スポーツ夢ブログ

スポーツを愛して止まない私がスポーツに対する思いを綴ります。時には甘く、時には厳しく…

WJBL 開幕

2009-09-27 09:03:48 | Weblog
バスケットボール女子のWJBLが26日、東京・代々木第2体育館と愛知・スカイホール豊田で同時開幕しました。

私は代々木の開幕戦に行ってきましたが、例年通りに女子の慣例でもある、開幕戦からの強豪対決を観戦しようと、富士通―JOMO戦は最上段に立ち見が囲むほどでした。

試合前の開幕セレモニーでは日本バスケットボール協会会長で、さらにはバスケットボール女子日本リーグ機構の会長でもある『麻生太郎』氏が優勝杯の返還や挨拶に登場しました。

最初は普通の歓声や拍手程度でしたが、挨拶での第1声に、あの独特の声で、

『麻生太郎です』

と発言しただけで割れんばかりの大歓声に代々木は包まれました。

もちろん、政界の話は一切なしで、要約すると『JOMOの優勝から早くも約半年が経ち、また新たなシーズンが始まりました。この開幕戦はもちろんのこと、全国各地での試合にも皆様のお付き合いをお願い致します。また、世界選手権の出場も決め、世界選手権はもちろん、ロンドンオリンピックへと繋がる選手達の活躍にファンの皆様もご期待を願います。今年もよろしくお願いします!』と締めくくり、また、割れんばかりの大歓声に。

バスケ(特に女子)はどうしても中高生の観客が多く、代々木も例外ではありませんでしたが、その中高生からも麻生太郎氏に盛んな歓声、拍手が送られていたのは印象に残りました。

さて、試合のほうですが、まずは昨年のチャンピオンチームで、日本選手権とリーグ戦の2冠を制したJOMOがいきなり開幕黒星スタートになりました。

JOMOは長南、立川が移籍、富士通も矢野が抜け、元シャンソンの岡里明美が日本リーグ1部チームとしては史上初の日本人女性監督(ヘッドコーチ)になりました。

(外国人女性の監督・ヘッドコーチは富士通の李監督などの例がありますし、日本リーグ2部では日本人の女性監督の例もあります。しかし、1部の日本人では岡里ヘッドコーチが初)

元々、日本航空で活躍し、日本代表経験もある薮内がコーチをしている富士通ですが、いきなりヘッドコーチとして招聘されただけに、岡里采配に注目が集まりました。

しかし、タイムアウトではさすがに円陣に加わり指示を与えてはいますが、それ以外はほとんど指示らしい指示を出しませんでした。

得点をされたあとに攻撃に入るわけですが、その際に、『手で円を描く(ような仕草)』を何回か見ましたが、それだけで、男性コーチのように声を枯らして…というシーンはありませんでした。

(李監督は声を張り上げてましたが…)

で、JOMOから移籍した立川が新加入、矢野がトヨタに移り、船引まゆみが引退と入れ替わりが激しかったためか、岡里イズムがすぐに浸透し、最後はルーキーのガードさえ出す余裕もあっての富士通の圧勝と私は見ました。

今季の富士通は強いと見ました。

第2試合は3シーズンぶりのプレーオフを目指す日本航空とベテラン・若手の力が噛みあってきたアイシンAWとの対戦です。

実はどちらも僅かではありますが、休廃部の噂があったチーム同士の対戦でもありますが、それを乗り越え、存続、この新たなシーズンを迎えることが出来ました。

試合は終始、自力に勝る日本航空が序盤の接戦を抜け出し、アイシンAWに勝ちました。

アイシンAWは試合途中に小磯が鼻のあたりをケガし、大量の出血になり、以後の試合はベンチに下がりました。

試合後はバンデージをつけて出てきましたが、選手のバスには乗らず、タクシーに乗ったので病院に向かったと思われます。

得点源の選手なだけに早い復帰が待たれます。

しかし、シーズンはまだまだ開幕したばかりです。

期待してやみません。

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