4月6日の鏝絵のところでも触れましたが、4月2日から3日にかけて長野県の安曇野へ行ってきました。
案内してくださったのは、安曇野市で安曇野ハーブスクエアを営んでおられる「さんろく」さん。
ブログ安曇野ハーブスクエアだよりは、ハーブのことや移ろう四季の彩り、地元に伝わる行事や昔話にとどまらず、
社寺や民家に置かれている飾り瓦なども取り上げ、幅の広い記事が盛りだくさんです。
その中で昨年の10月と11月の2回、さんろくさんが地元で見つけた鍾馗さんを取り上げておられます。
今年に入ってそれが師匠・kiteさんの目に留まりました。=こちらとこちら。
師匠がさんろくさんと連絡を取り合った後、「ご一緒しませんか」と声をかけてくださり安曇野行きが実現しました。
2日は朝から日暮れまで、さんろくさんの車に同乗させていただき、
師匠と二人、殿様気分を満喫しながら多くの鍾馗さんと対面することができました。
併せて師匠のブログもご覧くださいませ。=こちらとこちら
今回の旅では、さんろくさんに言葉では言い尽くせぬほどお世話になりました。
初対面だったとはいえ以前からの知り合いのように接することができたのは、
さんろくさんの人柄によるところが大きかったと思います。
ほんとうにありがとうございました。
案内していただいてほんの少しだけ安曇野周辺の地理を知ることができましたので、
忘れないうちに再訪したいと考えています。
(4月2日に案内していただいた手づくり鍾馗さんの写真を一挙に掲載しました)
上は西向きに、下は東向きに。
このように、大棟の両端に対で置かれていることが多く、あとで相違点を見つけるのが楽しみでした。
上は南向き、下は北向きで、対で置かれています。(※下の画像を、最後の2体と見比べてください)
顎髭を掴んでいる鍾馗さんを師匠の収蔵室でざっと調べたところ、
計約1280体の中で13体見つかりました。
下のようなところに置かれています。
なにか楽しそうですね。
上は南向き、下は北向き。対で置かれています。
5枚目の画像と、最後の2枚の画像を見比べると、そっくりだと思いませんか。
同じ職人さんがつくったと思われます。
置かれているお宅は直線距離にして3キロ強のところです。
案内してくださったのは、安曇野市で安曇野ハーブスクエアを営んでおられる「さんろく」さん。
ブログ安曇野ハーブスクエアだよりは、ハーブのことや移ろう四季の彩り、地元に伝わる行事や昔話にとどまらず、
社寺や民家に置かれている飾り瓦なども取り上げ、幅の広い記事が盛りだくさんです。
その中で昨年の10月と11月の2回、さんろくさんが地元で見つけた鍾馗さんを取り上げておられます。
今年に入ってそれが師匠・kiteさんの目に留まりました。=こちらとこちら。
師匠がさんろくさんと連絡を取り合った後、「ご一緒しませんか」と声をかけてくださり安曇野行きが実現しました。
2日は朝から日暮れまで、さんろくさんの車に同乗させていただき、
師匠と二人、殿様気分を満喫しながら多くの鍾馗さんと対面することができました。
併せて師匠のブログもご覧くださいませ。=こちらとこちら
今回の旅では、さんろくさんに言葉では言い尽くせぬほどお世話になりました。
初対面だったとはいえ以前からの知り合いのように接することができたのは、
さんろくさんの人柄によるところが大きかったと思います。
ほんとうにありがとうございました。
案内していただいてほんの少しだけ安曇野周辺の地理を知ることができましたので、
忘れないうちに再訪したいと考えています。
上は西向きに、下は東向きに。
このように、大棟の両端に対で置かれていることが多く、あとで相違点を見つけるのが楽しみでした。
上は南向き、下は北向きで、対で置かれています。(※下の画像を、最後の2体と見比べてください)
顎髭を掴んでいる鍾馗さんを師匠の収蔵室でざっと調べたところ、
計約1280体の中で13体見つかりました。
下のようなところに置かれています。
なにか楽しそうですね。
上は南向き、下は北向き。対で置かれています。
5枚目の画像と、最後の2枚の画像を見比べると、そっくりだと思いませんか。
同じ職人さんがつくったと思われます。
置かれているお宅は直線距離にして3キロ強のところです。
師匠のkiteさんにも勝手な推測をお伝えしたのですが、安曇野の瓦像は朝鮮半島から伝来し精製の技法を伝えた工人の技と、江戸期に招聘された三河職人の意匠感性が安曇野の地で融合したのではないかと…。
安曇野の鍾馗さんが型にはめられて大量生産されたものとは違って一品モノが多いということは、そんな瓦職人さんの心意気を示すものではないかと最近思うようになりました。今後の調査研究の課題ですかね。
今度いらっしゃる日のため、わたしの鍾馗探訪の安曇野の旅を続けます。新しい鍾馗さんと巡り合った時は、情報提供しますね。
毎回お褒めの言葉をいただきありがとうございます。
さんろくさんのブログとkiteさんのブログの両コメントを見て、
そういう人の流れがあったのか、と驚嘆していたところです。
>ほとんど歴史を追うすべはないのですが、追求してみたいものです。
kiteさんがこう書いておられますように、すべてが文章として残っているわけではないので、
推測の域を出ないのは仕方ないことです。
またそれが楽しみでもあるんですよね。
ブログで発表するのは……という場合は、
http://otoshibumi.bbs.fc2.com/
で思いついたことを書けば、服部さん、kiteさんが反論あるいは賛同してくださいます。
ですから、自分の考えついたことをどんどん書いていただけると嬉しく思います。
安曇野の鍾馗さんはほとんどが一品もので、楽しみながら見つけることができますね。
これからも隠れている鍾馗さんに光を当ててくださいね。
再会できる日を楽しみにしています。