好!(hao!)

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12月26日(金)のつぶやき

2014年12月27日 | archive

そんな五郎兵衛の思いをしっかり受け留めるかのように、花形演じる朝比奈が最初から最後まで今までにないくらい五郎兵衛に対して本当に優しくて暖かくて。だから最後のあの選択に、観ているこっちはやるせなさといたたまれなさでいっぱいになるし、芝居に対する感情の波も最高潮になるわけで。


終盤、五郎兵衛が必死の思いで朝比奈の足元にすがろうとしてすがれずに力なく手を落とす瞬間があるのだけれど、今までは力尽きて手が届かなかったかのように見えていたけど、この前は彼がすがるのを諦めまたは遠慮断念して自ら手を落としたように見えて、切なくてたまらなかった。


子分達が「心中お察し致します」と寄って来た時の追い返し方も、刃にそっと顔の半面を映して確かめた後も、地底から轟く雄叫びのような表現ではなく、手に負えない哀しみに打ちひしがれた男がそれを必死に隠さんとし、最後は一人で嗚咽する姿を、抑制の効いた芝居で見せるその技量感性ほんとすごい。


そしてあの日も座長の死に際の芝居は相変わらず確かにすごかったけれど、私はむしろそれよりもその前段階の切腹の所作と表情のまさに演劇に今年一番と言えるくらいに感動したのでした。刀を腹に刺すその瞬間、そしてその刀を横一文字に自分で斬る刺すよりも苦しくてなかなか尋常では耐えられない所業。


所謂「切腹」の介添人は切腹した本人が見苦しくなった時に首をはねる役目だと昔どこかで読んだような。あそこで自決する座長の芝居は、勿論私は切腹する人を観たことはないけれど、本当に切腹する人を間近で観なきゃならなくなった人の気分でした。お芝居なのは百も承知なのに(続)


継)それまでの気持ちの波もあるものだから、あのシーンでは「やめてやめて、もうやめてーっ!五郎兵衛が死んじゃう、死んじゃうよーっ!誰か止めて、お願い誰か彼を止めて!」…って叫びそうになるのを必死でこらえながら客席で泣きじゃくってました。お恥ずかしながら本当に。


当然そんな座長と花形の芝居を受けて最後に立ち会う子分達の嘆き悲しみの芝居もとても良くて、そしてイレギュラーにお嬢さんを演じたア太郎くんの細やかな表情やリアクションも相変わらず心憎く、本当に本当にこの前の喧嘩屋は歴史に残る名芝居だったと思います。私の中では今年ベスト。


これはあくまで私の好みですが最後に朝比奈が五郎兵衛のただれた顔半分をそっと懐紙で隠してあげるのが好きで、だから死にゆく五郎兵衛の顔が血のりで汚れるのはやっぱり芝居として好きじゃないなと、改めて感じたり。


…。随分と長くなりました。正直、もっといっぱい書きたいこともあるにはありますがもうそろそろこのくらいにしておきましょうかね。文字にして残しておきたい事はかなり書いた気がします。本当はその日その時にその気持ちを書き留めるのがこのツールの本来の使い方なんでしょうけど。


なかなか気持ちに合う言葉がみつからないことも多々あります。大好きなだけに女性週刊誌やスポーツ紙みたいな使い古された陳腐な形容はしたくないし選挙カーやティッシュ配りみたいな手法で闇雲に宣伝する気もありません。その日その時に自分が観て感じたものを自分の言葉でこれからも書いていきます。



12月25日(木)のつぶやき

2014年12月26日 | archive

23日は川崎大島劇場で一見劇団さん千穐楽昼夜観劇。お芝居は昼「喧嘩屋五郎兵衛」夜「小金井桜」。夜は気軽に観られる三枚目喜劇かと思いきや、笑いも取れ、主となる役者が各人の魅力を存分に発揮出来、旅立で終劇する作品チョイスに納得。意図の有無は不明だけど小鉄桜で開け小金井桜で〆るのも粋。

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この日は小金井親分が昔助けた姉妹の妹役を演じた大弥くんが初々しくて愛らしかったし花形の鷹揚な様子もはっちゃけるア太郎くんのとぼけた用心棒も皆様本当にチャーミングで一瞬一瞬楽しかったです。そして好太郎座長演じる親分の渋い二枚目姿とうつけ芝居と鳥目での殺陣にすっかり視線釘付けでした。

