埼玉県川口市いじめ撲滅情報

埼玉県川口市の学校におけるいじめ撲滅のための情報発信

死んだ本人の気持ちは

2007年09月19日 09時28分24秒 | Weblog
 ご遺族、当事者のご家族には、「そっとしておいて欲しい」というお気持ちがあるとも推測される。しかし、そっとしておく結果、原因の究明がなされなければ、再び悲劇が生まれる。それは、亡くなった方が望まれることではないだろう。

両校及び川口市教育委員会の社会的責任

2007年09月19日 09時02分32秒 | Weblog
 下記両校及び川口市教育委員会は、関係者のみならず、広く社会に対して、事件の全容、事件発生の原因、いじめの実態、再発防止策を示すべきである。
 何もなかったかの如く済ませることが、再び同様の悲劇をもたらす。

1、2007年9月8日の自殺未遂事件

川口市立芝東中学校
 所在地  埼玉県川口市大字伊刈550
 電話番号 048-265-3317
 校長 小田長 幹夫
 URL http://www.sch.kawaguchi.saitama.jp/shibahigashi-j/

2、2007年9月12日の自殺事件

川口市立北中学校
 所在地 埼玉県川口市大字道合364-2
 電話 048-295-1008
 校長 永井 英一
 URL http://www.sch.kawaguchi.saitama.jp/kita-j/

2000年事件の判決が、再び悲劇を生んだのでは

2007年09月18日 22時33分55秒 | Weblog
 7年前の2000年7月26日、川口市立芝中学校(関根昇校長、今村芳夫教頭=当時)の1年生大野悟君(13)が、自宅で首つり自殺していた。大野君の家族によると、自殺前日の25日、自宅の電話近くにあったメモ帳に、自分の名前と「HELP」という文字が書かれていた。大野君は入学直後から、休憩時間に教室内で同級生からたびたび殴られたり、学生服のズボンを隠されたりしていた。また、生徒手帳や眼鏡を取り上げられることもあった。机にのりが塗られるなどのいじめに、担任教諭が気付かなかったはずはなかろう。担任教諭は、適切な対応を取らなかったのである。
 自殺の翌日の7月27日、川口市教育委員会(教育長:相上興信)は、埼玉県教育局に報告したが、そこではいじめの有無については報告していなかった。ここに、川口市教育委員会の隠蔽体質が明確に示されていた。
 8月2日、関根昇校長と担任教諭らは、いじめていた同級生数人を伴って生徒の自宅を訪ね、家族に対して謝罪した(『読売新聞』2000年8月2日付朝刊)。だが、提出されたいじめの実態調査結果の報告書では、いじめの内容の記載はたった75文字だった。ようやくこの日、川口市教委は、「自殺の原因にはいじめ等が考えられる」と認め、教委内に「緊急いじめ対策委員会」を設置した。
 大野君の遺族は、「自殺は学校でのいじめが原因だった」として、川口市と同級生9人の保護者計17人を相手どり、約1億3400万円の支払いを求める損害賠償請求訴訟を起こした。だが、2005年5月18日、さいたま地裁の広田民生裁判長は、「いじめは、生徒間の悪ふざけにとどまるもので、自殺との因果関係は認められない」などとして請求を棄却した。いったい、この広田という裁判長は何を考えていたのだろうか。この判決が、川口市の教育関係者の徹底した反省を妨げる結果になった。それが、今回の悲劇を引き起こしたのではないか。

川口市教育委員会

2007年09月18日 19時26分39秒 | Weblog
川口市教育委員会は、次の5名の委員で構成
 野田康世
 永瀬昌文
 穐田照子
 吉田和男
 神山則幸
http://www.city.kawaguchi.saitama.jp/kbn/68010002/68010002.html

ブログ立ち上げに当たり

2007年09月18日 19時12分44秒 | Weblog
 埼玉県川口市で、中学生の自殺が相次いでいる。その原因であるいじめの撲滅を目指し、2007年9月18日、本ブログを急遽立ち上げた。
 2007年9月8日午後3時ごろ、川口市の中学2年の女子生徒(14)が自宅マンションの踊り場から地面に飛び降り、両足骨折などの重傷を負った。同月14日、川口市教育委員会は同市役所で記者会見し、「周辺生徒の言動の中に、結果的に女子生徒に対するいじめと認められるものがあった」ことを認めた。
 その前日の9月12日朝には、川口市神戸の川口立立北中学校1年の男子生徒(12)が、市営住宅敷地内で飛び降り自殺している。川口市役所で記者会見した永井英一同中校長は、「今の段階ではいじめの事実は聞いていないが、本当にいじめがなかったのかどうか調査をしたい」と話している。では、自殺の原因は何だったのか。後者については、まず真相の究明が求められている。前者については、いかなるいじめがあったのか、その原因は何か、学校、特に教師に問題はなかったかなど、徹底的に究明していく。