国別対抗戦への出場のため来日中のジェレミー・テン選手のご好意で、4月某日某所にてファンミーティングを開催いたしました。
ジェレミーの他、管理人含め14名の参加者が集まりました。
当初1時間半ぐらい時間をとってくれると嬉しいと打診していたのですが、結局2時間半にもおよぶ長時間、最初から最後まで本当に気さくに、そして率直にいろんな質問に答えてくれました。
写真はまだ整理できていないのですが、とりいそぎQ&Aタイムに答えてくれた内容など、メモが残っている範囲でレポートしますね。
※ ちなみに、日本語に通訳していただいたものを管理人がメモし、当時の記憶とあわせてそれっぽい文章にしていますので、元の英語からはだいぶ変わってしまっている部分もあると思います。その点ご了承ください。
※QもAも()内は管理人の補足です
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Q:日本語で知っている言葉はありますか?
A:簡単な言葉しか知らないんだけど…コンニチハ、アリガトウ、サヨウナラ(他にもあったかもです)
あと、「ワタシ ハ ニホン ガ ダイスキ デス」。これは今日来るときタクシーの中で教えてもらったんだ。
Q:日本の食べ物は好きですか?日本の食べ物の中で好きなものは何ですか?嫌いな食べ物はありますか?
A:おすし! バンクーバーにもおすし屋さんがあって行くことがあるよ。日本の食べ物は何でも好き。うどんもテリヤキチキンも…。嫌いなものはないかな。
Q:和式トイレを使ったことはありますか?混乱しましたか?
(ジェレミーは初来日のときに和式トイレの写真をUPして「これは…(驚)」見たいなコメントを残しています)
A:笑 (ジェスチャーで形を示しながら)こう穴があいてて…こわかったな(結局使ってみたかはわからずじまいでした)。
(ここから、話は最新式の今回のホテルのトイレの話題にかわります)流すためのボタンが背面になくって、サイドにあるのがなかなかわからなかったから、最初は15分ぐらい悩んだんだ。部屋で最初にナムに会ったとき、まっさきに「トイレの流し方わかった?」っていう話をしたよ。ナムは僕よりもっと時間がかかったみたいだよ。
Q:東京のどこに出かけたいですか?
A:ずっと東京には来てみたかったんだ。行きたいところはたくさんあるよ。原宿とか。ショッピングもしたい。どこかお勧めの場所はある?
→参加者より“竹下通りのキディランド”“新宿御苑の桜”“ユニクロ”などのアドバイス。
「新宿御苑の桜はホテルの近くを歩いたときに見たよ」とのこと。「ユニクロはNHK杯で大阪に来たときにも行っていっぱい買ったんだ。バンクーバーにはないんだよね」と。
参加者よりさらに“バンクーバーにユニクロができるっていうニュースをみたよ”といわれて「でもまだ2-3年はかかるみたい」と言ってました。
Q:座右の銘は何ですか?
A:(会場の壁にバナーが貼ってあったので、そのバナーを指差しながら)「あのバナーに書いてある言葉。anything is possibleだね。
(anything is possible は彼のシニアデビューシーズンのインタビューでよく出てきた言葉です。なんだってできる・どんなことだって起こりうるといったような意味で使っていると思われます)
Q:もしなんでも望みがかなう世界にいるとして、40歳の時点では何をしていますか?
A:うーん。何らかの形でスケートに係わっていたいな。ウィルソンとかジェフみたいに振り付けをしたりとか。スケートは一番情熱を注いできたことだから、ずっとスケートにはかかわりをもっていたいんだ。
Q:2013年のハロウィンの時に羽生君のプーさんのティッシュケースのコスプレをしていて、とても面白かったです。どうしてやろうと思ったのですか?
