和みの食卓

大好きな人たちと食卓を囲む暮らしをしたい。
新米母ちゃんの日々ノート。

たなごころ療理

2008年04月21日 | 日々ノート
今月のお料理教室の様子です。

少人数でのんびり~の教室になりました。
娘もお料理する気マンマン。
「おてつだいする~おてつだいする~」

では、固くなってしまった味噌を練ってくださいね。
小さいながらちゃんと、役にたっています。



メインはたかきびのハンバーグ。
もちきびチーズをのせて、ごまクリームとにんにく醤油の2種のソースをかけて。

おかずが雑穀のたかきびでは、玄米ごはんが重たいとのことで
今日は五分づきです。ショウガの千切りを入れて、ジンジャーごはん。
土鍋のお窯で炊きました。
土鍋はいいです。多少の水分調節は鍋が勝手にしてくれるので
良い加減のごはんが簡単に炊けます。

和え物には、春の菜の花などの白あえ。
湯葉のお吸い物。お椀に桜の花を浮かせて、料亭みたい…。
お料理の写真を撮り忘れたのが残念です。

食事は娘の希望で、外に持っていって、商店街側の店先のテラスで。
暑いぐらい暖かいいい天気。
はじめは道行く人の視線をあびて、ちょっと恥ずかしかったのですが
そのうち、お店に寄ってくださる方もいて、ほのぼのしました。
食後、表のカウンター席でアップルタイザーを飲んでたおじさまに
娘は少しお裾分けしてもらいました。

とてもとてもおいしくいただきました。

春の野草

2008年04月10日 | 日々ノート
まだ行ったことがないのですが、「花の花」畑は那珂川にあります。
畑のまわりに、つくしやヨモギががたくさん生えているそうです。

最近、摘み取ったつくしの「はかま取り」が3才になったハルの仕事。
昨日は糸島の「松尾ほのぼの農園」さんから、フキが届いていましたので
下茹でして、娘と一緒に筋取りをしました。
これが結構上手で。

チラシを折ったりするのも、すごく上手になりました。
割り箸を箸袋に入れたり、値札を貼ったり。
きちんと教えれば、できる。
子どもだからできないだろうとか、こちらが面倒くさがって教えなかったりすると
やっぱりそのような「できない態度」をとる子になる、気がします。
商品棚を荒らしていた子は、今では歪んで置いてある商品を、まっすぐなおしたりしてます。
すごい変身!子どもってすごい!成長に目をみはります。

昨日はちょっと忙しかったのですが、娘は察したのか
午前中はインターンの人たちと池のまわりを散歩して
お昼ごはんまで、彼らの石けん作りの作業の部屋で、お絵書きなどして遊んでいました。
午後はフキの処理や、ヨモギの茎取りをしたり、調子の悪かったインターンに
毛布を持っていってあげたり、なんだか見ていてかいがいしいというか…。

私は新米母ちゃんですが、ひとりで子育てしていないので、本当に楽です。
子どもの相手や、躾が上手にできるかできないかは
子どもを産んで育てたかどうかとは関係ないみたい…。
私は産めば、親になれると思っていました。
でも、私は産んだだけ。産む役目を担っただけ。
2才半くらいで急に落ち着くまで、娘は結構、手のかかる子でした。
でもあれは、私に親(大人)になる覚悟をしろしろと、迫っていたのかな、と思います。
もっといえば、人としての役割をきちんと見つめなさい、とか…かな?

もし自分ひとりで子育てを抱え込んで、きつくなっている人がいたら
自分を開いてまわりの人と関係を築き、みんなで子どもを育てたらいいと思います。
自分の子どもは、所有物ではないですから。
私もそのように教えられ、今、実感しています。
博多こころんにも遊びに来てくださいね。
4月18日には13時から、こころんで「子育て学級」の講座があります。
これは、面白いですよ。
講師の先生のおっしゃるように、子育ては毎日が現場。
前回の講座の時も、話している側から、子どもたちの間でケンカがおきたりして
まさに「事件は現場で起きている!」です。
親だけ集まって、勉強している場合ではないのです。
とにかく正面から本気で向かわないと。

最近娘は、託児を嫌がります。
体調が悪いのかな、と思っていたのですが、もしかすると
いつも変に子ども扱いされていないので、子どもたちが泣叫ぶ部屋に置き去りにされることに
納得がいかなかったのかな、と思い当たりました。
でも、やっぱりまだ3才ですから、長丁場の講演や映画は難しいかとも思いますが
今度、静かにできるなら一緒に行こうと、誘ってみようかと思っています。
すでに、食事をするお店では小声で話すことができるし、説明すればちゃんと分かっています。

にょきにょき生えてくる、春の野草のように
にょきにょき成長する子どもたち。
夏に向かって、どんな風に伸びていくのか、変わっていくのか
楽しみです。

リニューアル!

