[shogi-think] 将棋と将棋界について考える

将棋と将棋界について考えたり考えなかったりしてみましょう。

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得たものはゼロ。失ったものはプライスレス。

いやーおひさしぶりです。

「将棋と将棋界について考える」

というタイトルのこのブログですが、あんまり考えたくないことばかり起こるものですから(笑)、しばらく放置しておりました。

でもひさしぶりに書きましょう。もちろん、以下の件です。

名人戦契約問題についていろいろ(30)

あれだけすったもんだして、スタートラインに戻っただけというのがあまりにもアレですよね。それに対して、失ったものは大きすぎます。

前にも書きましたが、現理事会の経営センスのなさは想像を絶するものがあります。

理事会の方々(と理事会を承認した方々)は、将棋連盟が新聞社に何億円も出してもらえるのは、歴史や伝統といったブランド価値があるからであって、現状の棋士や棋譜の魅力だけでもらえているのではないことを自覚しておくべきでしょう。

今回は、まさしくそのブランド部分に大きな傷がつきました。これがどれくらい大きな損失であるか、気づいてほしいと思います。渡辺竜王や大平四段は気づいておられるようですが、他のみなさんはどうなのでしょうか。

わかりやすい例を出すと、今回の騒動を見て我が子を奨励会に入れようと思う親はいるでしょうか(反語)。入ってくる子供がいなくなると、将棋界は終わりです。

この局面を乗り切るには、もう「羽生会長」しかないと私は思います。

私は羽生さんが大好きです。そんな汚れ役は絶対にしてほしくないと思います。でも、ここまでくると解決策はそれくらいしか思いつきませんね。

1.羽生さんが会長になって、各新聞社に頭を下げてとりあえずことを納める。
2.経営改革委員会を棋士、職員、外部の専門家で結成する。
3.経営のプロに会長を依頼して羽生さんは退任、経営改革をすすめる

くらいしないともうだめなんじゃないですかね。このまま各社に禍根を残したまま適当に話を終えたら、未来はないと思いますよ。

今のままでは「そっちが金の話をするならば、俺たちも金の話をしよう」ということになります。将棋の経済効果って新聞にとってあると思いますか? あったとしても今よりもケタが1つか2つ減るでしょう。例を出しましょうか。

たとえば、

将棋の代わりに、数独パズルを掲載することにします。これにかかる費用は年間でおそらく数百万円でしょう(将棋は数億)。そして、うれしく思う読者はどっちが多いでしょう?

将棋の代わりに、マンガを掲載することにします。超一流の人を使ったとしても1年間に1千万〜2千万円程度ですむでしょう。対して、将棋は数億。どっちがうれしい読者が多いと思いますか?

あるいは将棋の代わりに、あの場所に広告を掲載してもいいのです。単純に、お金が入ります。新聞によって違いますが、あの大きさだと1回100万円〜200万円くらい入ります。年間に直すと、3億円〜6億円以上の黒字になります。

いかがでしょう。新聞に将棋を載せる意味って、ほんとうにありますか?

僕は将棋の大ファンですが、経営側から見たら「ない」と言えますよ。断言できます。

現理事会は、ものすごいピンチをわざわざ招いてしまったことを自覚すべきです。

それと、これはあまり言う人はいませんが、羽生さん、森内さん、佐藤さんあたりのメンバーがだらしないと思います。もしかすると今いろいろやっていたらごめんなさい。でも、現状は渡辺さんだけにがんばっているように見えます。

将棋界の未来は、棋士のみなさんにかかってます。今までが幸運すぎたのです。羽生世代のみなさんの奮起を期待します。
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コメント

  • そうなんですよね
  • (moment)
  • 2006-05-28 18:17:04
  • 同感!

    はっきりいって、新聞社に儲けはあまりないんですよね。

    新聞社は、将棋連盟にしがみついてるのではなく、文化的な背景だとか歴史だとか、そういう価値観で動いていると思うので、将棋連盟があまり大上段に構えるのはいかがなものかと。。勘違いしてはいけませんね。



    米長先生のブログも、ビックリするほど強気発言だし・・

    あまりマスコミを敵に回すと、1社だけでなく他からもそっぽ向かれますよ。新聞は放送ともつながってるし、こんな姿勢見せてたら、他の業界からも敬遠されますよ。せっかく瀬川四段が企業棋士になって、今からってときに。。