A:あの年はなにかかわいいものをやろうと思ったんだよね。それでプーになるにはどうしたらいいんだろうって考えてたときに(かわいいものから突然具体的にプーになった理由は不明です)、日本のファンが「ユヅルのティッシュケースはどう?」ってアイディアをくれたんだ。それでTシャツの背中を切ってティッシュボックスを仕込んだんだ。
Q:あなたのヘアスタイルはクワドを跳んでも乱れませんよね。ヘアスタイリング剤は何を使っているの?カナダ製?スピンの後にいつも頭がボサボサになる東京のローカルスケーターの男の子にプレゼントしてあげたいので教えてください。
A:それは僕の秘密なんだ…笑 特別に教えてあげるよ。
(ということで特別に教えてもらいましたが、秘密だそうなので答えを具体的に書くのは控えます。秘密はもちろん冗談ですけどね。ちなみにワックスはカナダ製のものだそうです。髪型をセットするために15分ぐらいかかるとのこと)
Q:スケーターにはだれにでもアップダウンがあると思いますが、そういうときファンにしてもらって嬉しいことはありますか?またはしてほしくないことはありますか?
A:ちょうど今日コーチのジョアンともその話をしてたところなんだ。日本のファンは素晴らしいねって。良いときも悪いときもかわらずにサポートしてくれる。ミスがあっても美しさを堪能してくれるし、ツイッターやメールでメッセージをくれて。そういうことがつらいときを乗り越えるのに本当に役に立ってる。試合会場で声援をもらえるのもとっても嬉しいよ。
Q:一番好きなジャンプは何ですか?
A:一番すきなのはルッツ。練習を始めてすぐ降りられるようになったんだよ。
最初はフリップでたしか練習初めて3日ぐらいでできるようになって、ルッツはその後2週間ぐらいで降りられるようになったんじゃないかな。
→参加者より“逆に嫌いなジャンプはどれ?”と追加で質問。「嫌いなのはサルコウ。練習を始めたばっかりのときに変な降り方をして転んじゃって、それ以来悪いイメージがついちゃったんだ」とのこと。
Q:尊敬するスケーターをおしえてください。
A:尊敬しているスケーターは本当にたくさんいるんだよ。ジェフ、パトリック…それにマオ、ダイスケ…マオは本当に小さいころから成長をみていた。あとはヨナもカロリーナやデニスも。でも一番僕にとってのアイドルのような存在はジェフかな。
Q:自分のプログラムの中で、どれが一番好きですか?また、自分のスケート人生ですごく成長を感じたプログラムはどのプログラムですか?
A:好きなのは“August Rush”これはシニアになったときに一番最初に滑ったプログラムなんだ。あとはもちろん“hallelujah”。心から気持ちが湧き上がってくる自分を見せるプロ。コーチと僕が純粋に見せたいって思った気持ちでできてるんだ。
Q:ハレルヤで着ているコスチュームがとても素敵です。他にも素敵な衣装がたくさんありますが、デザインのこだわりなどありますか?衣装発注時に自分からイメージなど伝えますか?また、今までの歴代のコスチュームの中で特に好きな衣装はどれですか?
A:好きなのはシンプルで派手でないもの。ここ数年はコーチが僕を信頼してくれてかかわらせてくれている。まず自分でアイディアをだして、コーチと一緒にスケッチするんだ。それをもってデザイナーさんと打ち合わせをするよ。最近はデザイナーさんとの打ち合わせのときはコーチより僕が主導権をもって決めていけてる。
好きな衣装はクイーンシンフォニー、イルポスティーノ、あとhallelujahも。
(その後別のタイミングでカム・トゥギャザーの写真を持ってきていた参加者がいたのですが、それをみて、これは僕はかかわってない。あんまり好きじゃない衣装と言っていました)
Q:ハレルヤの振付はジェレミー選手も関わったとのことですが、どのようなところに意見が取り入れられていますか。
A:Hallelujahはコーチのジョアンと僕が氷の上で音楽をかけて遊びながらつくっていったんだ。自分がどんな人なのかを表現しようとしている。最初の深く息を吸うところでは、自分の存在が生まれ、大きくなっていく様子、それから音楽が進むにつれて、自分が持っているもの・表現できるものをありったけを表に出していくようなイメージで、振り付けをした。
自分の中で一番気に入っているのは、最初のディープブレスのところ。
Q:ずっと滑りたいと思っていたけどまだ滑っていない、という曲または歌はありますか
A:ドビュッシーのClair de Lune(月の光)
Q:今シーズン、日本、韓国、中国で試合をしてきましたが、観客の反応はどうでしたか。国による違いはありましたか。
A:韓国のお客さんは、割とおとなしい感じだったな。中国は、本当にたくさんの人が会場に来ていて、本当にとてもにぎやかだった。日本も本当にたくさんのお客さんが会場にきているんだけど、とてもポライト(礼儀正しい・丁寧といった感じでしょうか)。それに各国の旗があってとっても良い雰囲気だと思ったよ。
Q:ナショナル銀メダリストになったことで、その後にアジアで3つも試合に出ることになりましたが、それらにむけて準備をするのは大変ではありませんでしたか?