2008年04月03日 | 日々ノート
またまた変身した、博多こころんを紹介しますね。
花の花と合体~。




うーん、素敵な看板。
中のカウンターでは、にこにこ作業する、けいしくん。
イケメンです。2才の娘がちょっと恋してます。。





店頭ではお弁当販売も。





1階です。ランチは、講座のない時は、2階のお席でも召し上がれます。




2階です。テーブル席と、ベランダもありますよ。
ちょっと子どもたちが一杯で、見にくいですね。。
今日は自主保育えん。
みんなで絵本を読んでいます。




お次はお絵書きですか。




はい、チーズ。




心を洗う夢基金の自主保育えんでは、ボランティアさんを募集しています。
子どもたちや障がい者と一緒に学びませんか。
特にご年配の方、歓迎します!

今月から「うたつむぎの会」を開催します。
お知らせがまぎわになってしまったのですが、今月は明日の4日、14時からです。
場所は、博多こころん2階です。
歌うことが大好きな方も、ちょっと苦手な方も、みんなで一緒に歌をつむいでいきましょう。
おじいちゃん、おばあちゃん、大歓迎!
…でも、このブログを見ているお年寄りって、あまりいらっしゃらないかな。。
ネット世代は、おじいちゃん、おばあちゃんのスカウト、お願いします。
明日は19時から酒話会もありますよ。

片付けられない症候群

2008年04月02日 | 日々ノート
ドキッとする方、いませんか。

「掃除」「片付け」苦手です。
そんな私がこんなこと書いてるなんて、両親が見たら(見てるんですが)
鼻で笑うだろうなあ…。
両親はとてもキレイ好きです。
母もですが、父は本当に整理整頓がビシッとできます。
仕事をしていて思うのですが、家事も含めて、仕事ができるかできないかは
「整理整頓」ができるかできないかにかかっていると思います。
資料が出てこない、必要な物を探す無駄な時間、忘れてしまう、、
こんなことがなければ、自分の持つ力を存分に発揮できるのに…。
父は勤めていたころ、きっと仕事のできる人だったろうな、と思います。(ヨイショ)
それなのに娘の私は…。
でも最近、そんな私がビックリするくらい
「片付けられない症候群」の姿を目にする機会があって
「これはどうしたことか」と考えていました。

自分自身も、イベント準備のあれやこれやで、ちょっと部屋の中が
なおざりになっておりました。
その時の、なんとも言えず嫌な感じ。
「片付けられない症候群」の人たちの部屋の、感じ。
この感じは何だろうと、考えていたら
「見捨てられてる」ってことかなと思い当たりました。
「片付けられない症候群」の中でも、それほどメチャクチャでもないのに
かわいく飾ろうとしてる部分とかあるのに、なんとなく全体に感じるよどんだような空気…。
これは何だろう?
そして自分自身も振り返ってみてふと気付きました。
そこに置いたまま、あることを忘れてる部分、意識できていない部分が
そういう嫌な気持ちにさせるのかも?と。
そしてこれは前に何度も師匠に言われていたことでした。
「心を配りなさい」と。

野菜や酵母や味噌を育てる時も、毎日ご機嫌うかがいすると、成長がいい、と聞きます。
声をかけなかったりんごの木だけ枯れた、という自然農のりんご農家の方のお話。
こころんでお野菜を送っていただいている赤峰さんの問答塾に参加したときにも
「薬をまかずに、毎朝、元気か~?って声をかけて歩くだけで野菜たちは元気に育つ。
こんな楽なことはない」というような事をおっしゃっていました。
師匠には、子育てもそれと同じ、「心を配ること」だと、何度も教えていただいていました。

「片付け」…。自分の家なのだから、見てない部分をなくしたい。
やっと、物の整理ができそうです。
前から、どうして自分は捨てられないのか、と考えていて
やっと気付きました。
「生き方」を決められないと、物の整理もできないんだ、と。
いつか、そのうち使うかも…と取ってある、いらない物たち。
ようやく手放すことができそうです。
はあ、、長かったなあ。

