【WEB】ヴァンフォーレ甲府

「ここで戦わなくて、いつ戦うんだ。次のリーグ戦で負けたとしたら、それはコンディションではなく、うちの実力の問題」と

J２甲府・大木監督が試合前に檄を飛ばしたのは、1ヶ月ぐらい前、ナビスコカップを制したばかりのジェフ千葉と対戦した天皇杯の4回戦。結局、延長の末4回戦の敗退が決まったが、甲府はかなりの部分ゲームを支配し、主力を温存したとは言えJ1の千葉と対等に渡り合った。その甲府が、Jリーグの入れ替え戦の第1戦で柏に勝利し、第2戦の結果次第で甲府の昇格が実現する。

やはり、ここで驚くべきは、後藤健生のコラム。はじめにコメントを引用した天皇杯4回戦のレポートを書いている。当時、このblogも含めナビスコカップ優勝の千葉の話ばかり取り上げられていた時期に、このゲームを観戦した後藤健生の焦点は甲府に移っていた。だいたい、新しいフクダ電子アリーナでなく、古く交通の便も悪い市原臨海競技場で変則的に水曜日の夜に行われた天皇杯の4回戦を観戦しただけでも凄い。