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元主将ブログ(仮)

主に将棋についてです。

島研1

2007-03-04 23:53:07 | Weblog
対Hさん(≠H川さん)。僕がイビアナです。





銀冠に組まれてるので通常形に比べて少し損してるのかどうか、そんな難しい話はわかるはずもなくとりあえず動こうと思い▲46歩。


以下△同歩▲同銀△65歩▲同歩△66歩▲68金引△65桂▲45銀△13角。





実戦では「ここはかなり不利」と思い以下▲35歩から頑張ろうとしたが、△同角▲同角△同歩▲32角△81飛▲55歩に△47歩が激痛で、以降泥仕合になるも銀冠は広く負け。


どうもずっと少しずつ苦しいなと思ってたのですが、感想戦で「△13角のところで▲54銀と出られるとこっち負けてない?」



(・ω・)


以下△48飛成▲63銀成△68竜に▲73金か▲53角成かで悩ましいが以下後手が飛車を渡したときに後手玉が詰むかどうか。


局後にいろいろ考えてみた感じではやはり端が広く後手玉は捕まらないという結論に達しましたが何とか詰み筋があったりしないですかね?ちなみに△94歩型なら確か詰むはず。


多分この場合では▲54銀でも負けっぽいけど形によっては▲54銀で逆に先手勝ちになることもありそうなのでこれからは気をつけます。

今回は▲54銀はチラッと浮かんですぐに切り捨てました。こういう手を読まずにすぐ切り捨てるようではやはりまだまだ勉強不足のようです。



最後に一発ネタ。今日の対Iさん。


右玉から一瞬で圧勝形になり、相手の攻めをそれなりに流しつつ適当な頃に反撃して終わらせようとしてる途中の図。




実戦では△45歩以下適当にかわして結局快勝に終わりましたが、さてこの図、後手に何か手はあるでしょうか?






答え。





感想戦でIさん「27角があったか・・・」

できた?

2007-03-01 02:34:39 | Weblog


できたはず。JPG使用を思い出した私にはもはや障害もない。


一昔前に少しだけほじくった↑の図、ついこないだオール氏と指したけどここから後手もってどう指すもんでしょう。


実戦では△95歩▲同歩△96歩▲88角△54銀▲66歩△65銀▲同桂。そこで△同飛と突っ込むかどうかを少し真面目に考えてやめましたが、今思うとよほど疲れてたんだなと思いたくなるような手順。

対石田流には銀冠が一番有効だと今も思ってるのですが、というか穴熊は駒が偏りすぎて論外だし棒金は玉が薄すぎて問題外なわけですが、銀冠もこうしてみると割り打ちの筋もあるし、やっぱり難しいですね。


↓は最近のレグスペ。




ちなみに後手は美濃囲い→銀冠→銀冠穴熊です。

ここから△73角と打って以下暴れるらしいですが知恵を使ってるような使ってないような?

いつか暇ができたら対策を少しは考えてみたいところです。が、暇などまったくないのでとりあえず放置。

こっそり更新

2007-03-01 02:11:52 | Weblog
紆余曲折を経てこっそり再開をば。


と思ったら図面の貼り方忘れた!fuck


誰か教えて下さい。でも現在やっぱり死ぬほど忙しいのでそんな更新するわけでもありません。それでも教えて下さい。

社団戦

2006-09-02 00:57:11 | Weblog
であまりにも内容のひどい将棋を指したためテンションの谷間にはまってしまい、現在は将棋の事を忘れてひぐらしばかりやってる日々です。気がつけばちっとも更新してないので、ちょっと↓置いてみます。



桑原辰雄氏の昔の詰将棋ですが、何時間考えても全く詰む気配さえなく、「これは誤植に違いない」と思って答えを見たら誤植でも何でもなくて死ぬほど萎えた詰将棋。これが解けた方は少なくとも私よりは強いです。

目標?

2006-08-27 04:24:37 | Weblog
平成最強でのH川さんとの将棋を。先手が私。




意欲的と言うべきかどうかよくわからない駒組み。とりあえず9筋の端を取れてるからかなり作戦勝ちだろうと思っていた。上図以下飛車先を交換したら逆襲の筋を見せられて下図に。飛車先交換より▲75歩とかの方がよかったのだろうか。だが初めて見る形でかつ持ち時間も少なくかつ相手に負けないくらい序盤センスを著しく欠如している私には咎めきるのはちょっと難があった。



このへんで仕掛けたれ、と思って▲45歩と突いたらノータイムで△33金と寄られて勘違いに気付いた。△33金は▲31角があると思い込んでいたのだが、そこで△52飛ではなく△24飛と浮かれると角の捕獲と飛車先逆襲を同時に受ける手段がないためこちらが全然ダメになってしまう。ということに全く気付いてなかった。恥ずかしい。ここでHさんは席を外したが、恐らくここではもう完封勝ちを意識したことだろう。私は10分くらい固まって止むを得ず▲27歩と受けたが△45歩と手を戻されて歩損+手損に。これって平成最強の棋譜集に載るんだよなぁ?とか余計な事も考えていた。



とは言え何とか手を作ろうとして下図。ここで△12角と打たれれば本当に完封負けしそうだったがHさんは△43銀。

ん?これは??

