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娘さんの障害を知った日③

2009-12-02 10:02:23 | 天音ちゃんから学ぶ事
娘さんの障害を知った日①
娘さんの障害を知った日② の続きです♪


その時大丈夫な心でいられたのは、
主治医の丁寧な説明だったとも、思っています。

知る事は怖い事でしたが
知らないより知っている方が、私には良い事でしたから
まだまだ先の発達の予想であっても
娘を知る事で、大丈夫でいられたのだと思います。


その診断が出た事で、
あれやこれやとかかっていた科を
その主治医一人にまとめられたのも良かったのだと思います。

医師も色いろな見解があります。
科が違えば、出で来る所見も変わります。
色んな意見を聞く事は、とても大切な事だけれど
それで気が散漫になってしまったり
意見に振り回され、不安をあおる事もあると思うのです。


主治医が亡くなった今年の五月までの四年間、
私はその主治医に、色いろ相談し、教えて貰い勉強して
娘を育ててきました。

おかげさまで、あの時予想したよりも
うんと楽しい毎日を送れています。
将来の不安はちっとも解消されませんけれど


子供の障害を認めるのは、とても難しいデリケートな事に思います。
自分の事だったら割り切れる事でも
子供の事だと別物だと、私は思いました。

身近にそうした方がいて
障害と云う事を、知識として、生活として知っていたら
少し違ったのかもしれませんが
まるで知らない事でしたから
無駄な不安もあったように思います。


障害者手帳を申請するか?
この時私は、
将来、娘の進学の足枷にならないだろうか?と不安がありました。
障害者手帳を取ってしまったら、
地域の学校に行けなくなるのではないかと云う不安です。

そんな事はないんです。
それは、実際に就学時期になり
就学相談を受ける中で、
全然大丈夫じゃない!と知りました
知らないから想像したり、噂話の中で
勝手に不安がっていただけでした。

不安でしたけど、肢体不自由での障害者手帳は
すぐに申請をしました。
療育センターに通園している時でしたから
センターにある、見るのも初めてな椅子や
装具などを購入するのに
手帳の制度を使う事を教えて貰ったので
とても必要だと感じたから、すぐに申請を出しました。

愛の手帳は、四歳の時の検査の後
やはり、持っている事で助かる事があると知ったので
すぐに申請を出しました。

持っていると助かる。
持っていると使える制度があり必要だ。
この考えは、きっと療育センターに通っていて
ケースワーカーさんのお話や、先輩ママの話の中から
そう考えられたのだと思います。

もし知らなければ、
障がい児なんだと解っていても、
手帳を取ってしまうと、障害を認めるような気がして
先に書いた、進学の足枷とか
自分で作り出した不安にかられてしまい
貰わずにいたのかもしれません。

産んでわりとすぐに
ハンディがある子供とわかっていたから
それがこの子なんだよ
ただ、自分の大切な子供じやないの
それだけで受け入れられる事も多かったのかもしれません。

診察は勿論、話を聞いてもらえ、解るように説明してもらえ
病気の事も、
子育ての事も診てもらえる医師に出会えたからかもしれません。

一人で家庭の中で子育てしていたら
とても集められなかった情報を教えてくれる
療育センターに通園していたからかもしれません。

私を支えてくれる環境があったから
私は娘さんの障害を、物凄く苦しむ事もなく
受け入れて育てる事が出来ているのかも知れません。


まだ続くんです⇒

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