A:ワールドから国別対抗戦までは2週間しかなかったし特に大変だった。それに4月まで試合があるっていうのものね。
Q:国別対抗戦のようなチームでの試合と個人での試合はどちらのほうが好きですか?
A:国別対抗戦はシーズン最後の試合だから祝祭的な部分がある。お互いがお互いの演技をたたえ、サポートし、そしてベストを尽くす。こういう試合に出たのは初めてだったけど僕はこの国別対抗戦のほうが好きかな。
Q:今回の国別対抗戦に向けてチームカナダは何か特別な前準備をしてきましたか。たとえばキスクラでのパフォーマンスとか?
A:事前に決めてきたことっていうのはそんなにないんだ。大体名前がコールされる前にキャプテンのメーガンが中心となって決めているんだよ。
例外は昨日の僕のFSのときだけ。どうしてもなくなった友人のために滑りたくて、黙祷をささげたいという僕の意思をみんなが尊重してくれたんだ。
Q:今年ジュニアグランプリシリーズにでていた日本の樋口新葉選手のことをツイッターで気に入ったといっていましたね。過去には好きなスケーターとしてアリッサ・シズニーの名前をあげていたと思います。二人の演技はタイプが違うように感じるのですが、二人の演技はどんなところが好きですか?そのほかにはどんな演技があなたの好みですか?
A:僕はいろんなタイプのスケーターがすきなんだ。パトリック・チャンとジェレミー・アボットは全然違うスケーターだけど両方とも大好きだしね。ワカバはスピードがあってパワフルで、そしてとても攻撃的なスケートをするよね。今季のJGPシリーズで一番のお気に入り。個人的には彼女がジュニアのタイトルを取るべきだったと思ってる。アリッサは静かで美しくて優雅で…本当に素敵なんだ。
Q:子供の頃は何に夢中になりましたか。スケートをはじめたきっかけはなんでしょう。誰かがあなたをスケートに導いたのでしょうか。
A:兄が(5歳年上のお兄さんがいます。ジェレミーは二人兄弟の次男坊です)アイスホッケーをやっていたので僕もやったんだけど、体が小さかったしホッケーは好きじゃなかったんだ。でも氷の上にいることは大好きだった。父が長野オリンピックのアイスダンスをみて、息子(ジェレミー)がアイスダンスをやったらどうだろうかって思ったみたい。ホッケーの練習の後でフィギュアスケートのクラスの練習を僕が熱心にみていたのに気がついたんだって。そういうわけで、今の僕があるんだ。
Q:シーズン試合で初めて4回転トゥーループを成功させましたが、一番最初に4回転の練習にチャレンジしたのは何歳のころでしたか?それにはどんなきっかけがありましたか?
A:初めて4回転の練習をしたのは…たぶん18才か19才のころだったと思う。
そのあと怪我をしてしまって長い間なかなか練習できなかったんだけど、昨シーズンの途中で降りられるようになって、でもちょうどオリンピックシーズンだったからまたそこで怪我をしてしまうリスクは冒したくなかった。それで今シーズンようやく試合に入れることができるようになったんだ。
Q:あなたはキャリアのなかで、大きな怪我をしたり手術をしたりしましたが、そこから復活して世界選手権の代表になるまでになりましたね。カナダではほかにも同じように手術や怪我から復帰しようとがんばっているスケーター(複数)がいますが、彼らに何かアドバイスを送るとしたら、どんなことを伝えますか?
A:あきらめないこと。今やっていることを続けること。だってあなたはそれが大好きなんだから。だから心の声に従って続けてください。情熱が全てを克服させてくれると思います。
Q:昨年の6月に現役続行を決めたとき、そのことについてコーチや家族、スケーターの仲間たちはどんな反応でしたか?
