
心理学。いくつもの研究を重ね学説が生まれる。
時として、残酷な研究もしなければならない。
こんにち、「親のスキンシップ」や「愛情」が子育てに大切ってよく知られてますよね。
アメリカの心理学者 アラン Sroufeによると、
Primary Caregiver(第一の主要な世話係)、
つまり、母親は子供にとって 安全基地(Safe Base)だそうです。
子供は、その「安全基地」に入り、安心することで、ストレスを発散するそうですよ。
母親に優しく抱きしめられ、育ってきた子供は、自分に自信を持てるようになるそうです。
その自信から将来成功することも多いそうな。
親の「愛情」は大切
と、心理学でも当たり前のように出てきますが、
これを知るために、あるひどい実験が行われていたのですd(`・_・´)
その実験は、僕の講義を教えてくれている先生が表情を曇らせて紹介してくれました。
実験の題材は「子供と親の愛情」
(・_・)ん? なんで? いい実験でないの?
って、お思いの方も多かろう。
でも、被験者、つまり子供たちにとっては辛いものだったらしい。
( ̄_ ̄)b実験が行われたのが、1994年のルーマニア。
そのときは、ルーマニアでは、子育てを放棄する人が多かったそうな。
生んだ子供をすぐに孤児院に送るってこともしばしばあったらしい。
被験者は、そこの孤児たち。
実験に内容はというと、
「幼児に食べ物を上げるが、一切触れない」
先生いわく、
「カゴにいれらてたハムスターのように扱われた」
らしいです。
一切の愛情を与えないってことですな(`_´;)
そして、幼児のストレスをはかるため、体内のコルチゾールっていうストレスを受けると増加する物質を量った。
で、愛情を受けなかった子供たちはどうなったか?
ストレス度を示す、コルチゾールの量は増加し、
皮膚にできものができる幼児や病気するもの、いろいろ体に異変が起き始め、
さらには、精神障害など精神的トラブルを持つ子供が多数出たそうです。
その講義の先生は、現在、子供の心理を研究中している人。
この実験を聞いてひどく傷ついたみたいです。
話をしているとき、ずっと悲しそう顔をしていました。
そして、当時、この「子供への愛情の影響の実験」に興味がある、心理学者や人類学者が多くいたそうです。
だから、仕方ないことだと・・・
誰かが調べなければ、今の知識がないわけですからね。
でも、やっぱり残酷ですよ(-_-)
その実験の結果+他のたくさんの研究、現在行われてる実験も含め、愛情の欠如がとんでもないことを引き起こすって証明したんです。
ただ子供を抱くだけ? たかが抱くだけでと思うかもしれませんが、重要なんです。
抱かれることが子供の一番のご褒美なんです。
抱かれた子供のコルチゾール値は下がったそうです。
子供は、母親や一番世話してもらってる人の腕の中で、
安心感を得て、ストレスを解消し、自分に自信を持って、厳しい社会に出て行けるです。
(;^^)厳しい社会ってのはいいすぎですけどね。子供ですし。
最初に紹介した、心理学者 アラン Sroufeは、
母親の愛情により、子供は・・・
1.自信を持ち、
2.精神病になりにくくなり、
3.学校でうまくいき、(特に数学!) ←なんだろ?
4.いい人間関係をつくる
そうです。
あなたの最愛の子はあなたの「安全基地」にいますか?
(^_^)b 大切なお子さんを抱きしめてください
1日1回↓クリッ~ク! お願いします。


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