以下▲45銀△44歩▲同銀!と進み逆にHさんが固まることに。▲44同銀には金銀どちらで取っても▲45歩がうっとうしい。Hさんの見落としらしい。

しかし完封は何とか回避したが形勢の差は如何ともしがたく、以下無理矢理飛車交換させられ下図に。



やっぱりダメか、とあきらめた局面。▲38銀と受けるのが第一感だったが△74角が受けにくいので断念して▲58金寄としたが、これも大悪手。▲38銀△74角には一回▲56歩と突き、△同角に▲21馬と指せば以下△38角成▲同金△同飛成に▲58歩が効くので少しはもつようだ。そして何より本譜の▲58金寄は△47角で一瞬で寄せられてしまうので問題外である。

ところがHさんもここで秒に追われて完封を目指そうと△27飛成。確かに21馬を消して味のよい手ではあるが△47角に比べて明らかにぬるい。チャンスとばかりに▲44歩△52銀▲43銀と食いつきにいった。実際はチャンスとか言えるほど差の縮まってる局面ではないが、先ほどまでに比べればまだ何かありそうな局面でもあるので、とにかく嫌そうな手で迫ることを考えた。

以下秒読みでHさんが小ミスを重ねて下図に。




ここで自分が指した▲68金寄が局後「落ち着いた好手で困った」と褒められた手。今までHさんに指し手で褒められたことは一度もなかったので非常に嬉しかったのを覚えている。以下はこちらの勝ちになった。

H川さんは今まで何百局も教えていただいた師匠のような人でかつ目標としている人で、いつかこの人に公式戦で勝ちたい、Hさんに勝つ事が自分の最終目標の一つだと思っていたので、今回はただ勝ったというだけではなくまた別の喜びがあった。ただこの将棋はお互いミスが多すぎたので、次回当たるときはもっといい将棋が指せるようこれからも勉強していかなければとも実感した一局。


以上、自慢終わり。

強い人は・・・

2006-08-23 02:45:21 | Weblog
平成最強でEさんにボコにされた将棋を。Eさんの先手三間穴熊に対しイビアナに組んで下図。




▲75歩はたまに見る手。こういうのは▲76飛と浮いた瞬間に△55歩から銀交換を目指すんだっけ?と思いながら平凡に駒組みを進めて下図へ進行。



うーん先手陣がスカスカだぞ?と思ったが、咎め方が難しいどころかこのままだと石田流に組まれて不満。5分くらい熟考してここで△53銀と引いてみたが、▲55歩△同歩▲76飛と進行し不満を通り越して不利になってしまった。

以下見事に捌かれて圧敗。あまりにも圧敗すぎて以降の指し手を記憶から消し去った。

感想戦では▲75歩のときに△42角と引いた方がよいのでは、とOBのYさんに言われたが、以下▲59角なら△86歩▲同歩△74歩▲同歩△86角▲88飛△59角成でよさそうだが▲65歩と突かれるとどうもわからない(Eさんも△42角には▲65歩と指すつもりと仰っていた。プロの実戦でも出てるらしいが勉強不足の私は全然知らなかった)。じゃあどうするのがいいんだろう、と悩んでるときに広島でI四段に会ったので聞いてみた。

▲75歩に対しすぐに△42角▲65歩とした局面を並べると、

「これは居飛車持って負ける気がしませんね」

と即答された。続いて

「以下普通に玉を固めあって下図まで進行するとしますか。



うーん、例えば△86歩。▲同角は△74歩なので▲同歩でしょうけどそこで△55歩▲同歩△75角と進むとどうですか?



以下例えば▲54歩には角切って△67金とかで、以下▲44角△78金▲22角成△同金上▲53歩成△59飛▲55角△75角と進めば居飛車勝ちそうじゃないですか?」


相穴熊の経験がほとんどないI四段だが、第一感でスラスラとここまで並べてくれた。文字通りノータイムである。

上記の手順、かなり実現の可能性が高いのではないかと思うのだがどうだろうか?有力な手段ではないかと思う。だがそれにしても私がいろいろ考えて全く結論が出なかった局面を一目見ただけで瞬時に策を編み出すとは。。。本当に強い人はどんな戦形でもどんな局面でも一瞬で急所を見つけられるものなんだなあと深く感動した。プロの力を見せ付けられ今の自分との差に呆然としてしまった。