師匠から教えていただいた「心配り」のことも
その他にいろんな方に教えていただいた「知恵」も
はじめは、ほほ~と目からウロコが落ちて
とりあえず自分の中にある(のか、空に浮いてるのか?分かりませんが)
「要確認事項」の引き出しにしまっておきます。
この段階では、まだ「分かって」いない状態。
そして、今度のように「それが心配りか!」と気付くと
ひとつ、自分の中の深い部分に、そのことが降りていきます。
あくまでも「そんな感じがする」だけですが。
そしたら「少し分かってきた」状態になるのです。
きっとまた、「!」と思うとき、またもう一段階深く、自分の中に降りていく。
そしていつか、自分のものになっていくのかな、と思います。

毎日が楽しいです。

桃の節供

2008年03月31日 | 日々ノート
もうすぐ旧暦の「桃の節供」です。

ウチの中、お雛様だらけ…。
実は玄関にも夫の両親からいただいた、有田焼きのかわいいお雛様がいらっしゃいます。
今年は親戚から「さげもん」をいただきましたので、初めて飾ってみました。
「さげもん」は「さがりびな」ともいうそうで、布で作った小さな小物を
ぶら下げたりもします。柳川や日田の方で有名かな?
私がいただいたのは、亡くなった夫のおばあさまの手作り(!)の、毬です。





掛け軸は両親から娘へのプレゼント。お人形のお雛様は、私と姉のおさがりです。
掛け軸はまだこれだけしかないのですが、すごく気に入っています。
狭い日本家屋の飾り付けにはぴったり!しまう場所もとらないし、とても綺麗です。
飾るととっても映えます。パッと華やかになるというか…。
機会があれば、また季節の掛け軸、欲しいなあと思っています。
友達はお雛様柄の手ぬぐいを飾っているそうで。
気取らない感じでそれも素敵。




はじめての大きなイベントを終えて、ホッとしていますが、またまた次がありますよ!

3月17日のイベントにご参加くださったかた、どうもありがとうございました。
もりだくさんすぎて、消化不良…なんてコトになってはいませんか?
本当に興味深い楽しいお話ばかりでした。
ブースも面白そうなのがいっぱいでしたが、私はゆっくり見ることができず
とてもとても残念です。お越しになった方々は楽しんでいただけたことと思います。
多彩(多才?)なメンバーでこちらも本当にもりだくさん!でしたね。
同じふくふくプラザの交流ひろばでの「heart wash art展」も
とても素敵な空間に仕上がり、嬉しい限りです。
出展してくださった作家さん、お手伝いくださったボランティアの方々、
また走り回ったウチのスタッフたちにもみんなみんな感謝でございます。
そして見に来てくださった方たちにも…。

次回は5月11日です。日曜日なので、平日は参加できない方も、是非!
インド舞踊の茶谷祐三子さんと、ピアノ即興演奏家の今井てつさんをお招きしての
コラボレーションパフォーマンス、DVDお試し上映会「アレクセイと泉」などを
企画しております。詳細決まりましたら、またアップしますね。

先月のイベント前後に、親子で体調を崩し、しばらく休息をいただいていました。
娘の熱が上がったり下がったりで、いよいよお医者にみてもらうか…と思い連れていくと
インフルエンザでした…。どうりできついはず。でも治りかけで薬も出ませんでした。
出てももらいませんけどね。薬を飲まない方が、すっきり治ったりしますからね。
親子で早春のデトックス。すっきり春が迎えられます。

実際、3月頃にインフルエンザなどが流行るのは、冬のあいだに溜め込んだ
体の中のいらないものを外に出すため…と、聞いたことがあります。
花粉症は、からだが締まった骨盤(骨格?)を暖かい季節仕様にゆるめるそうなのですが
歪んで締まっているので、花粉の力を借りてくしゃみなどの大騒ぎをおこしているとか…。
いろんな意見、ありますが、必要なときにウイルスや花粉の力を借りて
からだはがんばっているのだなあと、ちょっと愛おしくなります。

ウクレレ特訓中!

2008年03月05日 | 日々ノート
イベントのお知らせです。
ウクレレ&ゴスペルの発表会も兼ねています…。大丈夫かな!?


