働け! 学べ! Sophie Freyjaの世界

女子大学院生とコンサルタントの二足のわらじ♪
お気楽ビジネスウーマンのシュールな日常をご覧あれ☆

パリは萌えているか?

2005年06月30日 | のんびり
今年のGWにパリを訪れたときのこと。
16年ぶりに見るパリは、街の外観こそ変わっていないものの、かつては英語で話し掛けられるとシカトするのが当たり前だったパリジャン、パリジェンヌは今や片言の日本語で話し掛けてくるほど、すっかり人懐っこく変貌を遂げていました。
路地の犬のフンも殆ど姿を消していたしね。
ますます街の風情に磨きがかかっているようです。
また行きたいな。
せしぼん ぱりぃ



人事評価

2005年06月29日 | お仕事
夏の賞与の支給前。
人事評価結果のフィードバック面談での出来事。
評価点のことはさておき、悩んだのは上司からのこの一言。
「Sophieくんには男気がある。信頼しとるぞ」

…もしもし、あの、一応オンナなんですけど、生物学的には。
褒めたつもりでしょうが、なんかひっかかる。
そりゃ、「セコい」「度量が小さい」とか言われるよりずっといいですけど…。
「リーダーシップが取れる」とか、せめて「姐御肌」ぢゃなくて、
「男気」なんですね。

こーなったら、おっさん道まっしぐらじゃ。
見とれよ。


お別れ会

2005年06月27日 | お仕事
昨年4月に入社した後輩が今月末日をもって退職することになりました。
理由…「上司と合わないし、他にやりたい仕事があるから」
「Sophieさんみたいに地に足をつけて仕事をしたいんです」って、ワタシのせい?
ちょっと、勘弁してよぉ。

でも、若いって羨ましい。
「自分は何にでもなれる」と何の疑いも無く信じることができるから。
ワタシはいつ諦めてしまったのかなぁって、ふと考えてしまいました。
そんなわけで今夜は25歳のうら若いお嬢さんとふたり、楽しいお酒を飲んだのでした。

カラダにだけは気を付けて。
近くに住んでるんだから、また会おうね。

脱力の週末

2005年06月26日 | のんびり
先週は忙しかったのかしら?
確かに研修3連荘のうえに移動距離もそこそこあり、肉体的負荷はそれなにりにかかっていることは感じていたけれど…泥のように疲れていたことを自覚させられたのが、週末恒例のエステ。

50分のコースなのですが、一番最初のクレンジングの時点ですでに深い眠りに落ちてしまった。
あの雰囲気を楽しみに通っているワタシとしてはちょっぴり損した気分。
「ただ眠るだけなら家でもできるじゃん」なんて思ってしまうのは、貧乏性の為せるワザなのでしょうか。

そんなワケで土曜日は眠っただけで終わってしまった感があるため、残りの日曜日はアクティブに過ごさねば!と貪欲なワタシ。
たまには家族サービスをせねば。我が家のパピヨンと狆の姉弟を近所の公園にお連れして遊び相手を務めさせて頂きまする。
日焼け止めたっぷり塗って日傘片手に行って参りま~す。

研修

2005年06月23日 | お仕事
昨日・今日・明日と同じテーマの研修を、3社3連荘でこなすワタシ。
昨日は千葉、今日は東京。
「パート・アルバイトの戦力化」という得意分野ではありますが、実施させて頂く企業によってこんなにも受け取り方が異なるとは~
新鮮な驚きとともに、学ばせて頂くことの多い日々です。

人事制度や賃金システムはじめ、実際の教育訓練の進め方などを、講義やロールプレイング、ディスカッションなどを通じて学んで頂くカリキュラム。
例えば「急に『辞めたい』と申し出られた場合に上司としてとるべき行動は」というケーススタディに対して、
A社での受講生の反応は
「辞めたいのだったら辞めさせれば良い」
B社
「まず慰留して理由を聴く。会社側に原因がある場合は改善を約束して引き留める」
…講師として期待している答えはもちろんB社が正解。

また「人は褒めて伸ばしましょう」と解説すれば
「給料払ってるんだから、出来て当たり前でしょう。褒める必要なし」と、とりつくシマもないA社。
一方で「褒める」ことが習慣になりつつあるB社。