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((こっそり)このお芝居は座長が舞台の真ん中辺りで(特に頬っ被りしてる時)静止していてくれる時間が長いので、今年最後のお芝居でそんな座長の姿をずっと凝視出来る素敵な席に幸運にも座ることが出来た私にとっては御褒美を頂いたような気分でした。あ、もちろん動いてる姿も大好きだけど。)


昼の部の「喧嘩屋五郎兵衛」は思い入れもあり、結果的に他のどのお外題より多く観ている、何よりも一番大好きなお芝居です。今月まだ掛っていないのを知っていたので、ラスト三公演のどこかで観られたらいいなと切望しつつ、大事な想いは言の葉に乗せた途端に逃げてしまうので胸に秘めていたのでした。


一見劇団1月公演十条で公演しますみなさん絶対にきてやお願いします! pic.twitter.com/GRlMIlAXKZ

るぅふぇいさんがリツイート | RT

11月の上演から23日までに橘劇団さんとの合同公演での上演が二回あり、私は一回しか観ていないのですが配役も演出も全く異なる上演で、日頃同業他社(つまり他劇団)さんの上演に触れる機会が多くはない皆様が絶対に刺激を受けたに違いなく、それが今月の上演にどう活きるのか楽しみだったのです。


そんな願いが叶って今月も観る事が出来た川崎大島劇場での一見劇団さんの「喧嘩屋五郎兵衛」の仕上がりは、私的な表現で大変申し訳ないけれど「嗚呼これが私が本当に観たかった喧嘩屋五郎兵衛なんだ!」と言いたい、そう言える、心からそう思える、そんな「喧嘩屋五郎兵衛」だったのでした。


私感なのか実際に芝居が変わったのか本当の所は判らない。ただ私の気持ちの中で一昨日の喧嘩屋は明らかにその狙いが解り、それが私がこの芝居に対してこうあればいいと感じていた処で、そして彼らが最初から最後まで徹頭徹尾そこを目指して創り積み重ねて終幕した印象。


そんな気持ちになれる演劇とそうそう巡り会えるものではないから、たとえそれが手前勝手な自惚れであったとしてもそれだけでも感動してしまったし、もし演じ手にとっても今年一番納得の行く仕上がりだと感じることが出来ていたなら尚更嬉しいなと。


初めて観た時、そしてその後の何回かは、気焔吐くけれん味溢れる座長の芝居につい魅入って終盤まで夢中で物語を追うものの、ちょっと冷静になって考えてみれば五郎兵衛の気持ちや行動がどこかちぐはぐで(だって彼そもそもお嬢さんに惚れてないし)観終わった後の気持ちを持て余してもやもやしてた。


それは多分、私の方がこの芝居をちゃんと受け止められてなかった側面もあるんだと思う。何回か観るうちにこの話の肝が叶わない恋や外見のコンプレックスではないこと、五郎兵衛の感情の波風がプライドなんだということに目を向ける様になって。


でも一昨日はそりゃもう実に明確に、この話が朝比奈と五郎兵衛の兄弟愛を描いた話なんだということが、座長花形若手の皆さん全員の芝居から溢れてた。そうだそうだそうなんだよねと、だからこそあんな結末になるんだねと、ものすごく納得して泣いた。


それは合同公演での上演の「影響」ではなくて、合同公演から受けた「刺激」が元来彼らが持ってる何かを引き出しあぶり出した結実なんだろうなと思う。だって合同公演での芝居とはまた全く違うベクトルでの訴求や表現だったもの。合同公演と似てたら逆に私は萎えただろう。


座長も花形もいつもより力の込め方を抑制していた気がする。特に座長はやんちゃで血気盛んな喧嘩屋の一面よりも弟としての色が色濃く、初盤から縁談自体よりその事によって兄が喜ぶことが嬉しそうで。だからこそ最後彼が全てを察した時の哀しさや自分に対する怒りみたいなものが胸に迫って来て。



12月24日(水)のつぶやき

2014年12月25日 | archive

感じたこと受け止めたことが強過ぎて昨日の芝居の感想が書けずにいる。最近声にしろ文字にしろ無責任に饒舌に陳腐な言葉を垂れ流すことへの気持ち悪さを感じることも多く、言葉を並べれば並べるほど真実から遠ざかる様な気がして。


きっとまだ時間が足りてないだけなんだ。つまんない讃辞の言葉で形容なんかしたくない。とりあえず書くようなことをしたくない。全部は伝わらないけど少しでも真実のかけらが伝わる言葉をゆっくり紡ぎたい。


