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老年

満69歳になった。間違いなく老年であるが諦めがつかない。

コンピュータのプログラム

2006-01-18 22:23:33 | Weblog

ある大口の顧客から本の注文は、データベースに保存した内容をテキストファイルにして送るから海外発注して入荷した本のデータをテキストファイルにして送り返すという方式にして欲しいという要望があった。今週のはじめからプログラムを作っていた。今日ようやく目鼻がついた。年寄りの頭の体操でボケ防止に役立つだろう。

MicrosoftのSQL Server 2000をバックエンドにACCESSをフロントエンドにした業務システムをつくり運営しているが、昔のことを考えると夢のようだ。以前は富士通のオフコンなるものでプログラム言語はコボルだった。価格は高いし、処理能力は今の何100分の1である。しかもプログラム作りは環境の定義から始めるのだから完成までに長い時間を必要とした。今は、上記のプログラムでも2-3日で仕上げることが出来るし、きめ細かい処理が可能である。ときどき思うのだが、儲けのためであるし値段はけっして安くないにしてもMicrosoftは偉大であったと思う。コンピュータを大衆のレベルまで引き下げてくれた。ただ、坂村健氏によれば「日本でもその類のコンピュータとシステムが作られていたがアメリカの圧力で遅れをとった」ということであるから、無念の思いはあるものの機が熟していたというべきなのだろう。いずれにせよ何の資格ももたず講習会にも行ったことのない、下手の横好きの自分でも一応疎漏のないプログラムができるのだから大した技術革新といえるのだろう。

昼休みに藤原肇の続きを読んだ。「資本主義」、「公共善」(コモン・グッド)などの言葉を知った。興味深い本である。



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