のらさんのうだうだ日和

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「髪からはじまる物語」の話

2005年07月25日 17時55分28秒 | 邦画

カテゴリーは邦画になっていますが、この「髪からはじまる物語」は元々、KOSE COSMEPORTのサイトで配信されていたWEBネットムービーで商品(salon style)購入者を対象としたものです。私がsalon styleを買う筈も無く、しょうがないのでDVDを購入しました。だって、しょうがないじゃな~い!!



第1話:復讐劇
ある日、妻弘子(奥貫薫)は夫洋次(津田寛治)の車の助手席で自分のものでは無い長い髪の毛を見つけます。妻はその綺麗な髪の毛を見て見返そうと考える。
第2話:あこがれ
戦時中の温泉旅館で髪の長い女性小町(柴咲コウ)にほのかな恋心を寄せる少年松吉(米谷真一)。
第3話:懺悔
神父(山崎一)は、亡くなった信者の娘(矢口聖来)を引取り育てていた。神父は娘の髪に異常な執着を持つ。そんなある日、協会の懺悔室に酒場の女(柴咲コウ)がやってくる。


1話目の「復讐劇」は現代の家庭で浮気をする夫とそれに気が付いてしまった妻の話です。結構、気を使って撮っているのが分かります。女性の視点から見た美しい髪がテーマなのでしょう!

2話目の「あこがれ」は白黒のフィルムっぽく加工して作成。重要な場面でカラーになったり、一部色付きだったりと手を加えています。少年の心情を映し出している。無垢な少年から見た女性の髪を、またはまだ日本男児や大和撫子が存在していた頃の髪というものをテーマにしてくるのだろう!

3話目の「懺悔」は教会という洋風の中に神父の異常心理(正常か?)を描いている。髪の毛というものは長ければ長い程、その女性と共に有り、男性から見た長く美しい髪の毛に抱く不埒な欲望みたいなものを表したいのでしょうか?

全ての作品に柴咲コウが出演しています。共通するのは髪の長い美しい女性の役で。ただし主役ではありません、キーパーソンとして登場します。

正直に言って3話ともに面白いとは言えません。もっとメリハリのはっきりした話を核に作ったほうが良かったのではないでしょうか?

評価(60点):
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