退職者スーさんのまち起こし・地域起こしボランティア

私は、定年退職し、会社人間から社会人間=地域人間に変身中です。どうしたら地域の仲間に入り、楽しく有意義に生きられるか。

幽霊化した久喜市自治基本条例委員会

2009-11-19 15:48:14 | Weblog
 10月29日付けで久喜市自治基本条例委員に田中久喜市長より次のような主旨の手紙が届きました。
 久喜市自治条例委員の任期は、平成21年11月10日で任期満了です。その後 の平成22年3月22日までは、自治基本条例委員会に諮問する事項がないこと から 後任の委員の委嘱は行わないことにしました。
という内容です。久喜市自治基本条例では、第27条に「市に自治基本条例委員会を置く」「委員は10人」とあります。置くすなわち自治基本条例委員を委嘱する、ということではないでしょうか。委員の居ない委員会、名目だけの委員会これを「置く」というのでしょうか。それに新市誕生までの間、諮問する事項が無い と決めつけていますが有るかもしれません。問題が生ずるかもしれません。自治基本条例委員会の開催決定権は、田中市長ですので既に諮問する事項はない、と決めつけています。久喜市自治基本条例委員会は開かなくていい、無い方がいい、という考え方を発信していると解釈できます。市政運営への市民参加は時間と費用がかかる、といわれます。しかし、これは民主主義・市民主体・開かれた市政運営のコストではないでしょうか。この条例は、市民と行政の「協働のまちづくり」を推進するうえでの幹となる条例で、これに車の両輪をなす「市民参加条例」と「市民活動推進条例」があります。官から民へ、中央から地方へ、そして国民主体へ大きなウエーブが生じています。ご意見・ご感想は=SKOUDOU@SUUNY.OCN.NE.JPまでお願いします。



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1 コメント

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無茶苦茶 (bec)
2009-12-01 11:43:59
こんな認識の市の考え方は全く間違っていると思いますよ。総合振興計画と自治基本条例は市行政の2大憲法のはず。憲法を無視するような市に誰が「住みたいまち」と思うでしょうか。これは首長の認識とリーダーシップの問題ですよ。私たち市民ももっと声を大きく出さないと本当にダメになってしまう。危機感を持って行動しようじゃないですか。
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