    あくまでも自分たちがお金をいただく立場なのを、忘れないほうがいいと思いますよ。連盟はお客様じゃなくて、お金もらうんだから、新聞社がお客様でしょ?それが民間の感覚です。

  • 同感です
  • (ssay)
  • 2006-05-28 21:35:11
  • 竜王のトラバから訪問させていただきました。私の言いたいことは、竜王のブログの「棋士総会」という記事のコメント欄に、「頭を下げるのは連盟の方だ」という題で載せてあります(笑)。おそらく、読んでくださっていると思います。

    スタートラインに戻ったなどというものではないですよね。明らかにマイナススタートを切ったと思います。なのに、棋士総会で賛成票が149でしたか?もう、あきれて物が言いたい。

    次の総会で、毎日に決まったとして、平穏に済むとでも思ってるんですかね、棋士のセンセー方は。いっその事、朝日に決まってもいいかもね。我々の言ってることの正しさが、その時になってようやく分るでしょう。もう遅いけど。

    いずれにせよ、今の順位戦の制度では、限界なのだし、好むと好まざるとにかかわらず、プロ棋界は大改革せざるを得ないでしょう。まあ、これは、わが日本国も同じことなのですがね。将棋界以上に日本の将来のことを本当は考えないといけないのですが・・・。

    順位戦の制度そのものを見直す時期なのでしょうね。毎年毎年、棋士は増えるのに、引退する人は一向に増えない。この人たち全員を養っていくなんてことは、朝日だろうが、読売だろうが、できっこない。

    長々とすいませんでした。

  • は〜。。
  • (wow)
  • 2006-05-28 22:26:27
  • 将棋界は、企業に分類すれば「サービス業」ですよね。

    サービス業の基本理念は「お客様は神様」です。

    クレームは腹立つけど、おおかたの場合、クレーム付けられる理由が少しはあるもの。

    だからイヤなこと言われても、まずは「イヤな思いをさせたことを謝る」→非を認めたくなくても、弁解と説明はその次なんです。

    腹立ってても、何とかことをおさめたとき、次の仕事につながるってもんです。

    連盟は文書で「一応」謝ってるけど、一般人の誰から見ても、形式的なのがアリアリなんですよね。反省の色まったくナシ。

    さらに米長会長の数々の発言、十分に事態を悪化させてますよ。印象は悪くなる一方です。

    一若手棋士じゃないんだから、記者に怒りを剥きだしにしないで、少しはこらえればいいのに。。

    まともな棋士の方々、誰か彼を止めてあげてください。

  • Unknown
  • (大平)
  • 2006-05-28 23:11:30
  • TBありがとうございました。羽生会長案。そうなって欲しいと思っています。正直なところ、真意が全く見えてこないのが、今回の問題です。今後も、ご意見を頂ければ幸いです。宜しくお願いします。

  • Unknown
  • (とし)
  • 2006-05-29 08:47:11
  • >羽生さん、森内さん、佐藤さんあたりのメンバーが

    >だらしないと思います。



     この点に非常に共感しました。理事の辞職勧告ぐらいできなかったのでしょうか(していたらごめんなさい)



     とにかく、前日発表した理事会案を変更するという非常識な理事会を、なんとも思わず賛成する149人もの棋士がいることには非常に幻滅しました。もう提案の中身を賛成するしない以前の問題ではないかと賛成した人たちは、疑問に思わなかったのでしょうか。

  • こんにちは
  • (二立)
  • 2006-05-29 14:26:03
  •  こんにちは

    僕も渡辺竜王のブログから飛んできました。向こうでも書いたことですが、毎日との交渉はすでに始まっています。

     3/28の通知書なるものが、結局理事会の交渉開始、事実上の値上げ要求とみなされ、それに対し毎日は、「これまで本社はじめ棋戦を主催する新聞各社はみな経済動向を踏まえて契約金の上積みをしてきたではないか。なのになぜ財政難が生じたのか。またそれをどう克服しようというのか。」と対応しています。この問いかけは社説でなされており、毎日の公称読者約1千万人の意向を背景にしていますから、それなりの重みがあります。それに対して今度は連盟側が答える番だと思うのですが、先日の棋士総会では、この毎日の問いかけにどう答えるかはまったく討議されなかったようです。それで毎日の提案待ちとのことですが、毎日も答えようがないですよね。連盟が答えないのなら、毎日も現状維持の数字しか出せないのが普通です。

