光と影

求めてやまない光は


　　時として


大きな陰も創りだす






それに負けないくらい
大きな自分になりたいなぁ

ココロ

おとなになったら

分からないことなんて

なにもないんだろう・・・



だからおとなは偉いんだって

そう思ってた子供の頃




月日は流れて

いつの間にか

あたしも大人になっていて



だけど、あの頃の思いとは裏腹に

分からないものもたくさんあって

最近は、自分の”こころ”さえ

どこを向いてるのか分からなくなってる





あるはずなのに

見えないもの


揺れたり動くときに

掴めそうになるもの


時々分からなくて

迷子にもなるもの






感情を押し込めれることを

得意としていたはずなのに

押し込めてただけの感情は

いつの間にか温度までなくして

受け止めたい自分の腕さえ

いつもするりと逃げてしまう





揺れる想いを　揺れるままに

熱い思いを　熱いままに


いつかまた感じられるだろうか

幸福の種

風向きも

置かれる場所も

様々だけど




　　誰もが皆

　　　　幸福の種




いつか風が吹いたなら

優しい明日へ

飛んでゆけ






友人が出産ラッシュなせいか・・・
みんな誰かの愛しい人なんだと
今更ながら、しみじみ思う今日この頃です


お腹にいるときから
愛して、愛して、慈しむ
そんな母性溢れる姿を見ていると
街ですれ違うだけの人でも
その背景を考えてしまいます


悲しい事件も多いけれど
本当は誰もが皆、幸せを見つけ
育てるために生まれてきたはず・・・





見つけるのはきっと自分次第
いつかあたしも
そんな明日へ飛べるように


・・・願いを込めて

さよなら

サヨナラのかわりに


あなたの元へも


ムラサキの雫を





慌しく過ぎてく日々も

季節に合わせ

自然は確かにゆっくりと

一日一日、歩を進める




今年出会えた

唯一の藤の花





最初に咲く花は

最後に咲く花と同じ時間は

過ごせない


だから少しでも

あなたの傍に・・・





長く長く伸びる

砂ずりの藤に

そんな想いを感じた

ひとときでした