・・・・・・・・・・・・・


□□□□第1回心を洗う夢基金 チャリティ公演祭□□□□ 

2008年3月17日(月)10:00~

会場:ふくふくプラザ ホール(250名)
  (福岡市市民福祉プラザ)
  福岡市中央区荒戸3丁目3-39
  福岡市営地下鉄 大濠公園駅 徒歩約7分
  にしてつバス 天神バスセンター前より61番 九州女子高校前 下車

入場料:割引チケット価格 【夢基金会員 500円】【一般 700円】
    当日価格     【夢基金会員 1000円】【一般 1500円】 
   (一般はミニ石けん1個のプレゼント付)
   ?入場料は夢基金へ寄付されます


Message 
地球の環境が悪化し、ロハス(永続可能な社会を考えた生き方の選択)や、マクロビオティックという考え方が浸透してきました。マクロビオティックは、動物性食品をとらないという極端な料理方法を学ぶ場ではありません。ロハスは、エコや、CO2削減など見える世界だけをを意識するものでもありません。スピリチュアルは、感じることだけを捉えすぎています。大いなる自然のリズムに合わせたものの見方や考え方に始まり、見えない世界、心の見方や考え方を中心に置いた宇宙の法則を知り、実行することです。そうして、本物の宇宙から来る心をまず実際に見てみましょう!ロハスを学んでも、マクロビオティックを学んでも、スピリチュアルを学んでも、ただのマニュアルです。マニュアルに頼らない、心を取り戻すことが先決です。心を現実に見える世界に降ろしましょう。人として、生を受けたことは、見えない世界である心を身体の中心に通し、人と人とが繋がり、地球の一員としての役割が果たせるように行動することです。まず、あなたを含めて独りぼっちをなくしましょう。


Program

10:00~12:00  鬼塚ユキ子 講演「食べることは育つこと」
12:00~13:00  食事休憩(出展ブース団体のPR)
13:00~15:00  岡部賢二 講演「マクロビオティックでビューティフル~
                身も心もマクロ美人になりましょう!」
15:00~15:10  休憩
15:10~17:00  江口まお 講演 「心のレベルアップ講座」
17:00~18:00  休憩(夢基金のご案内をいたします)
18:00~18:30  ウクレレ&ゴスペル 出演:May、糸島ダンディ、こころんコーラス隊
18:30~20:00  ウクレレミニコンサート 出演:永山恭久、田中宏

Profile

岡部賢二 Okabe Kenji
ルタント◆陰陽五行と氣・血・水の考え方と深層心理を取り入れた独自の健康指導で多くの方を指導している。2005年にムスビの会を発足しマクロビオティックセミナーやプチ断食セミナーを全国で開催している。著書に「マワリテメクル小宇宙~暮らしに活かす陰陽五行」(ムスビの会)

鬼塚ユキ子 Onitsuka Yukiko
自然食の会理事/米米くらぶ食育教室主催/生活習慣病予防指導士◆増え続けている生活習慣病・アレルギー・ガン等の難病、犯罪の低年齢化や行動以上などに早く歯止めをかけたいと、家庭の食卓や食事の大切さ・日本の食文化の素晴らしさを伝えるため、子どもの料理教室や親子教室を開いたり、講演会・学習会などの企画も行っている。「柱は日本の伝統食」「正しい食選・確かな食術」のできる子どもを育てるがモットー。

永山恭久 Nagayama Yasuhisa
日本ウクレレ協会会員/九州ウクレレクラブ、ウクレレストンプ、U・J・Q(ウクレレ ジャズ カルテット)等主催/ウクレレ講師◆1998年より、ギター、ウクレレの講師を務める。現在は、TVCMを中心としたスタジオワークや、福岡を拠点に九州~東京等で、ライブハウスやコンサートで活躍中。U・J・Q(ウクレレ ジャズ カルテット)は、国内でも珍しいウクレレをフィチャーした、ジャズユニット。ウクレレ奏者永山の呼びかけで1999年春結成。ポップス、クラシックからボサノバ、ジャズまで様々なジャンルをカバー。

