のポスターにじっと食い入っている。そして、シーンが移り、炭鉱のボタ山の上で、キミコに「ダンサーをやりたい」ことを打明ける。
友人曰く、「こんなに手が黒く塗れた18歳はいない」「この生活から抜出るチャンスだ」と。彼女達にとっては、今まではたった一つしかなかった人生の選択肢。キミコの母親(キミ母)も、最後の方で、キミコのダンスを見た後にストーブを集める際に言っていた。「今まで、鉱山での生活しか知らなかったが、それ以外もあるんだな」「そんな子供達の夢を、木枯らし如きで潰させたくない」と。
私にとっては、映画ってのは、所詮、自分自身のことに勝手に投影した上での感情移入をする為の世界。「自分やったら、どう思うんやろ」という場面を考える為の手段。
人生の道を、自分で探す。そして、自分で選ぶ。それは私にとっては、極めて重要なことであり、今後もこわだって行きたいと考えていることでもある。
この映画を見て、自分に選択肢を与えてくれた親に感謝したいと素直に思い、そして、自分が将来、誰かの親になった場合に、常々選択肢は用意したいと思っているので、それは必ず実施しようとも。
ただ、ここで出てきたキミ母のような考えを自分も持つんじゃないかな、という不安があるわけで。
例えば、子供が大学生や社会人の時にダンスを習いに単身アメリカに渡ると言い出したら、応援して送り出してやりたいし金銭的な支援もしたいが、同じシチュエーションで中学生だった場合には、躊躇するんじゃないだろうか。「まだ、早いのでは?」と。
「自由」と「責任」との範囲。キミ母は、「人前で尻振り踊りをするために、高校まで行かせているわけじゃない!」と怒っていた。当時の発想なら当たり前の考えで、今でも通用したりもするわけで。
今後の世の中は、益々価値観は多様化するだろうし、その時に、自分が子供が行う人生の決断に対して、ちゃんとした判断を出来るのかどうか。
気が早い話ですが、考えたら少し心配でもあります。子供は親の所要物では決して無い。ただ、一方で親には子供が間違った道に行かないように、教え、引きずり戻す責任も。
フラガールを観て、ふと勝手に考えてました。
それからMizさんの子育て問題、かなり興味深いです。
私は、親が子供の生き方にあれこれ口を挟んでも良いと思います。
その中で子供が自ら考え、親と話し合い、導き出した答えを
親が受け止めれば良いのではないでしょうか?
もちろんケンカするかもしれません。
理解できない場合もあります。
でも、いつか子供はMizさんのように、気づく時がくると思います。
選択肢を与えてくれる両親の有り難さを…。
子供を持たない私が何言ってんだって感じですが(笑)。
って映画がある。
舞台は英国の炭坑場、主人公はバレイを目指す少年。
そして断固として許さない父親。
この映画も良かったねぇ。
同じく単純なストーリーではあるが、だからこそ
感情移入し易いという面もあるので、レンタルビデオ屋で「何借りようか」と迷った際にどうぞ。
この映画大好きなんですよねー。
ストーリーはもちろん、音楽、映像の編集すらも芸術的です。
かなりオススメですよ。
コメンテタリーだったかな? 特典映像も見応えありです。
勿論、辟易させる程、口は挟むつもりやけどね。笑
ただ、最後の最後で譲るかどうかって話やね。
リトルダンサーも今度観てみよっと、。