葛西、4年後は「結婚して妻子連れて金メダル」
読売新聞 2月19日(水)9時21分
個人ラージヒルの銀メダルを手に喜びを話す葛西紀明(18日)=松本剛撮影
スキージャンプ男子で個人LHで銀、団体LHでも銅のメダルを獲得した日本選手団の葛西紀明主将が18日、読売新聞などのインタビューに答え、「(2018年の)韓国・平昌(ピョンチャン)五輪には父と姉、妹はもちろん、結婚して奥さんと子供を連れて行きたい。そして金メダルを取る。それが一番の目標」と、現在独身の41歳は、4年後の再挑戦を宣言した。
7度目の大会で、初めて個人のメダルを手にすることができた理由に「主将としての責任感」を真っ先に挙げた。さらに「ワールドカップ(W杯)で上位に入り、(今大会は)予選免除だったことで心の余裕ができたこと」と、今シーズンにピークを合わせることができた、自らの「経験」を強調した。「今の気持ちを若い頃の自分に教えてあげたいが、それだけ経験できたから今がある。この経験を、若い選手たちに伝えていきたい」と続けた。