May Mei
音楽プロデューサー/ディレクター/歌手/音楽講師◆2004年には過去にグラミー賞受賞したTPWとのジョイントコンサートを開催。現在も個人やカルチャーセンター・企業で音楽やGOSPELを教える。ただの音楽やGOSPELとしてでなく、日本の童謡や民謡・島歌などを取り入れ個性ゆたかな音楽家を育てるべく、現在も従事中。また、来年2009年1月、福岡で開催の国連「地球環境会議」の発起人兼実行委員で現在活動中。

江口まお Eguchi Mao
“心が全てであり根本である”ことを伝える道徳ある文化を構築し、提唱する。2000年“心を洗う石けん”を障がい者施設に委託。2002年“福祉作業所茜の木(博多こころん)”を設立。マクロビオティックを中心にした考え方で、自然の大切さを普及。同年、全国商工会議所女性会連合会「第1回女性起業家大賞」スタートアップ部門奨励賞受賞。2004年ナチュラル製品を自ら考案“株式会社マオン”設立。2007年心ある共存共栄な社会実現の為に、“心を洗う夢基金”を設立。2008年度中に法人化を目指す。1962年生まれ。福岡市出身。

■出展ブース:赤峰農場、アストレイア、yiyi cafe、板屋学園、おやつの村、三四郎、自然食の会、田中つゆ子、たなこころ庵、たなごころ整体、地球のめぐみ、てんぴや、ハーブガーデン、はすの実、花の花、BeGood Cafe、ぽっこわぱ耕文舎、松尾ほのぼの農園、ムスビの会、やまと更生センター、ルシーラ、わくわく工房

■ 主催:心を洗う夢基金事務局
〒811-1302 福岡市南区井尻4丁目21-23博多こころん内
tel&fax 092-585-7477  http://yume.kokoron.co.jp/



□□□□heart wash art 展□□□□
3/14(金)~17(月)
場所:ふくふくプラザ3階 交流ひろば
出品者:版画家 田中つゆ子さん、板屋学園の皆さん、やまと更生センターの皆さん 他

どっしりおいしい、ごはんぱん

2008年02月27日 | お料理
もっちりどっしりおいしい
ごはんの代わりになりそうな、パンが好きです。
もともとパン好きで、パン屋を見ると買ってみたくなる…。
女性はうなずいてくれる方が多いと思います。

私はフランスとかドイツとかで食されているという
口の中を切りそうな、ハードな生地のパンが好きです。
国産小麦と天然酵母のライ麦や全粒粉を使ったパンを焼いている
大好きなパン屋さんが近くにあるのは、幸せです。
家族揃って大好きで、毎週のように通っています。
普段はチーズやバターなどの乳製品はなるべく避けているのですが
ここでは自分に「解禁」としています。
素材にこだわってらっしゃるので安心ですし、すごくおいしい!
丁寧な天然酵母のパンは、本当にどっしり重く、粉の味があって
安く手に入るフワフワスカスカの空気ばかりのパンは、食べられなくなります。



いろんなお店のパンをを食べてきましたが、最近の「特別パン」は
かるべけいこさんの天然酵母パンです。
こちらは取り寄せなので、めったに食べられませんが
それがまた、特別感があって…。
初めて食べた時は、本当に驚きました。
「蒸して食べるとおいしい」とメッセージがあって、蒸籠にかけてみたところ…
これ、パン!?と思うような、むっちりした歯ごたえ。
見かけは素朴でほんわか、でも内に秘めたパワーとド根性を感じるような
かるべさんを表しているような、パンです。
かるべさんはケーキやクッキーなどのお菓子類、味噌、梅干しなどなど
他にもおいしいものをいっぱい手作りされてます。
サイトからお取り寄せできますので、ぜひぜひお試しを。

コミュニケーションの修行中

2008年02月14日 | 日々ノート
先日、西表島の女性と結婚して島に移住した都会育ちの青年の
家族を中心としたドキュメンタリーを見ました。

青年は農業を主軸に、足りない稼ぎを民宿のバイトなどで稼ぎ
島の長老に叱咤されながら、島の伝統的な米農法を教わっていました。
島育ちの奥さんは、祭の準備の時に、心配してきたおばあに、
やはり叱られながら手伝ってもらっていました。
昔ながらの「田舎」の人間関係。
これが合わなくて、移住してきても、また出ていく若者が多い、と
ナレーションが入っていました。
青年は「怒られるのが青年の仕事」と言って、叱られても叱られても
教えを乞い、慕って、とても可愛がられていました。