     もし、そういった経過で、現状維持の数字が出てきた場合は、今度は棋士総会ではどういう結論を出すのでしょうね。毎日は、当然問いかけに答えない連盟の非を指摘してキャンペーンを張ってくるでしょう。またそのとき、連盟内部で理事会派とアンチ理事会派が対立していれば、それもついてくるでしょう。

     僕が毎日の立場なら順位戦の矛盾を指摘します。棋士が多すぎるのです。A1が10名、B1が13名、B2が23名、C1が29名、C2が47名で、名人戦やプレーオフを除いて、全部で年間618局の対局があります。このうち売り物になる棋譜はどれくらいあるのでしょうか。各クラスで予選をやって、順位戦を指せるのは上位10名くらいにしたらどうですかね。そうすると順位戦総数は225局になります。そうなれば経費を押さえたり、対局料を増やしたりすることが可能ですね。でも、こういったことは棋士総会の多数決では絶対決まりませんね。

     その結果、結局現状維持、もしくは若干の上積み程度で妥協しなければならくなるんじゃないでしょうかね。

  • 羽生会長というのは余りな案では?
  • (角って苦手なのよね)
  • 2006-05-29 17:45:39
  • 私も竜王ブログから参りました。



    連盟にとっては最良の解決策である可能性は高いと思いますが、将棋という文化をより高める上では現役棋士としての羽生三冠はまだまだ不可欠だと思いますし、理事会会長となる事は、現役棋士としての羽生先生の能力を最大限に発揮する邪魔になりこそすれ、何の役にも立たないと思います。



    二立さんも書かれている通り、商品価値のないプロ棋士が多過ぎるのです。



    ですから、その解決策としては二立さんの案も一つだと思いますが、タイトル戦や一般棋戦の決勝を別にして、勝敗に無関係に支払われる対局料を廃して勝利金にする、というのも手だと思います。(そうすれば降級点を取っては翌期に消すを繰り返しているぶら下がり棋士は自動的に食いつめて排除される)



    更には、瀬川さんが先鞭を付けた棋士への個人スポンサー制度に移行する、というのが最終的な解決策だと思います。



    個人スポンサーとなれば、連盟の存在意義と役割は、将棋の普及といった至極一般的かつ下支え的なものとなり、将棋で食えるかどうかは個々の棋士の実力&人気&営業努力で決まります。そうなれば、従来のように、連盟が弱小棋士を食わせなければならない、という互助会的な役割を果す必要がなくなり、連盟会長は本質的には将棋に愛情さえあれば、棋士出身者である必要さえなくなります。



    ですから、連盟の立て直しの為に、まだまだ実力トップの羽生先生を人身御供とするかの如き羽生会長案には反対なのです。



    将棋の未来の為には、従来の互助会的な連盟の存続よりも羽生先生がタイトルホルダーとして御活躍を続けられ、例えば、将棋ファンの大多数の夢のカードである羽生−渡辺戦を実現して熱戦を繰り広げる方が遥かに意義があると思うのですよ。



    そもそも、商品価値もなくやる気もなさそうな棋士(だって新四段になってフリーランクに急行なんて棋士も実際に存在する訳ですし)を食わせる為の互助会なんかに存続意義がありますか? 将棋が圧倒的人気を誇っていた時代ならともかく、趣味も多様化してしまっている現在となっては。



  • 裏には裏がある
  • (裏の裏を読む)
  • 2006-05-30 07:39:28
  • 新聞社にとって、それほど便益がないもの

    ならば、毎日新聞社はあっさりと朝日に

    譲るのではないでしょうか。というより、

    朝日新聞社が名乗りを挙げることもない

    のではないでしょうか。名人戦を

    主催することが新聞社にとって、何か

    おいしいことがあるに違いありません。

    おそらく、補助金がらみか、政府による

    既得権益の保護かなんかの類。調べてみる

    価値がありそうですなあ。

    なぜ、新聞社がそんなに大金を使って、

    名人戦をほしがるのか???