だって自分が昨日感じたことはやはり残しておきたいから。ちゃんと言葉にしておきたいから。書きたいことはいっぱいいっぱいあるんだもの。



12月23日(火)のつぶやき

2014年12月24日 | archive

川崎大島劇場の一見劇団さん昨夜は楽前夜公演。お芝居「元禄万治」。ミニショーは立ち大弥くんに立ち翔太郎さんが加わる相舞踊、芝居はア太郎くんお蝶役という楽しいサプライズ。のっけからラストまで一曲一曲、一台詞一台詞が全て精魂込められた濃厚な三時間半でした。



12月22日(月)のつぶやき

2014年12月23日 | archive

南條さんの殿様がぴったり過ぎてきゅんきゅんする。長台詞もビシッとキメて素敵。大事に愛され育った聡明な良家の子息役を大弥くんが自然に巧みに好演。好太郎座長はしんみりパートにもハチャメチャパートにもすんなり馴染む味わい深い千太郎を相変わらずソツなく涼しげに演じてらしてまた惚れ直す。


今夜からのラスト三公演、お芝居なんだろなー。昨日のお昼は友達と「まだやってないから週末にきっとやるよね(^^)」との推理(?)が当たって「三下剣法」だった(残念ながら私は観られなかったけど(;_;))けど、実は私の好きなお外題ベストスリーをまだ大島で観てないんだよね。楽しみー。


でも今月は「故郷の兄」「中乗り新三」「祭りの夜」「浅間の千太郎」と四つも初めて観るお芝居と出逢えたからすごく幸せ。しかもどれもこれも大好きだったし。うち二つがそれほど多くはない座長の女形というのも嬉しかったなー。


あーそう言えば昨日の夜に私が駆け込んだ時に座長が踊っていらしたのは「二度と恋など」という曲で、私がついた時は「心みだれて心みだれて」から聞こえたので本当に歌詞ラスト2行くらいだったんだなー(笑)。エメラルドグリーンのお着物で踊られていたはず。


昨夜は瞳マチ子さんが個人舞踊で踊って下さったのを観れたのがとても嬉しかったです。白に濃淡グレイの矢絣の着物に水色の博多帯。髪飾りも帯締めも水色で下駄の花緒もブルーというコーディネート。曲は「大阪情話」。貫禄と可愛げといたずらっ子みたいな微笑みにみとれてました。



12月21日(日)のつぶやき

2014年12月22日 | archive

川崎大島劇場の一見劇団さん、昨夜は仕事を終えてミニショー途中から観劇。お芝居は初見「祭りの夜」。隆太さん演じる女中のお中ちゃんと彼女に振り回され翻弄される新造を演じる好太郎座長の名コンビぶりに感服。あくまでクールな二枚目なのにそのままであれだけ笑いを取れる好太郎座長、ホント凄い。


とは言えバリバリの喜劇ではなく物語自体は義理や情やプライド(愛も・・・かな?)を描いた胸に沁みるお話で、笑わせられるばかりではありません。展開の鍵になる大事な要素の見せ方や扱い方がとてもスマートで、一見劇団さんのお芝居って本当にレベル高いなぁと昨夜もしみじみ思いました。


イケイケな隆太お中ちゃんの猛烈アタックを、平静を装い必死でかわそうとしながらもどんどん彼女のペースに巻き込まれてたじたじになっていく新造を体現する好太郎座長の芝居がなにしろ魅力的。きっと「中の人」も新造さんみたいな方なんだろうなあと、勝手に想像しながら存分に楽しませて頂きました。


舞踊でダントツ印象に残ったのはこれまた隆太さんの「暗夜の心中立て」。女形でいつも見せてくれる緻密で繊細な表現を捨て、(恐らくは敢えて)やや乱暴に荒んだ蓮っ葉な仕草や表情を露骨に見せてくれて、着物や小物のチョイスも含めて曲にも歌詞にもぴったりの舞踊でした。好きな曲だけに嬉しい。


それから相舞踊の「夢芝居」。ギターのイントロで始まる導入のアレンジがフラメンコギターを思わせる乾いた感じで素敵だった。最初は女形の座長が登場、後を追うように花形が加わり意匠を凝らしたワンコーラス。その後で定番アレンジが流れるという、なんかとてもレアなもの観せてもらったぞうふふ感。


そう言えば舞踊絵巻では座長が踊る事が多いタイミングで「不器用者と言われても」が流れ「あれ?ついこないだ踊ったばかりなのに?」と思ったら花形が登場して踊るという遊び心ある悪戯も。同じ曲でも(当たり前だけど)座長と花形では全然表現が違い、まだ鮮明な座長の舞踊の記憶と比べて楽しかった。