A:みんながとても「supportive」だったのでびっくりした(物心両面でそれぞれ支援をしてもらえたという感じでしょうか?)。意外だったよ。みんな僕にはやめて欲しいのかと思ってた。(参加者よりWhy?と質問がでましたが、聞き取れなかったのかこの答えはなかったので、なぜみんながやめて欲しいと思っていると彼が考えたのかはわかりませんでした)
Q:今シーズンはたくさんの出来事が相次ぐ激動のシーズンだったと思いますが、自分自身の中で最も大きな変化はなんでしたか?
A:昨シーズンからは、以前よりももっともっと競技者になれたと思う。昔はSPが嫌いだったんだ。うまく行かないことが多かったし。でも今のSP(昨シーズンから継続して同じプログラムを滑っています)は沢山の良い演技ができて、だんだんSPが好きになってきた。そこが一番大きな変化かな。
ここまでのQ&Aはあらかじめ質問を英訳してジェレミーに渡してあった予定されていた質問です。
このあとに質問シートには敢えて載せてなかった秘密の質問をさせていただきました。
沢山の質問にこたえてくれてありがとう。ところで、肝心なことをひとつどうしてもきかないといけないんだけど…という前振りの後で(この時点で何を聞かれるかは察してました)
Q:来シーズンのことについて決めるのは、今シーズンの試合が全部終わってからと前から言っていましたね。昨日その最後の試合が終わりました。私たちファンとしてはまだまだあなたのスケートを見たいと願っています。この願いがかなうと期待してもよいでしょうか?
A:(まあ聞かれると思っていたよ…といった感じの表情で)それについては本当にまだ何も決めていないんだ。これからカナダに帰って十分休息をとって、コーチたちとも相談しないと。続行できる環境にあるかどうかもわからないから…。
実際、16歳でバンバン4回転を飛ぶような子たちと戦うのは難しいよ。それにパトリックやケヴィンが来季どうするのかっていうのもあるし。それに自分の身体にも色んなことがあったしね(過去の怪我のことなどをさしていると思われます)。
でも、ただ自分の気持ちだけで(環境や何かを考えずという意味だと思います)決めてもいいのなら、体が続く限り滑っていたいと思うよ。
そういえば(とここで何かを思い出した感じで)、どうしてそうなったのかわからないけど、マキシムはなぜか僕のこと17歳だと思ってたらしいんだよねー笑 (おそらく若い子と張り合うのは年齢的に上のジェレミーにとってはきついという話をしたあとで、でも外から見ると僕は17歳ぐらいのこれからの選手に見えるらしいということだと思います)
ここで隠しておいた最後の質問まで全ておわりましたが、ジェレミーがもう少し時間大丈夫だよと言ってくださったので、急遽思いついたことを参加者から質問してもらいました。
予定していなかったものなので、私も質問・回答ともにメモし切れていない部分がかなり沢山ありますが、覚えている範囲でこちらもレポします。
Q:日本の選手について(もう少し具体的な質問だったかもしれません)
A:日本の選手のフィールドの深さには本当にびっくりする。羽生ほど技術的な才能に恵まれた選手を他に知らないし、ダイスケやタケシといった選手の流れの後でもどんどん新しい選手が続いていってる。ショウマもいるしね。
Q:ファッションでこだわっているポイント、好きなデザインとか色とか
A:タイトなラインの服が好き。洋服の色で好きなものは、(その日着ていたセーターの色の)バーガンディー、あと青かな。
Q:アイスショーで滑ることに興味はある?
A:競技を続けられなくなったら、クルーズ船に乗ってみたい。旅をするのも好きだし。トロピカルなところには行ったことがないから行ってみたい。カリブとかブラジルとかオーストラリアとか。もちろん日本にはまた来たいよ。
Q:好きな練習は?
A:ジャンプの練習が好き。宙を飛んでいる感じがするんだ。あとダンスのクラスもすきだよ。
Q:ダンスの練習が好きということですがどんな種類のダンスが好き?
A:ヒップホップとコンテンポラリー。(参加者より、氷上での動きがとってもきれいだけどバレエはやらないの?と質問され)バレエのレッスンもしているよ。
Q:ヒップホップと言えば、マキシム・コフトゥンがヒップホップのグループを組んでいて最近解散したそうだけど、あなたは言葉選びのセンスもあるし、自身でヒップホップの音楽をすることもできると思う
A:うーん、でもきっと僕できないや、歌ヘタだから。(笑)マキシムがヒップホップをやってたのは知ってるよ。昨日も歌って見せてくれたんだ。とっても上手だった。
Q:hallelujahを最初に見たとき、最初から最後までずーっと同じ調子が続くプログラムで、なんと難しいプログラムを作ったのか!とびっくりしました。このように難しいプログラムをすべることにためらいはありませんでしたか?