    フフフ。

    裏があるぞよ。きっと・・・

  • どうも
  • (りぼんの棋士)
  • 2006-05-30 20:01:29
  • 初めておじゃまします。

    以前将棋界の経営について書かれていた時も拝見してました。



    新聞社にとって利益はない・・・。

    多分ないんでしょうね。ただ、新聞社としてみれば将棋文化を棋戦を立ち上げて、紙面掲載やその他の活動(段・級位認定など)で継承してきた訳です。新聞社って利益も大事だけどそれだけじゃないっていうところがあるでしょう?竹橋にしてみれば、ここ何十年と契約金を毎年上げながらやってきた訳だし(過去にいざこざがあったとはいえ)、それをいきなり勝手に売り買いされたら頭にくるのも当然じゃないですかね。

    タイトル戦の金額って毎年新聞社が提示して契約が成り立ってきてるじゃないですか。聞いた話によると、大手町は必ず竹橋より何千万円か上乗せして棋戦第1位を保ってきているそうです。

    この騒ぎが起きる前は「金でタイトル第1位保持かぁ」って思ってましたけど、大手町は新たに棋戦を立ち上げただけ偉いなぁって思うようになりました。



    明さんのブログでなるべくあれこれ言うのはやめようと思いつつ、意見を述べてますが、あちらでははっきり言うとまずいかと思ってたので、こちらで言いたいことを言わせていただこうと思います。

    まず、皆さんと同じく会長・副会長・理事は退陣だと思いますね。個人的な醜聞は別にして、今の幹部は時代錯誤もいいところです。ひと昔前の好き勝手に殿様商売出来ていた時代とは違っている自覚もないですもんね。(多分ですが、明さんのブログに米長さんらしき人がカキコしてたでしょう。将棋指しは子供が大きくなっただけ、うんぬん書いていた人です。)経営諮問委員会も物事の契約も指南できない人達の集まりだから意味無いですしね。

    今回の問題も棋士会員からの理事会リコール要求をかわす為に、棋士総会直前に前日提案を変更したらしいですよ。本当は理事案なんて否決、会長以下総退陣要求が筋だと思うんですが、将棋会は狭い世界なんで、そうはいかなかったらしいです。

    ただ次の会長人事が問題ですよね。個人的には谷川さんにやってもらいたいと思うんですが、諸事情があって無理みたいなんで、竹橋との契約や築地に謝りに行くのに、二上さん暫定復活か青野さんかと考えます。ただこの代の方達だと灰汁の強い現会長に対抗できるかどうかが問題ですよね。本当は世代交代の為にも谷川さんあたりがいいと思うんですが…。なんかやってくれそうな島さんも今回のことでみそついちゃったですしね。

    羽生さんは先々は会長になられると思いますが、谷川世代を抜いていきなりはないんじゃないですか。

    連盟の赤字はネット事業が大きいらしいですね。それを改めもしないで契約金の吊り上げでしのごうなんで安直すぎませんか?職員に払う退職金だとかなんだとか言ってましたがそれよりも赤字事業の見直しがあって当然ですよね。社会常識です。

    それからリストラですよね。リストラについては個人的には棋士の門戸を広げることはいいと思うんです。ただ順位戦の給料体系の見直しが必要なのと成績の上がらない棋士はもっと早く淘汰されるべきだと思います。(まだ具体的にどうしたらいいか自分でも詰めきれていませんが。)

    あとは普及ですよね。プロ棋士が各将棋大会には必ず顔を出したり、学校の将棋部などに年に1度くらいは顔を出してもいいんじゃないですか。(文部科学省との兼ね合いもあるとは思いますが)そして淘汰されたプロ棋士や指導棋士の人達や将棋道場等に日常の普及をお願いするとか。連盟は指導棋士とか認定しても認定しただけでほっときっぱなしみたいです。普及のために協力してもらうんだから盤・駒の提供(プラスチックでOK)くらいしてくださいよ。裾野を広げないと話にならないですよ。



    改革は一度に無理です。でもやっていかないと終わっちゃいます。特に普及はもう間に合わないくらいのところまできてると思います。「昔は将棋っていうゲームがあったんだ」なーんてことにはして欲しくないと思うから、皆さん、明さんのブログでも一生懸命意見を述べているのに、今の会長は言うだけならなんでも出来るとしか思っていないんでしょう。ご自分たちで出来ることを何にもしてないからこうして回りが考えて意見を言ってるのに、聞く耳持たずなんですね。ご自分の行動を検証する能力がないから、意見をいう人を非難しか出来ない。恐怖政治ですよ。

    今回の問題で新しいスポンサー探しも難しくなっちゃっただろうし、常識外のことを平然とやっているからファンも呆れているし、踏んだり蹴ったりですね。こんなことをしちゃった会長以下理事会には経営は無理(米長さん本人らしき人も無理なんだってひらきなおってたみたいだし)なんだから退陣して新たな契約をし、事業内容の見なおしをするほうがいいですよね。経営の見直しにはその道のプロにやっていただいて欲しいです。さもなきゃいつまでも泥沼です。

