2010年3月21日(日) ソウル国際マラソン・・・ 【スケジュール&作戦 ┃マッコリ ┃完走記 ┃マンホール 】
2010年3月21日(日) ソウル国際マラソン |
完走メダル 【~05km】27'15/5km (5'27/km) |
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【記録】3時間47分48秒(ネット)・・・自己記録更新! |
【コース】 光化門をスタートし西に向かい、オリンピック・スタジアムがゴールのワンウェイ・コース。3~4度Uターンして少し戻るものの、基本的には西から東に移動。この季節、風は西から東へ。かなり背中を押しされたような気がする。しかも微妙に下り坂。確認すると25メートルは下っている。記録を出しやすいコースであることは間違いなさそう。ちなみに、公認コースはスタート地点とゴール地点の標高差が0.1%以下、つまりフルマラソンでは42メートル以下と決められている。 |
5:00am: 起床。ずぐに前日中部国際空港で買った大福3個と、昨夜ホテルに到着した後に買ったパンとビスケットを食べた。マラソン当日の朝、米を食べなかったのは今回が初めて。なんとなく力が入らない。天下のH.I.S.。高いツアー料金ふんだくりやがったのに・・・、とブツブツ。 7:15am: スタート会場着。路面の水溜りが凍っている。外気温1℃。風(++)。 7:30am: 手荷物を預けた。ウインド・ブレーカーを着て走るかどうかは最後まで迷ったが、エイヤッと脱いでジーンズと一緒に所定の袋に詰め込んだ。Tシャツと短パン。とにかく寒い。スタート会場はホテルから徒歩5分の距離だったので、一旦ホテルに逃げ帰り暖を取った。 8:00am: エリートの部スタート(の予定だった)。 参加人数2万5千人。日本人参加者は全員Aブロックに割り当てられている。鈍足ランナーにとっては小さな親切大きな迷惑迷惑といった感じ。順位を競うわけではない。分相応な位置で走るのが一番平和。 4時間のペースランナーははるか後方(にいるハズ)。スタートライン手前でペースランナーを待つことも考えたが、道路の端は鉄の柵が置いてあったので、脇によけることもできない。立ち止まったままでは追突されかねない。で、大会の運営はなんとなくアバウトな雰囲気だったので、後ずさり後ずさり。4~5メートル先に3時間50分のペースランナーの風船が見える場所に紛れ込んだ。それでもBブロック。 ちなみに最後列はEブロックで、制限時間はEブロックがスタートしてから5時間以内。 大音量のアナウンスが会場を盛り上げる。韓国人は元気がいい。言葉はわからないが、適当に歓声に合わせる。 定刻少し過ぎてからカウントダウンが始まった。そして、カウントダウンの終了とともにスタートだ。日本のレースでは経験がない。これはわかりやすくていいな。日本の同規模の大会では、いつ始まったのかわからない。ぞろぞろと集団が移動するので始まったらしいことは解るのだが、なんともしまりがない。 2週間前の静岡駿府ハーフで痛めた肋骨の痛みが心配だったので、不自然な力が入らないよう慎重に走り始めた。
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10km過ぎ、清渓川(注)に架かる橋を渡って折り返し。3時間50分のペースランナーが3~400メートル程先を走っているのを視認。 注:清渓川(チョゲチョン)・・・30年の時を経てソウル中心部に復元されたソウル市民憩いの場。 16kmあたり、3時間50分のペースランナーに追いつくことができた。後はペースランナーに引率された集団の中でひたすら走った。マラソンは30キロからと、念仏のように心の中で唱えた。辛抱辛抱。集団の中での位置取りは多少いらっとするが、少なくとも30キロまでは我慢することにした。
30kmの通過タイムは木津川の時より1分30秒遅れ。余裕もあまりない。なんとか35キロまではくらいつきたい。ところが、ペースランナーが給水した直後、バナナを取りに行ってしまった。バナナまでは付き合いきれん。不本意ながら前に押し出されてしまった。 突然リーダーを失って途方に暮れかけたが、32kmあたりで時々会話をしながら走っている男女の二人連れを発見。安定して走ってくれるハズ。ペースメーカーになってもらった。 36km、チャムシル大橋の上でいつの間にか3時間50分のペースランナーに追い抜かれた。いつもであればそのままずるずるなりそうなところ。しかしここが踏ん張りどころ。かなり苦しかったが、気合を入れて男女のペアーに感謝しつつ別れを告げた。集団はずいぶん小さくなってなっていた。ぴったりとペースランナーの後にくっついた。風にあおられた風船が時々頭にあたった。 39km、ゴールまで後わずか。遅まきながらようやくランナーズハイが訪れた気がした。そしてその勢い借りて、ペースランナーを抜き去りそのままゴ~~~ル。
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でも私の記録は、学生時代の話です。いまや、10km
以上は、走れていませんし。(今は静養中です。)
まだ、先生はまだまだ進化しそうですね。