私は転勤族の父の仕事の関係で、「田舎」というものがないに等しいです。
結婚した人も、そのような「田舎」の人間関係をもたない人でした。
このまま一生、そういう「つきあい」を経験することはないのかなあと
思っていましたが、今、博多こころんで、街でも自分の意識を変えれば
そういう密な人間関係を築けると教えていただいています。

前の記事に載せた「心のレベルアップ講座」。
そして3月17日に、第一回目のイベントを企画している「チャリティ公演祭」。
ぜひたくさんの人に聞いていただきたいです。
私のように、コンクリートの集合住宅に住んでいても
まわりに豊かな自然がなくても
魂はずっとずっと自然に、まわりの人と心を添わせて過ごしていける…。
それが地球の一部としての、本来の人の姿かもしれません。
人の事は干渉しない、踏み込むのは失礼で迷惑なこと、
自分の領域も他人に侵されたくない…、私もそう思ってた。
私は独身のころ独り暮しが好きで、勝手気ままな生活が気に入っていました。
そう、思い込んでいました。
でも今、自分のいたらなさを叱られたり、毎日教えられたりしてみて
こんな人間関係をあたえてもらったことに、ありがたい気持ちになります。
自分の等身大の姿を確認できるし、いつかなりたい理想の姿をいつも見せてもらえる。

ドキュメンタリーの中で、島育ちの奥さんが二人目の赤ちゃんを産みます。
小さな子どもがいる家には、おばあたちが入れ代わり立ち代わり、訪ねてきます。
「誰もノックして入ってくる人、いませんからね。この環境が心地いいんでしょうね」
それが合わない人は、島からでていくしかない。
郷に入れば郷に従え。
なんとなくマイナスイメージで記憶していたこの言葉。
でもこれは、郷の掟に変なこだわりを捨てて従うことができさえすれば
幸せが訪れるという意味なのかもしれないなと思います。

街ではこんな分かりやすい図式というか、環境はありません。
なんでもかんでも、こんがらがって複雑です。
でも、少し引いて見てみると、割と単純なことなのかもしれません。
住んでいるところは相変わらずの賃貸マンションでも、
昔ながらの、心地よい人と人との関係を持てるのです。

そういえば「江戸仕草」。世界的な大都市であった江戸では
社会の平安のために、そのような人と人との関係を特に重視して
小さいころからコミュニケーションの訓練をしていたといいます。
私は江戸の人で言えば、今、何才児くらいかな?
毎日修行中、です。

心のレベルアップ講座

2008年02月13日 | 日々ノート
こころんの講座のご案内です。


心のレベルアップ講座
ハートをつなごう~独りぼっちの消滅~

◇講師 江口まお(博多こころん、心を洗う夢基金主催者)
◇日時 2/21(水) 13:00~
◇料金 夢基金会員 無料
    一般 500円(夢基金へ寄付)  
◇場所 市民福祉プラザ(ふくふくプラザ 視聴覚室)
     福岡市中央区荒戸3丁目3-39
     福岡市営地下鉄 唐人町駅 徒歩約7分

Message
地球の環境が悪化し、ロハス(永続可能な社会を考えた生き方の選択)や、マクロビオティックという考え方が浸透してきました。マクロビオティックは、動物性食品をとらないという極端な料理方法を学ぶ場ではありません。ロハスは、エコや、co2削減など見える世界だけをを意識するものでもありません。スピリチュアルは、感じることだけを捉えすぎています。大いなる自然のリズムに合わせたものの見方や考え方に始まり、見えない世界、心の見方や考え方を中心に置いた宇宙の法則を知り、実行することです。そうして、本物の宇宙から来る心をまず実際に見てみましょう!ロハスを学んでも、マクロビオティックを学んでも、スピリチュアルを学んでも、ただのマニュアルです。マニュアルに頼らない、心を取り戻すことが先決です。心を現実に見える世界に降しましょう。人として、生を受けたことは、見えない世界である心を身体の中心に通し、人と人とが繋がり、地球の一部としての役割が果たせるように行動することです。
まず、あなたを含めて独りぼっちをなくしましょう。

*当日10:00~ふくふくプラザ和室にて江口まおの「手のひら療治」も開催します。
 こちらも参加費は無料です。ぜひあわせてご参加ください。ご参加の際は
 動きやすい服装で、バスタオルかひざ掛けをお持ちください。
*ご予約は博多こころんにどうぞ。
*お昼のマクロ弁当を500円にて、ご予約できます。2月15日までにご予約ください。