  • 実は、今日、毎日にも失望しました
  • (角って苦手なのよね)
  • 2006-05-30 23:04:36
  • りぼんの棋士さん、こんにちは。



    ええ、書かれてる通り、明竜王のところでは、余り連盟批判を書けないなぁ、と私も最近感じています。明竜王を反理事派と決めつけたり、米長氏の対局掲示板で明らかに明竜王への攻撃を意図しての変な投稿がされたり、それをわざわざ竜王ブログにコピペしたりと、陰湿な攻撃が始まってると感じています。私個人へのUnknown攻撃も出てきましたし。まぁ、私自身は平気ですが、結局、明先生に御迷惑をお掛けしてしまうので。



    正に恐怖政治の世界です。



    ところで、実は、今日、私は毎日新聞から失望させられました。御存知の通り、毎日は名人戦問題のページで意見を募ってますが、昨日、そこに以下の2つの提案を出した(それぞれ説明も加えると長いので、1つずつ別々の投稿をした)のですが、結局、チェックの段階でマズイと見なされたのでしょうが、最終的に表示されず終いでした。



    その2つの提案とは



    (1)読売と協調しての連盟理事会への理事派遣



    企業でも経営危機の際、大口債権者の銀行だけでなく大口取引先も役員を派遣して経営改善に協力する事が珍しくありません。連盟の場合は、何と言っても最大の取引先は毎日で次が読売ですから、この2社が協調して、連盟に理事を派遣して経営の指導や監視を行う事を求めれば、連盟もむげには断れない(何しろ2社合せて8億円近い拠出を受けているのだから)と思うのですよ。



    そして、そういった外部の理事の目があれば、一部で言われている著名棋士の息のかかった印刷所に仕事を頼むといった不透明さ(とそれによる余計な支出)は減らせます。



    (2)朝日への王将戦の移管



    王将戦は対局する棋士の負担の割に契約額も最低に甘んじているのは良く知られていますが、これを毎日から朝日に「引き受けて3大棋戦と呼ばれる様に育てて欲しい」と移管交渉をすれば良いと思うのです。



    明らかに、現在の王将戦は毎日にとってお荷物扱いですし、それが3大棋戦と呼ばれるスケール(契約金3億円台)に復活すれば、新しい王将戦の契約額は今までの王将戦と朝日OPの契約額との合計よりもかなり増額になります。そうすれば、名人戦の契約額を上げるかどうかなんて話をせずに、ここ数年の財政問題は解決できるのです。



    こうして毎日と朝日とで王将戦の移管を纏めた上で、連盟に2社から共同で提案すれば、連盟も呑むしかないでしょう。



    それに、朝日が王将戦を引き受けて3大棋戦にする際に、例えば連盟への条件として、(A)3番指し込み制の復活、(B)名人戦・竜王戦と揃って3大棋戦として昇級での扱いを同じにする、といった要求を連盟に呑ませる事も可能でしょう。特に(A)はファンにとって嬉しいと思います。実際、その制度があれば、昨期は佐藤先生が羽生先生に香車を落とされた訳ですし。(見てみたかったなぁ)



    もちろん、朝日が引き受けた場合、(1)の理事派遣は3社という事になります。つまり、連盟は3大新聞の監督下に置かれる、という事でもあります。(その位しないと、今の連盟や連盟理事会では全く問題解決が出来そうにありません)



    この(1)と(2)は、毎日が主導して、各々の新聞社と交渉して、共同戦線を張った上で連盟と交渉するのがベストだと思うのですが、毎日は無視するだけでなく公表を拒否しました。



    わざわざ社説で取り上げ、将棋界をマトモな状況にしようと真剣に考えるのであれば、少なくとも(1)の理事派遣による経営指導は考えるべきだと思いますし、面子や経緯を捨てれば、実質お荷物状態の王将戦を伝統に相応しい大型棋戦として復活させる財力がある会社に復活を頼み将棋連盟の経済状態の改善にも寄与しようと考えると思うのですが、どうも毎日の人々はそうは考えないようです。

  • 個人スポンサー制への補足
  • (角って苦手なのよね)
  • 2006-05-30 23:23:11
  • 最初の私のコメントで、個人スポンサー制が最終的な解決策だと申しましたが、実は、それには致命的な欠陥があります。



