※昨日の続きです。
イメージを言葉に変換するのは、難しいです。
まぁ、気長に書いていきます。
昨日、荷物が届いた。
差出人は……あの人達。
多分、1日遅れの誕生日プレゼントだろう。
会いにもこないのに、こういう事だけはきちんとしてくれる。
それが私を苛立たせる。
いっそ何もしてくれなかったら諦めもつくだろうに・・・。
「結局はお荷物でしかないってことか」
溜め息とともにそんな言葉を吐き、包装紙を破く。
ボロボロになった隙間から、緑色の長い髪らしき絵が覗いた。
「へぇ、めずらしい事もあるものね」
あの人達が選んだプレゼントにしては気が利いている。
いつもは辞書や参考書、去年なんて絶対に私が選びそうにないフリルのついた洋服と、無駄なものばかり選ぶ人たちなのに。
明日あたり嵐がくるかも……。
そんな事を思い苦笑しつつ、箱を眺める。
最近、ネットやテレビで話題となっているらしい商品。
VOCAROID2-初音ミクー。
今の私は、気づかなかった。
ミクとの出会いが私の人生を変える一歩になるという事を。
物語は動き出す。
ささいな偶然が積み重なり、螺旋を描いていく時。
それが必然であるかのように、時計は重なり廻りだした。
イメージを言葉に変換するのは、難しいです。
まぁ、気長に書いていきます。
昨日、荷物が届いた。
差出人は……あの人達。
多分、1日遅れの誕生日プレゼントだろう。
会いにもこないのに、こういう事だけはきちんとしてくれる。
それが私を苛立たせる。
いっそ何もしてくれなかったら諦めもつくだろうに・・・。
「結局はお荷物でしかないってことか」
溜め息とともにそんな言葉を吐き、包装紙を破く。
ボロボロになった隙間から、緑色の長い髪らしき絵が覗いた。
「へぇ、めずらしい事もあるものね」
あの人達が選んだプレゼントにしては気が利いている。
いつもは辞書や参考書、去年なんて絶対に私が選びそうにないフリルのついた洋服と、無駄なものばかり選ぶ人たちなのに。
明日あたり嵐がくるかも……。
そんな事を思い苦笑しつつ、箱を眺める。
最近、ネットやテレビで話題となっているらしい商品。
VOCAROID2-初音ミクー。
今の私は、気づかなかった。
ミクとの出会いが私の人生を変える一歩になるという事を。
物語は動き出す。
ささいな偶然が積み重なり、螺旋を描いていく時。
それが必然であるかのように、時計は重なり廻りだした。