『この国を、なぜ、愛せないのか』 櫻井よし子さんの新著が、タイミングよくダイヤモンド社から発行された。中国、韓国など近隣諸国からの「日本たたき」が続いているが、櫻井よし子さんは「日本にとっての真の敵は、日本人の心の内にある」と鋭く切り込んでいる。
29日の産経によると、入学式や卒業式での国旗掲揚・国歌斉唱に反対するグループが「君が代」の替え歌をインターネット上などで流しているとのことである。国旗国歌法が平成11(1999)年8月13日に施行された後も、“日の丸や君が代に敵意を燃やす教職員がさまざまな抵抗運動を続けている・・・”のが現実だ。まさに彼らこそ「獅子身中の虫」であり、この日本に生まれながら日本人であることを自己否定している哀れな人間だと言わざるを得ない。
「君が代」といえば、春の選抜高校野球大会の開会式で、愛知県の高校生・古澤加奈子さんが「君が代」を熱唱し、美しい歌声が広い甲子園球場のグラウンドいっぱいに響き、観客席から大きな拍手が湧き上がった感動的なシーンが思い出される。これこそ、一人ひとりに国を愛する心が根付いている証(あかし)である。
平和教育を守るという名の下に日の丸や君が代に違和感を覚え、どこまでも抵抗すると言うのであれば、いっそのことこの国、日本を捨ててお気に入りの国へ移住するなり、亡命すればよいではないか。しかし、そんな気概(きがい:困難を乗り越えていこうとする強い気性)もないだろうし、亡命先でも厚遇されるという保障は決してないだろう。なぜなら、あなたがたも日本人だから・・・。
未来に、美しい地球を遺そう G3:橘 正弘
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