    つまり、実力もやる気も充分だが、スポンサーが付くほど派手ではない(一般的な知名度がない)というクラス例えばB2辺りの棋士が食えなくなる、という事です。



    ファンの立場から言えば、C2で降級点を取っては消しを繰り返している棋士が消えても何も問題はありませんし、将棋界にとっても同様でしょう。でも、B2辺りの棋士が食えなくなると、プロ将棋界を支える中堅棋士がいなくなるという事で、それは致命的です。(新四段のような実績がない棋士に対しては、プロ入りからの年数を限って連盟から奨励金的な形で実質的に給与を支給する形でサポートすれば良いと思うのですが。実際、大学の研究者の場合も、博士課程の学生の一部に対して、学術振興会という組織から初任給程度の額の奨励金が出るそうですし)



    という訳で、個人スポンサー制だけではマズいです。まあ、B2クラスの棋士ならば、対局毎の勝利金の額がちゃんとしていれば、一定の収入は得られる力があるとは思いますが。



    追伸:

    りぼんの棋士さん、



    >今回の問題も棋士会員からの理事会リコール要求をかわす為に、棋士総会直前に前日提案を変更したらしいですよ。



    やはりそうだったのですか。私は全くの市井のファンなのですが、実際に議決に掛けられた議案の内容を知った時、「これは否決されて理事会リコールの動議が出されない様、否決できない内容に変更したな」とピンと来たのです。



    本当に姑息だなぁ。会長や副会長は(将棋に関してはとても素晴らしいが)昔から社会人としては気が変だと思ってますが、島や森下といった社会感覚を判ってる筈の若い理事までが追従しちゃってるのは、一体全体どうなってるんでしょうか???(会長らに何か弱みでも握られてるのかな?)

  • Unknown
  • (とし)
  • 2006-05-31 10:28:08
  • > 現在の王将戦は毎日にとってお荷物扱いですし、

    > それが3大棋戦と呼ばれるスケール(契約金3億

    > 円台)に復活すれば、新しい王将戦の契約額は今

    > までの王将戦と朝日OPの契約額との合計よりも

    > かなり増額になります。



    これが、もともとの将棋連盟の狙いだったのでしょうね。但し、朝日新聞に主催させるのではなく、名人戦が無くなった後の毎日新聞の主催ででしょうが。

    朝日新聞は名人戦を将棋・囲碁で並べたいのだから、朝日の王将戦は選択肢として存在しないと思います。

  • 題名が抜けてました
  • (とし)
  • 2006-05-31 10:30:21
  • 上の書き込みは「角って苦手なのよねさんへ」です

  • 角さんへ
  • (HIRO)
  • 2006-05-31 12:09:45
  • 角さんのMSN毎日インタラクティブへの投稿は今日見たらちゃんと載っていましたよ。

    としさんも言うとおり、朝日が王将戦を主催することはあり得ないと思います。

    今回の騒動で痛切に思うのは、一般の将棋ファンの声や提言(や要求)が反映される仕組みがないということです。将棋連盟しかりですが、毎日新聞社もしかりです。

    MSN毎日インタラクティブの「ご意見募集」コーナーを見れば圧倒的に「毎日新聞は筋を通せ」「契約金の増額を要求されたら名人戦・王将戦とも撤退せよ」という声が多かったと思います。(ちなみに同コーナーに30日付で投稿されている「Hiro」さんは私とは別の人です)しかし、実際は「契約解消通知を撤回しても契約の自動延長とは考えていない」「契約内容について誠実に話し合う用意がある」と連盟に助け船を出してしまいましたよね。先日の棋士総会で理事会案が通ってしまった(このことは今回の理事会の動きを追認するものです)のは、一面でそれが毎日の主張にも沿っていたからでしょう。

    連盟が羽生さんを会長にするのは無理だと思いますが、現理事会に対抗できる執行部の人材がいないということは情けないですね。

  • HIROさん有難うございました
  • (角って苦手なのよね)
  • 2006-05-31 14:42:37
  • 毎日新聞社様

     名誉を損なうような事を書いてしまい、大変失礼致しました。心よりお詫び申し上げます。



    皆様、

     前の投稿の毎日への批判は取り消させて頂きます。



    HIROさん、

    どうも有難うございます。確かに載せてくれてますね。



    昨夜に見た時は、私よりも投稿時間があとの「理事会」という方のは掲載されてたのですが、私のは掲載されてなかったので、却下されたのだと思ったんです。



    まあ、あの内容なら、チェック担当者から上司に相談する事があって掲載までに他のよりも時間を要しても不思議ではない、と反省しています。



    皆様、どうもお騒がせしました。





    それで、としさんの「朝日は王将戦を引き受けないだろう」という御批判ですが、確かに仰る通りの可能性が高いと私も思います。



    特に連盟から(毎日の了承を得た上で)移籍を打診した場合、ほぼ確実に断られるだろうと思います。(その意味では竜王ブログで連盟理事会が交渉すべきと提案したのは現実性の低い案だったと反省しています)



