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「黄泉がえり」の話

2005年09月21日 16時59分21秒 | 邦画
黄泉がえり」は、所蔵しているDVDの中でもっとも好きな映画の一つです。

黄泉がえり TDV-2728D
黄泉がえり TDV-2728D

あらすじ
九州は阿蘇地方で死んだ人間が生きている姿そのままで帰ってくるという現象が起きる。厚生労働省から派遣された川田平太(草剛)は、仕事の合間に故郷の幼馴染である橘葵(竹内結子)に会いに行きます。葵は海で亡くなった平太の親友で恋人だった俊介の事を今も忘れられずにいた。
黄泉がえりとかつての家族友人の間で様々な事が起こる中、平太達の調査で黄泉がえりにはいくつかの条件がある事が判明する。


初めて観た時、良く出来た映画だと感じました。黄泉がえりと生きている親兄弟恋人との葛藤。あるものは帰ってきた事を喜ばれ、あるものは疎まれる。だが、必ず1人は心に思っている人がいて、その人の下に帰ってくるのです。
黄泉がえりの不思議と色々な形での再会を前半の見所とするなら、後半は平太と葵のラブストーリーが主軸となります。
最初、葵を後部座席に乗せた車がカーブにさしかかったのを観た時、落ちがバレたと思ってしまいました。しかし、それは割と早い段階でバラされ、ストーリーはその後も続いていきました。あくまでラブストーリーでミステリーではなかった。私は勘違いをしていたんですね。
後半、RUI(柴咲コウ)がライブで歌う「月のしずく」、それが見事にハマっていて気分を盛り上げます。

「私は平太に会いたいの!」
葵の言葉にも勝手に間違った方向へ突っ走る平太に本当にイライラしたのを覚えています。そして最後に葵を抱きしめられなかった平太の思いを考えると何とも切ない気持ちになります。最後のその後のナレーションが救いです。当時、久しぶりに感情移入できた作品でした。

評価(100点):

黄泉がえり スタンダード・エディション TDV-15369D
黄泉がえり スタンダード・エディション TDV-15369D

追記:オイラその後、柴咲コウのアルバム」や番外編の短編が載っている文庫本も「黄泉びと知らず」も買ってしまいました。

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