同じ業種でありながら、この差は一体どこから生じるのでしょうか。
企業の風土は本当に千差万別だなあ、と改めて考えさせられます。
もちろん、A社のように課題を抱えている企業の組織風土改革をお手伝いするのがワタシの仕事。
手ごわそうな企業ほど腕が鳴ります

明日は大阪の企業で、同じテーマで研修です。
今週のしめくくり、がんばるぞ~



インタビュー

2005年06月21日 | お仕事
PM2時、オフィスに来客アリ。
編集さんとライターさんとカメラマンさんの計三名。
そう、今日は先日依頼があった某転職情報誌【関西版】のインタビューの日なのだ。

応接室に入り、名刺交換もそこそこに座る位置を指定され、早速本題に入る。
テーマは「アルバイトからの正社員登用への道」。
ライターさんは張り切って
「正社員登用制度が整備されている企業の割合は?」とか
「アルバイトから正社員を目指すメリット/デメリットは?」とか
色々な質問をして下さるのだけれど、実はそんなに明るい展望が開けている話ではないんだよ、これが。アルバイト並びにフリーター諸君、はっきり言って相当キビシイです。

「正社員になれる人となれない人との違いは何ですか?」
この質問は逆にお聞きしたい。
正社員登用を希望する諸君、何だと思いますか?
この分析ができるか、できないか、それこそが、なれる人とそうでない人との違いに他ならないと考えます。
自分と同年代の若者が正社員になっているのに、自分はなりたいのになれない。なぜか。
もし、諸君の目に「正社員の彼とアルバイトの自分とでは能力に差があるようには思えない」あるいは「自分のほうが優秀だ」と映っているのであれば、もう一度、謙虚に客観的に自分を棚卸し、自己分析してみて欲しい。
彼らにはあって、諸君にないものは何か。それを発見し身につける努力をすれば、道が開ける可能性はぐんと高まるのではないでしょうか。

…インタビューは延々一時間半も続き、その間質問攻めにされたワタシは疲労困憊。
お三方をお見送りし、へろへろになってデスクへ戻ったワタシの目に飛び込んできたのは、例の連載の8月号の原稿依頼。

一瞬、机の上で戦死してしまったことは、云ふまでもない。





男女雇用機会均等推進

2005年06月20日 | お仕事
ピーカンの午後、京都御所は蛤御門の向かいのホテルまでセミナーに行って参りました。今日は喋るほうじゃなくて聞くほうだから気楽なものです。
オフィスからは地下鉄で2駅の距離。御所の緑を楽しみつつぶらぶら行けばいいわ、なんて安易に考えていたら、とんでもない。京都の夏はすでに暑い!スーツのジャケットはさっさと脱いで腕に引っ掛け、折りたたみの雨傘を日傘代わりに差して、ふうふう言いながらやっと会場に辿り着きました。

さて、肝心のセミナーのテーマですが「男女雇用機会均等法」。
セミナー前半は同志社大学教授のお話を聞き、後半は日本新薬㈱の人事課長とユニチカ㈱の研究管理職を加えてのパネルディスカッションという構成。
それぞれの方の見識を聞かせて頂きましたが、共感できることの多い、実りのあるセミナーでした。
要約すると、
「企業において、もはやオトコだオンナだと性別にこだわっていられるような状況ではない。男性であれ女性であれ成果を上げることができる人をさらに動機付けして、ハイパフォーマーとして高業績をあげてもらわねば経営が成り立たない」
「最後の最後に『ワタシはオンナですから』と逃げる女性がまだまだ多いのが現実。仕事をする、という気概を持って下さい。逃げないで!」
というところでしょうか。(3時間にも及ぶ濃い内容だったにしては随分乱暴な要約ですが…)

ワタシもお三方に全く同意見。
女性の社会的地位がいつまで経っても向上しないのは、女性が甘えているから。法律や制度にあぐらをかいて、結婚しても、出産しても、『雇い続けてもらえるのがあたりまえ』という顔をして、自分の仕事の質を高める努力をしない人を「雇いたい」と誰が思うでしょうか。本当に意欲があって、能力の高い人なら、たとえ法律なんかなくても「落ち着いたらきっと職場に戻って来てください。あなたが必要だから待っていますよ」と会社から言ってもらえるものなのですよ。
諸先輩方の頑張りのお陰で、有難いことに女性が働き続けることができるよう世の中の仕組みが段々整ってきています。これからは、女性労働者自身が意識改革を図って『エンプロイーアビリティ』(=雇用されうる能力)を高めていくことが必要不可欠である、と考えます。

