けっさくWorks

森魚工房作品の展示サイトです。
しはんのお手本と、歴代生徒さんたちが生み出した名品の数々をごらんあれ。

いろいろ/上くぼさん

2012-05-28 07:34:37 | 日記
陶芸バカ一代・上くぼくん特集。
一心不乱?没頭?夢中?
揺るぎない心で陶芸作品に向かうひとです。
目指せ、人間国宝。


彼の代名詞、「透かし」。
「呼吸してんのかな?このひと」と心配してしまうほどの集中力で、細い細い柱を削り出していきます。


レイザー光照射機で線を引き、傘の骨をグラインダーで細工した手づくりの刃物で、少しずつ刻みます。
もはや、誰の追随も許さないクオリティ(「誰も追随したくない」が正確?)。








酒注ぎ、急須、ポット・・・
ろくろじゃなく、どれもタタラ、手びねりでつくられたものです。
制作行程のイメージからして尋常じゃない。
つくり方そのものが「創造的」なのです。


この徳利もぐい呑みも、手びねりものなのですよ。
不思議・・・


かと思えば、こんなファンシーなものも。
じゃんじゃんつくりますが、気前よく、行きつけの酒場に貢ぎます。


無尽蔵のポテンシャル。
本人が「本気作を出す」と公言する、秋の工房展が空恐ろしくなってきます・・・

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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いろいろ/女子のみなさん

2012-05-11 09:05:13 | 日記
がんばる女子たちの、器作品。


すごい風格。
黒瀬さんのお抹茶碗です。
手にすると、サムライの凄みがでそうです。


同じ黒瀬さんのですが、こちらは端整なもの。
あたしと彼氏とのラッキーナンバー、だそうで。


ろくろをひたすらがんばる木戸さんの、ごはん茶碗。
トクサの文様がいいアクセント。


伊藤(百)さんののどかな世界観。
このひとは、どんなものをつくっても、自分の色に染めてしまいます。


拡大。


もっと拡大。
「テキトーぞうがん」という(わが工房で呼んでる)技法です。
蚊帳目にまで白化粧がうめ込まれてるため、独特のテクスチャーになってます。


こちらは本物のぞうがん技法。
中山さんの、紋皿。
几帳面なつくりは、彼女の性格でしょうか。


大坪さんの、白化粧かき落とし皿。
この清潔感も、彼女の性格そのもの。
手づくりの器は、制作者の生き写し、ですねえ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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