ちょっと重い話なので、自分に余裕がある方だけ続きをどうぞ★
いっぱい話して、彼女の友達が帰った後、ボソッと言った一言。
『やっぱ、持つべきものは友達だよね。』
みんな、言う。
きたやまとも学校で言って、『そーだねー』って笑ってた。
今日は生物の時間、寂しくなかった。
ずっとそばにいてくれてありがとう。
…イスなくてゴメンね(笑
やっぱり、私もみんなと同じで『持つべきものは友』だと思う。
確かにねー。
今となっては当たり前にそう言える。
けど、私にはそう簡単に言えない時期があった。
だから、今となっては友達のありがたみっていうのも判るようになったし、友達も多い方がいいって思う。
一時期、すっごい落ちていた時期はたとえどんなに親しい友人であっても、誰にも話しかけて欲しくないって思ってたときがあった。
友達なんていらない、って思ってたことがあった。
自分の殻に閉じこもって、ああでもない。こうでもない。ってずっと暗中模索の日々だった。自分に対してね。
軽く言えば、自分探しの旅に出てた。逆に言えば…人間不信。
誰も信じられなかった。自分を信じて、頼られることがイヤだった。
それと同じで、自分も人を信じたくなかった。
あれほど、人が大好きだったのに。
人が大好きな自分が、人を嫌う筈がない。
自分でも信じたかったし、自己暗示で実際にそう言ってもみたけど効果はなかった。
悲しかった。
自分を裏切るよりも、自分を友達だと思ってるみんなに申し訳がなかった。
そのときは長期休暇だったから、幸いなことに学校はなかったから、多くの人に知られる心配はなかった。
ただ、塾の講習があって、それは避けられなかった。
多くの人に心配をかけた。
明らかに前とは違う私に、自分自身でも戸惑ってたのに周りの人なんかはもっと戸惑っていたと思う。
とにかく、余裕がなかった。
普段は笑っていられた状況だったのに、素直に笑えなくなった自分がいた。
前は悲しいことがあって、壁にぶち当たったときに相談できる相手がいた。すぐに思い浮かんだ。
でも、実際、誰に相談していいかもわからなくなって、やがてあまり喋らなくなった。
以前の私を知ってる人がだんだん遠くへ行ってしまう気がした。
それがすごく怖かったから、必死にもがいた。
けど、それが仇となってしまった。
明らかに誰が見ても『痩せたね』って言うくらい痩せた。
久々に会った友達がビックリしてた。
けど、『元気そうで良かった』って言ってくれた。
その一言がすごい嬉しかったのを今でも覚えてる。
重要な時期に、ドン底。
神様・仏様はいじわるだと思った。
自分はついてないって思った。
けど、幸・不幸を決めるのは自分だ。
『今、ツライ思いをした分、きっと強くなれるよ。』
唯一の相談相手の人が教えてくれた。
『そんなに泣かないで。また、みんなでバカやって笑おうよ。』
塾のお友達が手紙を書いてくれた。
今、いくつもの困難を越えて自分がいる。
やっぱりアレは試練だったのかもしれない。
今でもまだ、いろんな場面に遭遇して、臨機応変に対応できないこともあったりするけど、大丈夫だって言い聞かせるようにしてる。
相談相手もできた。
いざとなったら『うちら、いつまでも親友だよね。でも、親友以上の関係だよね。身内っぽいカンジ。時として、姉であり妹であり友達でもあり…。だから、一緒にいて居心地もいいし、いちばん歯車があうんだよね』ってlemondropが言ってくれた。
彼女がいつコレを読むか、はたまた読んでくれるのかはわからないけど、きっと私たちは大学入ってバラバラになってもいつまでも【心の友】でいられ続けることは間違いないだろう。
そんな彼女とも、付き合いは今年で6年目。
出会ってから続けてる交換ノート。高校生になって、二回目の受験生になったけど未だにやってる。
その数、何と12冊。
メールよりも、文書の方が気持ちが通じるから。
そういう理由でずっと今までやってきた。
これからも勿論続けていきたいと思う。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コレを書いてる人間も慶、『厚治、厚治♪』と浮かれてる人間もまた同じ慶です。
これからもよろしくお願いします。
最後に…。
私はこの本でまた考えさせられました。
あまり、堂本剛って人間は好きぢゃなかったけど、この本を読んで一気に身近に感じられる人物となりました。
是非、参考・オススメまでに…。
著/堂本剛 【僕の靴音】