そして好太郎座長の立ちは「神楽坂」をしっとり切なく。女形はもみじと花魁模様の内掛けに花魁結びの金糸織の黒い帯でやるせない熱い思いを「夜叉」に、諦観した突き抜け感を続く「元禄花見踊り」に託しどちらも華やかに舞う。ある時はばさっと、ある時はふわりふわりと内掛けを翻す姿はまるで天女だ。


後半の女形で座長が花形より先に踊られたのでラストの座長は女形かと思いきや最終曲は好太郎座長絶賛フィーチャリングの「赤い椿と三度笠」。一部に赤いメッシュを入れた淡い金髪の髷の鬘に、今年のお誕生日に座員さん一同から贈られた名入りの白い着物で踊るその姿、天女から妖精への変身を観た感じ。


昨夜は大弥くんがミニショーで歌を歌われたそうで、そんな事も含め、その回一回だけしか観ない人も十二分に楽しめる内容であると同時に、地元の皆様に愛され続けている劇場での公演らしく、毎日の様に足を運ぶお客様にもいつも新鮮に楽しんでもらう為の努力や工夫が凝らされている演出にちょっと感動。


今夜も仕事を終えてから川崎大島劇場の一見劇団さん。ミニショーの座長のお姿を多分8小節くらい(つまりほぼエンディングだけ)辛うじて観られるタイミングで駆け込み。でも一瞬その姿を観られただけでも幸せになっちゃう私はやはりどこか変f^_^;。ラストはセンターで静止してくれて嬉しかった。


今夜は「浅間の千太郎」。初めて観る外題。気のいい魚屋金太と彼の女房を担う花形と隆太さんがキャッチーな笑かしパートと千太郎を演じる好太郎座長、南條さん、大弥くんの切ない泣かせパートが心憎いタイミングで出たり入ったり。筋書が秀逸、演者の芝居も秀逸。本当に素敵な芝居を観たという満足感。



12月20日(土)のつぶやき

2014年12月21日 | archive

そんなこんなで選択を誤っちまった残念な私にお友達から嬉しい画像が届きました。大好きな紅模様の着物に長い黒髪の笑顔の送り出し(無理を言って撮って頂いたんじゃないといいんだけど)。今夜ラストはソーランだったのかしら。少しずつでも復調されてるようでほっとした夜でした。感謝感謝。


昨日の芝居が「清次命の三十両」だったと友達から聞き脳内再生中。人斬料はたった十両、俺の命は三十両と粋がる座長の芝居が大好き。あとあれだけ大事なものと伝えて預けたのに「返しておくれよ」と声をかけたら「何をだい」と応えられちゃうあの切なさにいつも涙腺崩壊するんだよな。


要するに清次の想いはほぼほぼ一方通行なわけで。そしてそれを承知で彼はあんな暴挙に出るわけで。好きな相手に幸せになってもらえばそれでいい彼の想いや生き様というか美学哲学みたいなものがね、初盤中盤ラストに散りばめられていて、好太郎座長がそれを丁寧に見せてくれて、本当に大好きなお外題。


そうだ。一昨日の一見劇団さん「身代わり忠治」の感想を呟いていなかったので改めて(ネタバレ的なものを含む)。登場間もなく身を隠す国定忠治と、彼の影武者として抜擢された百姓の与太郎の二役を好太郎座長が演じます。冒頭の名台詞を発する座長の表現の重厚感や厳か感に初手からゾクゾク来ます(続


継)カッコ良くキメた後、ひらりと花道から去って行ったかと思うや否や、すぐに奥下手から百姓風情で再登場。いわゆるズーズー弁って言うんですか、のどかな訛言葉でおどおど喋る絵に描いた様な冴えないお百姓さん姿が可愛い。「忠治にしてやる」と言われて張り切る姿がもう愛らしいのなんのって(続


継)花形演じる巌鉄に「忠治指南」を受けながら、友希さん隆太さん達敵役、金之介さん演じる貞八も巻き込んで繰り広げる頓珍漢なやりとりで客席を笑わせ沸かせながら物語は進み、最後は成行任せ的な筋書きながらも気持ち良い大円団。立派な忠治になった与太郎の言う忠治の台詞で終劇。楽しかったです。


恥ずかしながら私事、国定忠治についても明るくなかったので、この芝居を観たのを機にちょっと忠治親分を調べてみました。一見劇団さんを知ってからそういう時間がちょくちょくあって、知らないことをいっぱい知る機会に恵まれてとても楽しい。実は「兇状旅」なんて言葉も今年初めて知りました。



