今日は5月4日、みどりの日です。言わずもがなのことですが、4月29日が「昭和の日」になったことの連れ、5月4日が「みどりの日」になりました。
テレビでは、御所・吹上御苑の一般公開で100人の一般人が散策を楽しんだという報道がされていました。日本は温帯・落葉広葉樹林帯に位置し、それこそ放っておいても「草木繁茂して、行くに 前 人を見ず」のような魏志倭人伝に言う環境にあります。
昭和天皇のお言葉通り、70年間人手が入っていない吹上御苑、倒木もそのまま自然のままにしてある、と聞いています。
これこそ日本人の心、いにしえの心です。日本には神社があり、そこには鎮守の森があり、神木があります。山そのものがご神体の神社もあります。
占領憲法によって日本人はこの心を失っているように感じています。
閑話休題。1日おくれの憲法論議を記載したいとお思います。
1.普通の国の普通の憲法であって欲しいと思います。
・普通の国なら、集団的自衛権云々などとは言わない。いっそのこと明治憲法に戻れば良い。少なくとも日清・日露を乗り越えてきたのですから。
さらにどこの国でもそうですが、大統領なり、首相なり、各大臣なりが他国を訪問して丁々発止と持論を展開できるのは、自身の後ろに国の軍隊があるからです。
日本の大臣は何を後ろ盾にして交渉をしているのでしょうねえ?
2.国民投票法案可決
「憲法改正手続きを定める国民投票法案が4/13に衆院通過しただけで、訳の分からない人間がかまびすしくギャアギャアとわめいている。
「これで憲法9条が無くなってしまう。」と騒いでいる。ということはそれほど9条は不合理なものであるということを証明しているのではないでしょうか?
3.現在の憲法は本当に憲法なのか?
今読んている本「日本国憲法 無効宣言」(渡部昇一・南出喜久治、ビジネス社)に、このようなことが書いてありました。
・占領憲法は「憲法として無効である」。占領憲法=講和条約である。
という内容です。詳細は該当書物にあたって下さい。
明日は5時起きゆえ、今日はこの当たりまでにしておきます。
後日またこの内容にふれてみたいと思います。
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拙ブログへのコメント有難うございました。裁判員制度については、私も反対の立場です。
国民の生活に多大な影響のあるこのような制度が、国民投票も無しに勝手に決められるのは、非常に許し難い行為であり、権力の濫用に近いものを感じます。
裁判員制度を導入する目的は、「国民が刑事裁判に参加することによって、裁判が身近で分かりやすいものとなり、司法に対する国民の信頼の向上につながるため」 とされていますが、よく意味がわかりません。
裁判員に選ばれた人が裁判を欠席すると、10万円以下の過料の制裁を受けるというのもひどいと思います。
事件の審理を行うのは裁判所の義務であり、その義務を国民にも押し付けるのは、職責放棄に近いものがあり、憤りを感じます。
裁判所の中で、凶悪事件を起こした犯人と同じ空気を吸いたくないと思っている人もいるはずです。憲法9条改正反対のデモがあるのに、裁判員制度についてのデモが起こらないのも不思議です。
憲法第13条の「自由及び、幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しないかぎり、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」という条文に反する裁判員制度は、即刻中止すべきと考えます。
>さらにどこの国でもそうですが、大統領なり、首相なり、各大臣なりが他国を訪問して丁々発止と持論を展開できるのは、自身の後ろに国の軍隊があるからです。
>日本の大臣は何を後ろ盾にして交渉をしているのでしょうねえ?
と、おっしゃいますが、世界中のどれだけの国が日本以上の軍隊を持っているのでしょうか?
また、軍隊=国力なのでしょうか?
軍隊=国力、あるいはそれが後ろ盾じゃないとなにも話せないというのが本当ならば、アメリカ以外の総ての国は、なにも話す権利を持たないことになります。
アメリカ一国が論外なほど強い軍隊を持っているのですから。
世の軍事を語っている人々は、ほとんどその点を意識的に無視して議論しています。アメリカの軍事力を考慮に入れると、商売が無くなってしまうからだと私は思っています。
>今読んている本「日本国憲法 無効宣言」(渡部昇一・南出喜久治、ビジネス社)に、このようなことが書いてありました。
「日本そして日本人」(祥伝社)のころの渡部氏は、とても我々に「良い日本」を教えてくださったようにおもいますが、現在はただの老人性固執症ではないかと思われるふしがあります。
読まないで議論を持ちかけるのは、まったく不当だとはおもいます。しかし、そのくらい傾いた論説をされる方であるとは信じています。
9条というのは、たしかに矛盾に満ちてはいますが、わたしは絶対に守らなければならない憲法だと思います。
戦争などやらないに越したことはありません。
わたしは大学で世論調査を専攻しましたが、今回の憲法改定に賛成50%超にも大きな異論があります。あれはまっとうな調査結果の表し方とは決していえません。
わたしも、憲法改定そのものには異論はありません。しかし、9条は絶対護憲派です。
そういう人もあの調査結果の表し方では、「50%超」に入ってしまいます。
いろいろ書きました。
わたしはいま海外で過ごしています。
日本はとてもよい国だと思う。出ればでるほど、その感は強くなります。
その国をなんとか守ろうとするならば、何十年も前の常識を持ち出すより、現在を見回して議論をする必要があると思います。
先日ポツダムを訪れました。
日露戦争を乗り越えたとおっしゃいますが、それもまったく薄氷。日英同盟、山本権兵衛、大山巌の「終戦工作」などいろいろな外因内因がかさなって、なんとか手にした勝利。それをまったく知らず、無知な「七博士」なる人物たちが、「大勝利になぜ銭や土地がもらえんのだ」などと反論して、世間を騒がせました。そのときの民衆の蛮行が、後の対米関係などを悪くしたなどといわれています。
そのときの和平会議はイギリスのポーツマス。
帰ってきた小村寿太郎には罵声が投げかけられたといいます。後世我々は、どれほど彼の頑張りに感謝しないといけないかわかりません。
そして、ポツダム宣言は、日本に圧倒的というほど好意的な降伏文書。
いつの時代も、日本はいろんな力に守られてきました。
9条は、そういう力の一つになりえるとわたしは信じています。
http://inosisi80.iza.ne.jp/blog/entry/168757/