先日の公開講座で先生にお尋ねした楽譜。小池先生より送っていただきました。
学研出版の「こどものポリフォニー」伊能美智子 編
“ポリフォニー”は“多声音楽”と訳されることからも分かるように、
2つ以上の独立したメロディーが互いに絡み合って進んでいく音楽のことを言います。バロックに限らず、古典・ロマン・近現代に至るまで大作曲家の本格的なピアノ曲を弾くときに、「左右の手=10本の指を多声的に使える」ことが絶対不可欠な条件であって、バッハのインベンションは、作曲技法や芸術的価値からみても、最適な教材とされ続けてきました。
しかし、子供達にはなかなかバロック音楽やバッハは興味を持ってもらえない。また、慣れ親しんできた教本の「右手はメロディー、左手は伴奏(ホモフォニー)」と言う様式とは違う為、左手が難しく感じられてしまう。子供が敬遠するののも無理のないことかもしれません。
この本では、子供達が「早い時期から楽しくポリフォニーを体験し、左手も自在に使って多声的な演奏ができる」よう、子供達が日頃親しんでいる曲を素材として選び、またバロック音楽をスムーズに楽しめるよう構成されています。
輪唱のようなものから始まり連弾なども含まれていて、曲ごとに子供達が自分で読んで理解できる発想表示やポイントがついています。
勿論、他にも良い教材はあると思いますが、どうぞ一度参考にご覧になっていただければ幸いです。
学研出版の「こどものポリフォニー」伊能美智子 編
“ポリフォニー”は“多声音楽”と訳されることからも分かるように、
2つ以上の独立したメロディーが互いに絡み合って進んでいく音楽のことを言います。バロックに限らず、古典・ロマン・近現代に至るまで大作曲家の本格的なピアノ曲を弾くときに、「左右の手=10本の指を多声的に使える」ことが絶対不可欠な条件であって、バッハのインベンションは、作曲技法や芸術的価値からみても、最適な教材とされ続けてきました。
しかし、子供達にはなかなかバロック音楽やバッハは興味を持ってもらえない。また、慣れ親しんできた教本の「右手はメロディー、左手は伴奏(ホモフォニー)」と言う様式とは違う為、左手が難しく感じられてしまう。子供が敬遠するののも無理のないことかもしれません。
この本では、子供達が「早い時期から楽しくポリフォニーを体験し、左手も自在に使って多声的な演奏ができる」よう、子供達が日頃親しんでいる曲を素材として選び、またバロック音楽をスムーズに楽しめるよう構成されています。
輪唱のようなものから始まり連弾なども含まれていて、曲ごとに子供達が自分で読んで理解できる発想表示やポイントがついています。
勿論、他にも良い教材はあると思いますが、どうぞ一度参考にご覧になっていただければ幸いです。