犬山ハーフマラソン 【第31回大会 ┃第32回大会 ┃御褒美 ┃マンホール 】
2010年2月28日(日) 第32回読売犬山ハーフマラソン
【会場まで】
朝5時30分、目を覚ますと昨日から降り続いている雨の音。昼頃からは晴れそうとの天気予報が救いだったが、やはり気勢は上がらない。今日は春雨じゃ。ファンランとしゃれ込むことにした。
午前8時19分、名鉄犬山遊園着。傘を差して会場に向かう。棄権する人が多いかなとも思っていたがとんでもない。会場はランナーでごった返していた。なんでもハーフと10キロの部を合わせると史上最多の8674人もエントリーしていたそうな。
受付を済ませ、自宅に電話連絡があり何年ぶりかで会う約束をしていた昔の同僚Yを待っていると、昨年の犬山ハーフ、荒川フル、ともにボクよりはるかに早いタイムでゴールしたやはり同じ職場の仲間だったOに声をかけられた。最近全く走っていないようだったので、てっきり不参加かなと思っていた。会場には来たものの、走るかどうかはわからないと。ばかも~ん、さっさと着換えなさいッ!、と言ってやった。
それにしても、会場のぬかるみはどうにかならないものか。むしろか何かを敷くだけでずいぶん違うのに。雨はさほど気にならなかったが、シューズが泥んこソックスまで濡れてしまうのには閉口した。
参加賞のTシャツのデザイン
【スタートまで】
スタート位置はゼッケン番号で分けられる。この番号は自己申告の予想タイムにより割り振られるため、俊足ランナーは前の方から、鈍足ランナーは後の方からのスタートとなる。
昨年はぎっくり腰事件、シンデレラ事件など(⇒ 第31回大会)のドタバタもあって、しまらない場所からのスタートなってしまったが、今年はちゃんと所定の場所に並んだ。すると少し遅れてやってきたYがボクの隣に立った。彼のゼッケン番号の数字はボクの数字よりだいぶん大きかった。でも、まいっか。
【スタート~5km】 27分54秒 (5'34/km)
いつの間にか雨は上がっていた。号砲を聞いてスタートの横断幕の下を通過するまでに2分15秒。Yとお互いの近況を話しながらのランが始まった。ボクには遅く感じるペースだったが、たまにはこんなレースもいいだろう。
前半飛ばして後半へろへろがいつものパターン。前半抑えたら後半どう違ってくるのかも知りたかった。でも、さすがに遅いかなぁと感じ始めたので、5キロ地点まで一緒に走って、そこからは先に行くねと断った。
【5~10km】 28分06秒 (5'37/km)
じゃ、またゴールで、とペースを上げた。すると、それから10メートルも進まないうちにOを発見。練習不足のためちんたら走っていたよう。今度はOとのくっちゃべりラン。そのうち、Yも追いついてきて3人で平走。アフターの約束などをした。
突然、「後2分で関門閉鎖ですよぉ~」、との係員の声が耳に入った。えっッ、とビックリ。関門があることを失念していた。そしてどの地点に関門があるのかもわからない。とにかくダァ~ッシュ。
帰宅後調べてみたら、9.7km五郎丸南の交差点を左折する地点が第2関門だったみたい。計算すると、この第2関門の通過時間が11時01分21秒。閉鎖時間が11時02分。その差39秒。あぶなかった。
【10~15km】 25分25秒 (5'05/km)
2分過ぎても3人とも走り続けていた。関門はクリヤーできたたらしいことはわかった。ただこの調子だといつ関門にひっかかるかわからないぞ。失格だなんてしゃれにもならない。少々あせった。なにせ、こちとら2月の最終日のハーフで月間走行距離300キロがかかっていたのだから・・・。(⇒ まけるな私)
10キロで給水。トレーニング不足のOに、先に行くよと伝えてペースを上げた。しかし、それから2キロも走らないうちに、また「関門閉鎖まで後3分でぇ~す」、の声。えっ、一体どうなっているんだ。周りにいた複数のランナーもあせったよう。口々にどこまでですかと聞いている。係員の答は要領を得ない。とにかく、うはっ、走るしかない。結局関門はどこだったのかはわからなかったが、3分過ぎても走り続けていた。
帰宅後調べてみると、12.3km地点の本町交差点が第3関門だった。推定通過時間が11時17分07秒、関門閉鎖時間が11時18分。53秒差。
【15~20km】 25分26秒 (5'05/km)
16キロの折り返し。去年は向かうときにOの姿を探したが、今年は戻るときに見つけた。お互いエールを送った。18キロあたり、国宝犬山城はどこにあるのかなとたまにきょろきょろ。昨年の犬山ハーフでは、このあたりでへたれだしたのだが、今年は全然余裕だった。快調に走り続け立ち止まったりペースダウンランナーを次々に追い抜いた。
【20~21.0975km】 5分33秒 (5'03/km)
ゴールまであとわずか。ペースは落ちない。たまに追い抜かれるが、追い越すランナーの方がはるかに多い。実に気分がよい。その時、60代後半か70代前半と思しき男性が右後方から接近してきた。『マラソンは最後が肝腎である!』と大きな声。話し掛けられたようなないような。ごもっとも、と返事をした方がよいのやらないのやら。でも、こちらは別にへたれてないしぃ~、と訝っていたら、『行けぇ~!』と大きな掛け声を発し猛烈な勢いでゴールを目指していった。なんだったんだ、あれは。^^;
【ゴール後】
OとYのゴールを待った。Oはしばらくしてゴール。2人でYの到着を待つ。なかなか現れませんネェ~。3年連続完走しているとのことだったのだが、今年は収容車かなァ~。すると制限時間前ぎりぎりに現れた。
ただ、Yの話ではゴールまであと2.2キロの第5関門に引っかかったみたい。係員に計測タグのついたゼッケンを外すようと促されたものの、外すふりをして係員の横をすり抜けてきたとのこと。他にも2~3人似たようなランナーがいたらしい。32回目という歴史のあるレースだが、スタートといい、関門といい、運営は結構アバウト。でも、ま、いっか。
【結果】
1時間52分26秒(ネット)・・・【1時間50分11秒】
0~5km; 27分54秒 (5'34/km)・・・【25'51 (5'10/km)】
~10km; 28分06秒 (5'37/km)・・・【25'49 (5'09/km)】
~15km; 25分26秒 (5'05/km)・・・【25'43 (5'08/km)】
~20km; 25分26秒 (5'05/km)・・・【26'35 (5'19/km)】
~goal; 5分33秒 (5'03/km)・・・【 6'19 (5'45/km)】 【】内、昨年の記録
【総括】
タイムは昨年より2分ほど劣るものの、楽しく走れた。ゴールした後もあと10キロくらいなら楽に走れそうな気がしたくらい。なんだかんだ言って、持久力がついてきていることを実感。
会場は名証のグランドでしたよね。
スタンドも小さくて、悪天候なら荷物置き場に困ると思った記憶があります。
アフターのお店はいかがでしたか?
使いやすそうなお店なら、気が向いた時にご紹介ください。
アフターは恒例のビールです。地ビールレストラン『犬山ローレライ麦酒館』でランチバイキング♪
http://www.loreleybeer.co.jp/
ビールは金曜日にアップします。^^;