12月19日(金)のつぶやき

2014年12月20日 | archive

@karisuzu2108 こんばんは。いえいえ偏向しがちな独り善がりの呟きで恥ずかしい限りですが少しでも喜んで頂けているなら嬉しい限りです。今夜の舞踊はなんというか色んな意味でとても濃密で、その場にいられたことを幸せに思える時間でした。


昨夜のミニショーぐでんぐでんからの大弥くん羅生門、迫力あった。赤の着物で男一匹夢街道の座長と一剣のア太郎くんの髷が好き。花形の東京ロマンス都心の夜景の着物素敵、金ちゃん瀬戸内情歌、隆太さん凛として、共に黒地に粋な柄の着物で立ち。ラスト風雪流れ旅は袴姿。相変わらず絶妙なバランス。

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一見劇団さんが好きな理由はいっぱいあるけれど、彼らの身にまとう着物の好みが自分の好みにかなり合致するからというのも大きい。舞踊だけでなく芝居も含め、どんな着物も帯も小物も色といい柄といいその着こなしやちょっと崩したアイデアもどこか奥ゆかしくて上品でどなたも本当に素敵。


随分前に買ってあったので散々逡巡した挙げ句に今夜は川崎諦めて某ミューを観て来ましたが開始5分で自分の選択を呪いました。好きな俳優さんが出ていても肌に合わない演出でメイン役者が歌も台詞も芝居も巧くない舞台は観ていてつらいしいたたまれない。川崎行けば良かったまじで。


やーしかしそないなことも本垢では関係者さんの目に触れちゃうから語れまへんがな(笑)。語れへんけど語りたい切ないこの胸の内解ってもらえまっしゃろか。裏垢作っといてよかったわほんま。ちきしょーマジで13000円のチケやから思ぉて行って観たけどこれならふいにしたほがよほどマシやったわ。


(王様の耳はロバの耳ー!!・・・みたいな(笑)。)


と(すみません)似非関西弁呟いてみたところで所詮は生粋の関東育ち、お里が知れて恥ずかしいのでこのへんでやめときます。でも地方の言葉の持つ個性や独自性って大好きです。言葉好きな私としては全地方の方言を覚えたいくらいです。そして語源とかも調べてみたい。



12月18日(木)のつぶやき

2014年12月19日 | archive

川崎大島劇場にて一見劇団さん顔見せミニショー「身代わり忠治」舞踊絵巻の絢爛豪華贅沢な三時間半を堪能。「身代わり忠治」は話に聞いて観たい観たいと思いながら観られてなかったお芝居でした。観られてとても幸せでした。

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今日の第三部はオープニングの座長が旅姿の女形で登場(可愛いんだこれが(*^_^*))、相舞踊では座長が立ちで花形が女形(これ多分かなりレア)と、ちょっと創意あって足繁く通うお客様でも「を!」と思えるであろう楽しく心憎い演出でした。どちらも本当に素敵でしたよ。



12月17日(水)のつぶやき

2014年12月18日 | archive

(お出迎えは外じゃなくて中にいてくれたのでちょっと安心しました。)

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(個人的にはお出迎えも送り出しもご免なさいして暖かい処で休んでて欲しいけどそうもいかないだろうもんな)


いつもの様に鮮やかに華やかにそして柔らかに優しく暖かく、寒さも吹っ飛ぶミニショー終演。今夜のお芝居は「人生夢芝居」とのことです。

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(お芝居中に花形が昨日のことをアドリブで振るのを頑なにスルーして「まぢめかっ!」と突っ込まれてました。花形いろいろ張り切っていらして優しいなと。時折咳をされつつもしっかり務められてました)


(とは言えやはり送り出しはややしんどそうで。外には出ない入口での対応でしたが(ちょっとほっとしました)さすがに写真をお願いするのは憚られ「お大事になさって下さい」とだけ言うのがやっとでした。)


(私見ですが物事や世の中にはハレとケってものがあると思ってます。「()」くくりの書き込みは近日中に消しますね。)


ミニショー個人「夢さすらい」ラスト「兄弟船」どちらも白の着物で凛としたお姿を。三部立ち「鶴と亀」は黒の着物に緑の袴、相舞踊「流氷恋唄」は半身紫半身白の着物で優雅に。女形「花いちもんめ-酒供養」は絞りの赤の着物が古風で艶やか。ファイナル紫模様の白の着流し。皆とても素敵でした。


(送り出しでお大事になさって下さいと言ってみたけど横から話し掛けられた誰かに気を取られて多分お耳に入らなかっただろうなぁ…)