医学部、薬学部、看護学部の大学入試について(さくら教育研究所)

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大学受験の最難関は、医学部・医学科。

2019-05-29 | 日記

 大学受験の最難関は、医学部だろう。今回は、国公立大医学部医学科に合格者が多い学校ランクを紹介したい。

 今年の入試は、文系人気が高く、理系人気が低い“文高理低”だった。そのため、文系学部の少ない国公立大は6年連続の志願者減。医学部も1・3%減だった。

 予備校の入試担当者は「医学部の志願者は減りましたが、難易度が下がったわけではなく高止まり。今年も厳しい入試でした」という。

 今年、もっとも医学部合格者が多かったのが東海。昨年より12人増、10年連続トップだった。内訳は、名古屋大31人、名古屋市立大19人で、いずれもトップだ。

 2位は灘で、内訳は最難関の東大・理319人、京大21人でいずれも首位。ほかに神戸大が6人でトップ。久留米大付設は昨年より17人増えるなど、西日本の中高一貫校が強かった。

 首都圏は、開成が7位だった。予備校の入試担当者は「首都圏は大企業も多く、就職で優位ですから、医学部志望が高くならない。また、国公立大医学部が東大、東京医科歯科大、千葉大、横浜市立大の4校と少ないこともあります。さらに、私立大医学部は全部で31校ありますが、うち16校が首都圏にあり、私立大志望者が多い。経済的に恵まれ、地方まで行きたくない受験生が多いのでしょう」と話す。

 近年は、医学部の合格者に占める女子の割合が上がっている。昨年のデータでは、佐賀大が45・9%でトップ、浜松医科大43・2%、愛媛大40・3%など。

 関西にある共学の中高一貫校の進路指導教諭は「女子は手に職をつけたい考えが強く、医学部志望者が多くなっています。優秀なリケジョなら、親が医学部を勧めることもあります。最難関の医学部を目指せば、途中で志望変更しても他学部に合格できる可能性が高くなるので、生徒には志望は高く持つように指導しています」という。

 女子校では、11位に四天王寺(大阪)、16位に桜蔭(東京)が入った。


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