    だからこそ、少しでも可能性を上げる為にも毎日から朝日に依頼するのがベストだと思うのです。



    引きうけた場合、朝日としても毎日に貸しを作れますし、連盟の窮状を救い毎日がお荷物としていた棋戦の栄光を復活する、それも毎日からの直々の頼みを引き受けて、となれば、今回で徹底的に損なわれた朝日に対する将棋ファンや本問題に関心を持つ一部の一般大衆からのイメージは相当に回復できるでしょう。



    そうすれば、将来、毎日がもう少し苦しくなって名人戦の契約金を上げられなくなって連盟と揉めた時に、朝日が手に入れられる可能性も上がります。



    だから、朝日としては失われたイメージの回復や将来への布石が年間3億円余りの支出に見合うものか否かなのですが、朝日に多少なりとも長期展望(深謀遠慮)があれば、引き受ける可能性もそれなりにある(特に毎日からの依頼であれば)と思うのです。



    朝日がそんな無形の大衆からのイメージでなくてあくまでもブランド名(それも目先の)だけに拘るならば不可能ですが。

  • 角って苦手なのよさんへ
  • (振られ飛車)
  • 2006-06-01 12:34:00
  • 瀬川四段がプロ入りを決めたときには、心から祝いましたが、彼がNECと契約したニュースを聞いて、彼が嫌いになりました。さっさと引退して、NECでサラリーマンをやっていればいいのではないですか。



    新聞棋戦は、パトロン頼みの明治時代から、安定経営への手法でした。何も不安定な時代に戻さなくても。



    >としさん

    朝日が王将戦を引き受ける可能性は、皆無に等しいですが、「強欲」のレッテルを貼られた同社のイメージ奪回には必要なのですが。



    囲碁の名人戦は大した価値はありません。あちらは本因坊戦が歴史ある最高峰の棋戦で、他は格落ちですから。



    日本棋院自体もゴタゴタが続いていますが、あちらには、外国勢に対抗しないといけないというモチベーションがあります。ところで関西棋院、何であんなインディーズがまだ残っているのだろうか。

  • 個人スポンサー制を防ぐには
  • (角って苦手なのよね)
  • 2006-06-01 15:23:52
  • 振られ飛車さん、批判有難うございます。(皮肉ではありませんよ)



    仰る通り、新聞社によるスポンサーが続けられ、この先も毎年4人ずつ加わって行く棋士全員をそれなりに食わせられる事が可能であれば、何も不安定な事をする必要はありません。



    しかし、今回の名人戦問題に端を発して少なからずの方が様々な場所で書かれている通り、現実には、新聞社にとって将棋の棋戦は恐らくは慈善事業化しているのです。(つまりスポンサー料に見合った部数増に最早つながらないし、将棋コーナーのスペースに広告を入れた方が収入増になるという広告代理店の調査結果もあるそうです)



    その様な状況で、しかも新聞自体がネット等との競合で先細りの危機に面しつつある時、少なくとも10年・20年のスケールで考えれば新聞棋戦に頼り続ける事は出来ないと思うのです。



    連盟の赤字は基本的には人件費が収入を上回る事だと思いますが、その人件費が高額になる根本的な原因の一つとしては、棋士の数が多すぎるのです。



    つまり、モチベーションを失っている棋士を何とか削減する手段が必要で、その解決策は最終的には個人スポンサー制になると思うのですが、前の投稿にも書きました通り、この方法では、中堅棋士への影響が大き過ぎるので、今は問題があり過ぎて避けた方が良いと思っています。(だから前の投稿を書いたのです)



    ともかく、フリーランクで安穏としたり降級点を取っては消すを繰り返している棋士の方々は、はっきり言って連盟にとって人件費の無駄(ほとんど誰も彼らの棋譜にお金を払いたいとは思わない)状態になっています。



