一般に表装された掛軸には、タテ長のものが多いが、ヨコ長のものもある。
この2~5文字のヨコ形の掛軸は、一般に右から左へ書かれている。今は、左から右へ書いても良いので、そういうものが増えてきた。
この間、毎日NPの『書の美』に島谷弘幸氏(東京国立博物館副館長)の一文の中に「宝蓮華」の文字を右から左へ書かれた江戸時代中期の作品の説明があり、最後に「余談であるが・・・」とことわって、これは『横書き』ではなく、実は一行一字詰めの『縦書き』であると書いてあった。
又、最近の左から右へ書かれた『横物』が、本来の意味の『横書き』なのであるという。
私は、右から書こうが、左から書こうが、「横書き」であろうと思っていた一人なので、右から書く「横書き」は一行一字詰めの『縦書き』とは思わなかった。
もし、今後このような手本を書く場合は、「一行一字詰め」としての余白を利用する『縦書き』にしなくてはいけない。心して、書かなくては、と思っている。
皆さんは、この意味を理解していただけたでしょうか。
勉強になりましたよネ。
この2~5文字のヨコ形の掛軸は、一般に右から左へ書かれている。今は、左から右へ書いても良いので、そういうものが増えてきた。
この間、毎日NPの『書の美』に島谷弘幸氏(東京国立博物館副館長)の一文の中に「宝蓮華」の文字を右から左へ書かれた江戸時代中期の作品の説明があり、最後に「余談であるが・・・」とことわって、これは『横書き』ではなく、実は一行一字詰めの『縦書き』であると書いてあった。
又、最近の左から右へ書かれた『横物』が、本来の意味の『横書き』なのであるという。
私は、右から書こうが、左から書こうが、「横書き」であろうと思っていた一人なので、右から書く「横書き」は一行一字詰めの『縦書き』とは思わなかった。
もし、今後このような手本を書く場合は、「一行一字詰め」としての余白を利用する『縦書き』にしなくてはいけない。心して、書かなくては、と思っている。
皆さんは、この意味を理解していただけたでしょうか。
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