Truly, Madly, Deeply

塵となるか、石となるかは君次第

大人はわかってくれない

2007-01-31 | music

会社の外でタバコを吸ってたら、小学生の男の子に話し掛けられた。電話を貸して欲しいと言う。
少年はsmith14が貸した携帯電話で母親の元へ連絡をするが、残念ながらママは出なくて、歩いて行ってしまった。
しばらくして外を見たら、その少年はなんかおっさんに車に乗せられてて。あー少年のお父さんかな?と思いつつ、そのおっさん全然他人だったらヤバイよな、とも思いつつ外に出た。タイミングよくsmith14の携帯にさっき電話に出なかった少年のママから電話が入り、事情を説明しながら走って少年に電話を渡す。少年はママと話し始めた途端泣いてた。


学校で友達とケンカをして飛び出して来てしまったらしく、途方に暮れてsmith14に声をかけたようだ。車のおっさんは学校の先生で、飛び出した少年をずっと探していたらしい。先生からは携帯電話を貸した事で何度もお礼を言われた。何事もなくてよかった。

その後営業に出かけ、同行した上司にこの出来事を話す。お前がやった事はまあ当然の事だよなーなんて上司が言ってる間、少年の事を考えて泣きそうになってしまった!

少年は悔しい思いや悲しい思いでsmith14の会社の前を歩いてたんだと思う。んで色々不安になってきて、ママに電話したくなって。smith14は子供に全く好かれない鬼のような形相をしているのだが、少年はその鬼を驚かせるほどの勇気を振り絞ってsmith14に話し掛けたんだと思うんだよなー。


夜に営業から戻ってきたら、少年の先生からお礼として頂いたお菓子が置いてあった。甘くなくて美味しいパイだった。ありがと先生。




Understand/ Brian(Setanta/'92)



ぎゅっと握って、ため息ひとつ

2007-01-28 | music

軽い遭難を経験する。月の灯りをあんなに頼りにしたのは初めてだ。


Sundaysで聴いた事あるのはデビューシングルとこれだけ。でも十分幸せ。smith14にとってはBjork以上。1曲目は今でもやられる。早く夏になって欲しいなんて思う。他の曲も素晴らしくて、しばらくはずっと聴き続けてしまいそうだ。


Static & Silence/ The Sundays(Geffen/'97)


プレミアシップweek20 Arsenal 2-1 Man Utd

2007-01-22 | football

日曜の深夜にこんなゲームを観てしまうと、真剣に酷い気分になってしまうな。これは全然笑えない。


先週のヴィラ戦での圧倒的な強さに大爆笑し、土曜日にチェルシーを下したリヴァプールには頬を緩め(Cechは悪くないと思う)、後はガナに勝つだけだった。最後の10分やり直せるとしたら、ファギーは同じ采配を見せたかな?うーんでも采配だけじゃないような気もするな。もう忘れよう。

ダントツで気持ちよかったのはルーニーのゴール。をアシストしたエヴラ。味方がキープする間に、後方から全開でオーバーラップする姿は素晴らしかった。まるでピッチで彼だけが走るのを許されてたような感じ。今後も大期待だ。



次はFAカップをポンピィと。ローレン加入してまた層が厚くなったみたいだが、こういうチームにはまだまだ余裕で勝って欲しい。格の違いを感じさせてほしいな。

キャラヴァンは進む、とかじゃなくて

2007-01-17 | music

S氏が不在だったが、かなり楽しめた夜。最後まで残り、打ち上げにも混ざって4時に帰宅。怖い。

ボスのど真ん中のネオアコな選曲に完全にノックアウト。Jim JimineeのTown&Country Bluesでは過去にないくらいバーストしたし。Nick Heywardの''When It Started To Begin(邦題:恋のスタート・トゥ・ビギン。こういう無茶な日本語タイトル大好き)''には正直ヤラれた。やっぱボスってスゴイんじゃん。もうこんな感覚は忘れていた(!)。


色んなドアが開かれて何だか不思議な気もする。気を付けなきゃいけないのは、お上品にも自分の手でそれらを閉めてしまわない事。そして正月気分をいい加減終わらせる事!仕事はもう始まってるっつーの。



When It Started To Begin/Nick Heyward
(''North Of Miracle~風のミラクル''/Arista/'83)

Snow Like This

2007-01-14 | life

オバアが住んでた家を壊すから、と聞いたのが去年の秋くらい。ホントかどうか確かめたくて久しぶりに長野へ。


小さい頃は3~4時間くらいの長距離ドライブに耐え切れず、碓氷峠あたりで必ずゲロ吐いてた。今じゃ高速使って約2時間。こんなに近かったんだ。もっと足を運べばよかった。
たいした目的もなかったから、町へ降りてからは懐かしい景色を見ながらゆっくり走る。結構変化が多くてさ(当たり前だ)、ただの県道を走るだけでも相当エキサイティングだ。

実際オバアの家はもうなかった。雪で真っ白。石垣のような跡だけが残されてて、オバアの家は城だったんだ!とアホな事を考える。千曲川まで降りたかったけど、この雪じゃちょっと厳しかったな。また夏にでも来てみたい。


長野といえば蕎麦だろ、って事で適当に店に飛び込んで食事。これが正直かなりの期待外れで、ちょっとヘコむ。懐古園も雪に彩られて奇麗ではあったが、起伏のある土地にこの雪はやはり歩きにくい!人影はまばらだし、園内の動物園のオランウータンにはケンカ売られるし。吊り橋は正確には吊り橋じゃなかったし!いろんな意味で寒いねー!なんて友達とゲラゲラ笑った。


旧軽井沢で買ったオリーブとアンチョビのペーストが美味しくて救われた。毎日チビチビいただいてる。正月気分が抜けてないのか、日本酒ばかり飲んでしまっているなー。