地元で

2006-08-22 02:30:24 | Weblog
K四段に会ったとき、

「早石田に対する4手目△54歩に▲66歩と突くと、それは▲76歩△34歩▲66歩△54歩に▲75歩と突くのと同じ局面になって、その局面で▲75歩と突く人はいないだろうからその形は後手がやや得をすると思われるので△54歩には▲78飛と指すしかないと思う。以下角交換して△45角▲85角の打ち合いは恐らく早石田側がやや指しやすいと言われてるらしい」

要約すれば以上のようなことを言われた。一アマチュアの個人的な疑問にわかりやすく説明をして下さったK四段に感謝。


仮に疑問を挟む余地があるとすれば角の打ち合いは早石田有利かどうかだが、どうも人によって意見が異なるような気がする。自分もいつか実戦で試してみたい。


昨日はI四段にも会ったので、先日の平成最強で遠藤さんに(また当たったんですよ。。。)手も足も出ず負けた将棋について訊いてみたら即答で返事が返ってきた。それについてはまた後程。

とりあえず回復

2006-08-10 19:14:23 | Weblog
とは言っても明日から平成最強行ったり実家帰ったりでやはり更新は困難なわけですが書けるときに書こうかと思います。

つい先日、先輩であり将棋の師匠のような存在であり反面教師であるH川さんとこんな会話をした。

僕「三手目▲75歩とされるとめんどくさくないですか?」

H川さん「三手目▲75歩には△54歩がいいと思うけどな。▲78飛だと角交換して△45角があるから(▲55角の筋がない)▲66歩と止めるしかないけど、そこから△42銀として相振りにすればかなり作戦勝ちになりそうな気がする。」



まさかH川さんから序盤について教えられるとは思わなかったが、こう言われたときはなるほど、と感心した。相振りは好きではないが、こう進行するなら相振りもいいかもしれない。


という話をこないだ部の先輩に会ったときに話したら、数日後に「△54歩に▲78飛は成立しそうじゃない?」と言われた。

つまり▲78飛に角交換から△45角には▲85角でどうかということだ。


その局面、どうも居飛車自信がないような気がするが実際はどうなのだろう?意見が聞きたいところである。

ド鬱。

2006-08-01 01:40:16 | Weblog
精神的ショックを受ける出来事があったため現在日記どころではありません。。。

中飛車穴熊に銀冠は組みにくい??

2006-07-28 03:53:56 | Weblog
社団戦で遠藤さんと当たった。遠藤さんに将棋を教わる機会に恵まれるのは光栄なので(いつまでも教わる立場ってのもアレですが、やはり今の自分と遠藤さんとではあまりにも全てが違いすぎるので何とも言えません。いつか追いつきたいものです)結構気合いを入れて挑んだつもりだったのだが・・・

遠藤さんの中飛車穴熊に銀冠で対抗して下図。



78玉~87銀がやや不自然だが、普通に88玉から銀冠に組もうとすると下図が気になってちょっと工夫した。というより工夫したつもりだった。




さて上の△45歩の局面。▲65歩と突っ張るかどうかで少し悩み、どうも危険な香りがしたので▲67金と指したのだが、以下普通に進行して下図に。



なんと指す手がなくなった。局面自体はよく出てきそうな局面だが、私個人の意見だとこれは銀冠が不利じゃないかという気がする。指す手がない・48飛釘付けが不満・銀冠が全然固くないなどなど主張点が全くない気がするのだ。

実戦はこの後バーストして終わってしまったが、自分としては特に悪手を指したつもりではないのに中盤の時点で既に手詰まりかつ作戦負けになってしまったことが不思議だったので、早稲田のOBの方に何が悪かったのか聞いてみた。だがハッキリしないがどうも銀冠が模様が悪そうという話になり、「じゃあ最初の△45歩で▲65歩とした方がよかったのだろうか?」という話になったところで山田さんと話をしていた勝又五段がふとこちらを向いた。局面を一瞥したのち

「ここで▲65歩と突くと以下△44銀▲67金△42飛▲48飛△55歩▲同歩△同銀▲56歩△46歩▲同歩△同銀▲同銀△77角成▲同桂△47歩(下図)と進むだろうね。この局面が君が自信あると思うならどうぞ▲65歩と突きなさい。私は居飛車側を持って指す気はしないけどね」



―これは苦しいどころか将棋が終わってる気がします。でも88玉~78銀と組むと角頭から攻められてこれも自信がないのですが・・・


「だから中飛車穴熊に対して銀冠には組みにくいっていうのもあるんだよね。この形で相穴熊が多いのはそういう理由があるからだね。三間穴熊も同じだね」


中飛車穴熊に銀冠は組みにくい・・・正直ショックだった。確かに自分でも組むのにかなり無理してるような感覚はあったが、実際に勝又五段にそうご教示を受けると確信に変わるものがあった。

で、私は相穴熊があまり好きではないのだが・・・嫌いでも勉強しなきゃダメなのね。