7月30日(土)、韓国チームが来る日、その日は日中に教会で葬儀が行なわれることになっていた。教会員だった老姉妹の葬儀である。早天祈祷会を終えた後、牧師先生、運転手を務めてくださる教会のひょうきんな役員様、喪主である故人の御長男、そして私の四人で、簡単な朝食を摂る。朝食後、8時過ぎに20人乗りのマイクロバスで教会を出発する。マイクロバスは前日に借りておいたレンタカー、一日で二万余円なり。
韓国チームの空港(関空)到着予定は11時40分、渋滞もなくすいすいと走れたため、少し岸和田SAで休憩を兼ねて時間つぶしをする。
到着時間に合わせて空港に到着し、ゲートの所でチームを待つ。乗客が多かったために、一時間ほど遅れてゲートから出てくる。久しぶりに出会った兄弟姉妹たちと、抱擁をしたり握手をしたりして、再会を喜ぶ。
非常に多くの荷物を駐車場まで運ぶのに少し手間取る。運転席の隣には、日本語のできる姉妹に座ってもらって、ドライバーが退屈しないようにする。この作戦は成功したようで、ドライバーの役員様も退屈せずに運転していただける。昼食は、行きに立ち寄った岸和田SAで摂る。食券購入に少し難儀する。食後、再び教会に向けて出発したマイクロバスの車内では、日本語と韓国語が飛び交って、交わりが持たれるが、後ろの方の席ではしばしの休息をとる者も出てくる。
夕方の5時頃、教会に到着する。牧師夫妻は、まだ火葬場から戻られていない。教会の事務的な仕事を受け持ってくださっている姉妹の指示で、荷物を降ろしたり、厨房の準備をしたりする。牧師夫妻がおらず、事務の姉妹も帰られる所だったので、少し不安だったが、教会に韓国チームだけを残して、ドライバーと二人でマイクロバスを返しに行く。
レンタカー屋さんから戻って来ると、牧師夫妻もすでに戻っている。一緒に荷物を整理した後、韓国チームの寝泊りするホサナ館で、牧師先生に簡単な挨拶をしてもらう。
夕食及び、次の日からの食事や必要な物の準備のため、近くのスーパーへ買い出しに行く。しかし、ここで手間取ってしまい、夕食の時間がかなり遅れてしまう。自炊の予定を変更して、近くの食堂で遅い晩御飯を食べる。
食後、ホサナ館で賛美と祈りの時間を持つ。夜遅い時間だったので、声を出して賛美したり祈ったりしてもよいかどうか、何度も牧師夫妻に確認を取る。近所の家までは少し離れており、皆窓もしめているから大丈夫だろうとのことで、心おきなく(?)賛美を始める。
個人的に母教会の青年たちと一緒に賛美をしたり祈ったりするのは、本当に久しぶりだったが、何の違和感もなく、むしろ懐かしさを感じながら賛美し祈る。まるで韓国の母教会に戻って来たような感じだ。賛美し祈る中で、次の日からの働きに期待を感じる。