こんなようなワタシの見解は異端なのか?と不安に思ったこともあったのですが、同じご意見の方もいて下さるのだ、と知って心強い限りです。
こういっては何ですが、やっぱりお役人や外郭団体の方のお話よりも、民間の方のお話を聞くほうが、現実味を帯びているし何より説得力があります。

…公務員の妻としては、過激な発言だったかしら。

ともあれ、これを機会にワタシ自身「働く女性の選択肢を増やす」ために、もっともっと勉強しなくちゃ、とエンロールされて帰ってきたのでした~。


洗濯機

2005年06月19日 | のんびり
洗濯機が、壊れた。
嬉し恥ずかし新婚時代に嫁入道具として持って来たモノだから、かれこれ14年近く働いてくれたことになる。寿命かな。ご苦労様でした。
そこですぐさま新しいのを購入。今度のは斜め式ドラムで乾燥機一体型の最新型。とーっても静かで回しているのを忘れてしまいそう。大切にするから末永くしっかり働いておくれね。

家電って壊れるときは重なるんだよね…。先週はDVDがおシャカになったばかりだといふのに。
…ともあれ、これで夏のボーナスの使いみちは決まったな。
とほほ。

中国整体

2005年06月18日 | のんびり
2か月ほど前から腰痛の悪化に悩まされているワタシ。
事の起こりは2年前に遡る。
三日三晩ほとんど完徹で通信教材の原稿を書き続け、ようやく脱稿した翌朝、フツーに立っていただけでぎっくり腰になったのだ。慢性的な腰痛持ちになったのはそれから…。
以来、月に一度、我が家から徒歩15分のところにある中国整体の治療院に通っている。

先生は少林寺拳法道場の師範。ワタシのカラダを知り尽くして下さっていて足の裏をちょっと揉んだだけで「あー、だいぶお疲れですなー。長時間乗り物で移動された直後でしょう?」とか「パソコンの前に座りっぱなしでしたね?」とか、ズバリ言い当てて下さる。
そして、カラダの中で弱っている部分を中心に全身のツボを順に押していって下さるのですが、これが痛いのなんのって、もう
悲鳴と脂汗の1時間が過ぎ去った後は、軽くなったカラダを寿ぎつつ、先生が淹れて下さる一服の珈琲を頂きながら茶飲み話に花を咲かせるのでございます。

「自分が商品」のコンサルタント稼業はカラダが資本。月に一度のメンテナンスは欠かせませぬ。
さあ、これから1か月、またがんばるんば。

取材

2005年06月16日 | お仕事
今週は、京都、東京、名古屋と東海道沿いに講演行脚の日々。
預かってもらっている留守中の伝言を聞こうとオフィスに連絡したところ、電話の向こうから何やら興奮した様子の事務職・藤原嬢の声。
「あああ、Sophieさん!連絡お待ちしてたんです。」
聞けば、某転職情報誌【関西版】からワタシへの取材申し込みがあったそうな。

ううむ、困ったぞ。
これまで、講演でくっちゃべっているところを勝手に撮影して勝手にテープ起こしをして記事にしてくれた例はあったけれど、インタビューは初めてだよ。

先方から送られてきたというFAXを朗読してくれる藤原嬢。
取材の意図は理解できたけれど、インタビューの質問事項には大いに問題アリ。
ワタシの得意分野に関する問いなのは良いのだけれど、ネガティブな回答にしかならないような設問ばかり…。
果たしてこれで本当に巻頭カラー2ページ分を飾る記事になるのか、一抹の不安が頭をよぎる。

「Sophieさん、発売されたら私にも見せて下さいね!」と気の早い藤原嬢。
その前に、こちらは質問状に対するソツの無い回答を用意し、受け答えの練習をしてから本番に臨まねばならないのぢゃ。
あああ…よりによってこのタイヘンなときにぃ。どーしてっっ!


・・・有難くお引き受けさせて頂いたことはゆーまでもありません。(大汗)