A:hallelujahはカナダでは本当に特別な曲で…コーチのジョアンがこの曲を提案したんだけど、ナーバスになったし最初はあんまり乗り気じゃなかった。でも友人のニコル(同じリンクで練習しているアイスダンサーの二コル・オーフォードさん)がカルメンやなにかみたいに他にも有名で特別な曲は沢山あるのに、なんでhallelujahだけためらう必要があるの?といって後押ししてくれた。今シーズンは自分のためのシーズンにするつもりだったから、リスクをとることをためらう選択肢はなかった。
Q:スケートをしていて一番幸せだったのはいつですか?
A:ほぼ毎日。毎日幸せだと思っている。自分が一番愛することを毎日できるっていうことは本当に恵まれていると思う。
Q:あなたも含めて、ケヴィン以外のカナダの男性スケーターはだいたいみんな前髪をあげておでこをだしていますが、なにか理由があるんですか?
A:僕は前は前髪をおろしてたんだけど(シニアのデビューシーズンまではおろしてました)、ジャンプやスピンのときに目に入ったり顔にかかったりするのが嫌であげるようにしたんだ。シンプルなのがいいよね。他の人があげてる理由?…ごめん、それはわからないよ。
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他にも、参加者ごとに個別にコミュニケーションをとっていただいた時間などに沢山のことを教えてくれましたが、管理人が個々の会話の内容まで把握できていないので、レポできるのはここまでです。
もし他にも思い出したことがあったら、また追加しますね。
また、ジェレミーは写真を沢山用意してきてくれて、参加者全員に一枚一枚その場でサインしてプレゼントしてくれました。
そして本来の進行予定では最後にジェレミーからしめのご挨拶をもらう予定にしていたのですが、進行役の私がすっかりその段取りを忘れていたところ、ジェレミーのほうから最後に皆さんに挨拶したいんだと言ってくれました。
このとき、管理人がちょっとばたばたしてましてメモをまったく残していない体たらく。色々と言ってくれて、感謝しているということを何度も言ってくれたのですが、はっきり覚えているのはこの部分だけです。
「みなさんが、英語で僕に色々と伝えようとしてくれたことがとても嬉しかったです」
「今日のことは絶対に忘れないでしょう」
「どうかこれからもtwitterやFacebookで僕にメッセージを送ることをためらったりしないでください」
【2015.4.21 19:00追記】
参加者の方が最後のメッセージを途中から撮影してくださっていたそうです。こちらに掲載してよいと許可をいただいたので
転載します。
「出来る出来ないにかかわらず英語を話そうとしてくれてありがとう。僕が日本語を話そうと思っても出来ないので(笑)」
「これがお別れになるかはまだわかりませんが、どういう風になったとしても、この日の事はずっと忘れません。何か感じた時や思った事はSNSなどで躊躇わずメッセージを送ってね。ここにこんなに素晴らしい人たちがいることを知って嬉しく思います。」
「最後にもう一度、本当にありがとう。今日は僕にとってとても重要な(大切な)日です。」
その後「Thank you」と言いながら、立って何度も深くお辞儀をしてくれました。
-----追記ここまで----
今回、ファンミーティングを開催するのにあたっては慣れないことが多く、段取りその他不十分な点も沢山あったと思います。
できるだけ希望される方には参加していただきたいと思っていたのですが、募集期間がぎりぎりで短かったり、あるいは日程が合わず参加していただけなかった方もいらっしゃいました。
でも、ジェレミーは、当日参加できなかった他の日本のファンの気持ちまでちゃんと受け止めて帰ってくれたと思います。
もし、彼の演技をみて、あるいはそれ以外でも、何か伝えたいと思ったらぜひためらわずに直接伝えてみてください。
英語はちょっと…という方もいるとは思います。
でも、多少間違っててもいいんです。彼は間違った英語で話しかけられることについては私に十分慣らされてますから笑
もしかしたら完全には伝わらないかもしれません。でも伝えようとした気持ちは絶対に受け止めてくれるはずです。