スカーレット手帖

機嫌のいい観客

ミュージカル『テニスの王子様』全国大会 青学vs氷帝 -ついにTDCに行ってしまったし勝つのは氷帝

2013-07-29 | テニミュ
地方公演、ライブビューイング、DVDでテニミュ成分を補充してきたここ1年半でしたが、
飽き足らず、東京まで見に行ってしまいました。
名古屋でも見るんですよ、すでに2公演取ってるんだけど、
テニミュ通算1000回公演達成のニュースを見て、はやる気持ちを抑えることができませんでした。
かつて(2~3年前だっけ)竹内佐千子のこのWEBマンガみて
他人事のように笑っていたのがきのうのことのようです。
7/26(金)夜公演、みてきました。

**

水道橋駅を降りると目の前に広がる、
わあああ これかあああ 東京ドームシティ略してTDC。
(ちなみに、水道橋に行くまでの御茶ノ水あたりは「うわああここJINのオープニングで出てくるう」という味わい方もあります)


会場入り口には、1000回公演を祝うリョーマと跡部の等身大パネルが…



友達と一緒に来ている人などはこのパネルと並んで撮ってもらってましたが
あてくしは一人ですので、無言でこのパネルのみを被写体として撮影したわけでございます。



わくわくしすぎてちょっとおかしい状態の中、開演前アナウンスは白洲くん。
「おすふんだ… おすふんだ…」と思いながら開演を見届けました。
なので、なんだか鳳に気持ちが入った状態で応援してしまった。
ちょうど席が第一バルコニー右側で、ダブルス1の時に手前に宍戸鳳が見えたんですよ。
よかった。あのペアすごくいい。セリフ以外のとこでも励まし合ってる。
宍戸の桑野君もハマり役だ。てかあの役を村井くんがやってたのか。その現場見たら泣いてたな私。

あと、セイヤーのPVで貪欲におかしさを演出していた滝役の西島くんのことが気になり、
じっと見つめてしまいました。
ベンチでスピードガンを構えてるところを見るだけで笑ってしまった。
少ないセリフとまかされた日替わりパートを頑張ってた。

「セッカチ」のダブルス2はかっわいかったー。若さが炸裂しとる。
「かわいいい」って何回腹の中で叫びましたことやら。
かわいさといえばしそんくんかと思いきや、いせだいくんが予想以上にかわいかったです。
アレンジが変わってんですよね。微妙に。キメのリムショットとかが随時入ってきて
ダンサンブルな感じになっておりました。

青木くんは、ほんとうに、通常時よりも跡部役の扮装のほうがしっくりくる不思議な人。
なんか前回の公演のときよりも声が高かったのは気のせいかしら。
氷の帝王っていうよりはドエスの王子様って感じですけど、似合うよね。
全体的に氷帝のキャストは1回公演をやっているのもあるし、まとまりがあった。


そして今回、比嘉はいいな。すごくいいな。
敵校として出てくると、いかにトリッキーな感じのキャラであっても、
人数が5人ていうのが青学の半分以下なので、ちょっと少なくてう~~~ん、という感じでしたが、
チャチャ入れ役としては非常にいいのではないか。
青学も氷帝も人数が多いからっていうのもあるけど、
脇に居ても邪魔にならないサイズ感と、
真剣な本筋から離れて場面転換してくれる面白キャラがほっこりする。沖縄弁は鉄板だしな。
あと、吉岡君がカッコイイ。
もう1回いうけど吉岡君カッコイイよ。まわりに座ってる人たちも言ってましたからそうだと思います。
「古川君に似てる」というところから一歩踏み込んだ感じです。カッケー


全体的に今回は音楽がとてもいいなあと思いました。
知っている曲が多くてなじみがあったのもあるけど、
アレンジがけっこう効いている。そしてハモリが増えてる(と思う)。

特に秀逸!と思ったのが、
2幕開始のメドレーからのダブルス1への流れ。(若干うろ覚えですけど、たしか。)
氷帝の氷点下の情熱のリプライズからのトリオソングからの比嘉の5人が「どうなる?」と盛り上げての
途切れずにダブルスの試合がはじまるところ。
気分がぐーーーーんともりあがり、燃えます。1stシーズンからそうだったのかな。

あと、同様に、試合後のフィナーレにかけてのメドレーも。
おいしいところつまみ食い的な感じで、各校の曲とダブルスの絆の曲をやってTHE TOP!
アカーン! よすぎてアカーーン!!

曲が好きなのは「ヘビーレイン」ですかね。
ちょっと1か所、不二と跡部のハモリのところがかみ合っていないような気もしたのだけど。
青木君が声高いから低音が安定せず不自然なのかもしれん。
あそこべつにハモリなくていいんじゃない?ユニゾンでも。


焦る気持ちを覆うグレーゾ~~~~~ン

いいねぇ。最後にほんとに雨降らせてました。やるな。


最後に青学の話をしますが、
小越プロはもう、プロですね。ちょっと茶髪になってましたね。プロだからいいか。
プロはもうちょっと脇においといて、
7代目青学の皆さんが、前回の比嘉戦よりもかなりまとまって見えたな。
ほんとに前は、プロとその他の間に大きなレベルの壁がある感じがしたのが、
なんだかひとまとまりになって「7代目」という感じに見えました。(脳内補正があるかもですけどね)
多和田くんも矢田ちゃんも歌うまいし。
菊丸の黒羽くんとかなんかアニメっぽいし。山本くんは昭和っぽいし。稲垣くんでかいし。章平くん持ち上げてるし。
(そういえばフィナーレの時に担いでたな… あれだれだっけ染様だっけ)

いやー、しかし小越プロは全然負ける雰囲気がしないんだけど、
これはあと今後ぶつかる四天宝寺の人とユキムラがどれだけ迫力を出してくれるかですね。
ラケットさばきの仕方とか、どう見てもだれよりも最強ですので。


最後、セイヤーでは近くにジローの燈くんがきてくれました。かわいいね。

終演後、大満足してロビーに出たら、なんかシュッとした男子が何人かと一緒にこちらに向かってくる。
9割9分8厘ぐらいまで女子だらけのところに男子ってめずらしいなー と思って
よく見たら、

えっ…… 加藤和樹じゃね?

見に来てたようです。ビビった。一瞬目が合った(気がする)んだけど
氷のように冷たい目で見られ(たような気がする)、
氷の世界を発動されたかのようでした。
しかし萌えの力で氷点下を沸点まで押し上げたよ。



いやぁ、もうね、なんかね、テニスの王子様って、すごいね。
私ね、燃えてね、萌えすぎてね…

なんと翌日も行ってしまいました。
つづく




***

ちなみにこれが金曜日の夜のことで、
翌土曜日も観劇し、その後夫の顔を見に行って来たんだけど(別居婚です)、
だめだ。夢と現実の間にはクールダウンの期間を設けないと…
ということを再び学びました。
勝つのは氷帝、負けるの青学、目の前にいるのは一般人です。

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