心を洗う夢基金が集めた基金は、人々の心を取り戻し、独りぼっちをなくす為に、次世代の福祉を考えた新しい生涯学習の場を設立する為に使われます。従来型の障がい者のみの福祉工場や、厚生施設でなく、老人のみの老人会でなく、子供のみの子供会でなく、母親や幼児のみの母親学級でなく、大人たちだけの集まりの会社でも文化サークルでも地域集会でもない、世代をこえた生涯学習の場です。



進化する伝統

2008年01月28日 | 日々ノート
「縄文時代に日本で焼かれていたであろうパんが進化したら…」
前に無印良品で買ったことのあるパンのパッケージに
そんなメッセージがありました。
そのパンはとても素朴な、黒っぽくて丸くて平たい
こちらでよく売られているお菓子の「丸ぼうろ」のような形。
確か、福島で作られていたと思います。
無印の商品ではありませんでしたが、無印がピックアップしている
食品のコーナーにありました。
雑穀を粉にひいて入れているので素朴ですが噛みしめる程においしい。
(サイトを発見!銀嶺食品

パッケージの「もし、これが進化してたら」というのが
とても面白いなと思いました。
パンと言うと、子どもの頃持っていたのは
西洋かぶれなちょっとオシャレなイメージ。
大人になってからは、フランスのバゲットとか、ドイツ風のライ麦パンとか
べーグルやナンなど、やっぱり異国の食べ物としてとらえていました。
とっても好きだけど、日本人ならごはんでしょう、と。
どこかで違和感を感じながら食べていたかもしれない。
違和感、というと言い過ぎかな…。
「たまにはパンもいいよね」と心のすみで言い訳してたような気持ちかな?
(たまには、ではないのですが…)

お米は本当にすごい穀物です。
前はおっくうに感じていた、ごはん中心の献立の方が
実は手間がかからないと思います。
味噌汁だって、お味噌というおいしい発酵食品がすでにあって
それを溶けばできちゃう。入れる具材を選ばないし。

でも、もし、日本古来のパンのようなものが進化してたら…。
きっとお味噌汁に合うパンになったでしょう。
お焼きなどの粉料理に近い感じかな?
お焼きはバーガーみたいなものかも。

衣服に関しても、同じことが言えると思います。
以前、テレビのニュースで、国際会議の様子を見た時
インドの代表の方が、民族衣装を現代風のスーツのようにアレンジした
素敵ないでたちで参加されてました。
インドの方は、今でも日常生活でもサリーなどを着ているし
もともとの民族衣装もしっかり根付いているように思います。
すごく暑い国だから、気候風土にあわせた涼しい衣服が便利なのでしょうか。
でも、気候が関係ない国際的な公の場でも、ベタな民族衣装としてではなく
進化した、民族独特のデザインというか、「らしさ」を表現できる衣装は
素敵だなと思いました。

日本にも、着物というとっても素敵な民族衣装がありますが
やっぱり日常着では、ないです。
そんなことをつらつら考えていた時に
「安藤明子の衣生活」という本に出会いました。
安藤明子さんはその本の中で
「もし着物が生活着として、和洋折衷の現代生活とともに発展していたら
いまとは違う形に進化していたかもしれません」
と書いていらっしゃいます。
これを読んで、なんだか引っ掛かっていたものがすーっと通ったような
スッキリした気持ちになりました。
着物は着物で大好きですが、やっぱり洋服の動き易さ、着易さ、手入れし易さは
便利で魅力です。
その着付ける作業、半襟を付けたりする手間、動きにくさからくる身のこなし方なども
自分のものにしていければ最高なのですが、生活や環境はどんどん変わっています。
懐古趣味ではなく、でも気候風土にあっていて、民族としての表現もできる…
自分が何を美しいと思い、肌や目や髪の色、体つきを一番美しくみせる衣服…。
そんな衣服をビジュアルで見せていただいて、本当にワクワクしました。
いつか本物が見てみたいし、着てみたいです。

伝統って守るものと思っていたけど、それでは守れないのかもしれません。
伝統的な生麩を作っている会社の方が
「伝統は壊すもの」とおっしゃっていたのを聞いたことがあります。
伝統はどんどん進化していく。
そういうやってまわりをみたら、また面白いことが見つかりそうです。