    だから、ともかく、当面は新聞棋戦による安定経営を前提とするにしても、連盟の赤字体質の原因である過剰人件費を何とかせねばなりません。



    その為には、基本給を止めて順位戦も対局料にして、更に、対局料の一部を勝った側が取る勝利金制度を導入し、対局料に占める勝利金の比率を年々上げて行く(ある程度の戦績が残せない棋士は食えない様にして、別の道で生計を立てる様に誘導する)、かなり荒療治ですが、連盟自身を救い個人スポンサー制になる時代を先延ばしにする為にも一日も早く着手すべき制度改革だと思います。



    また、そういったぶら下がり状態の棋士の方々には、対局以外に連盟の事務方の仕事をして頂く(その代わりに何らかの給与を支払う)という手段もありでしょう。(それで事務方の人員を削減する)



    ちなみに瀬川さんのNECからのスポンサードの件、実は私も最初に知った時は振られ飛車さんと同様の感想(NECや認めた連盟も甘いし、瀬川さんも甘えてるなぁ。それだったらNECに戻れば?)を持ちましたが、同時に、「これは連盟にとってパンドラの箱を開けてしまったのでは?」とも感じました。



    正直に言えば、中堅棋士の方でも何人か応援している方がいますし、そういった方々にとっては個人スポンサー制は致命的な打撃を与えかねないのですが、瀬川さんが先鞭をつけてしまった以上、個人スポンサー化の流れは徐々に進む(連盟として強く規制しておかない限り)と思います。



    とりわけ、トップクラスの棋士で金の亡者の様な方が出現したら(幸いにも今はそんな風に感じる先生はいらっしゃいませんが)、その人が様々な企業から個人スポンサーを受ける事(そうすれば、7冠全てを独占できた場合の賞金総額の何倍もの収入になるでしょう)で、一気に個人スポンサー化が進むと思います。



    仮に数年後に7冠棋士が誕生すれば、やはり大きな話題になるでしょう。そうやってニュース的価値が出た時に、その棋士があっちこっちの企業に声をかけて個人スポンサーを受けたとしたら、将棋界はどうなると思いますか? 私は将棋界全体が個人スポンサーの流れに一気に進む危険性があると危惧します。



    (近い将来に7冠棋士になられる可能性があるのは渡辺先生くらいだと思います…羽生世代は今が絶頂期でしょう…が、渡辺先生は決してそういう事はなさらないと信じています。今回の名人戦問題での竜王ブログでの御発言を見ても将棋だけでなく人格的にも大変立派な方だと感じていますし)



    その意味では、振られ飛車さんが仰る将棋界の安定や私の危惧する中堅棋士がちゃんとした収入を得られる構造を維持する為にも、連盟は今の時点で個人スポンサー制を厳しく制限しておいた方が良い(例えば、フリーランクの棋士にのみ認める…例えば神吉先生の様に人寄せパンダ的に将棋の普及に貢献し企業としてもその人気が価値があるようなケース…とか)と思います。

  • どうもです
  • (りぼんの棋士)
  • 2006-06-01 18:08:41
  • 瀬川さんの個人スポンサーの話については、私もちょっとなぁって思います。スポンサー契約は無い形ではないと思うんですよ。でもなしくずしにっていうのが個人的にいやなんです。

    瀬川さんのプロ試験に関しても、見切り発車だったですよね。私は折角外来を受付けるんであれば、その場のトップだけの決定ではなく、棋士全員で規定を決めるべきだと思いました。そのほうが瀬川さんにとってもいいことだと。将棋の人気回復、話題作りのために瀬川さんがいいように使われちゃったと思っていました。

    だから今回の個人スポンサーの件もきちんと決め事をしなくていいのかと思いました。(まぁ、これは私が棋士会員の規則を知らないですし、規則上問題ないのかもしれませんが。)何かトラブルが起きなければいいなぁと思っています。



    いろんなことが適当になっちゃってますよね。本当に一度は経営のプロに入ってもらって見直しをしてもらうほうがいいと思います。



    王将戦の問題については難しいですね。でも築地だって譲っていただくんなら名人戦ではなく、王将戦が妥当だと思います。お金お金と連盟と築地が言うのなら、王将と言うタイトルだって彼らにとっては売り買いの対象なんでしょうし。

    でもここがこの問題の根本的なところで、棋戦というのは将棋指しが作ったものではなく、新聞社が立ち上げたものじゃないですか。本来価値のある王将戦がないがしろにされていると思われている方達がたくさんいらっしゃるようですが、その価値を作ったのは竹橋と今まで指させてもらってきた棋士の方達な訳です。築地だって名人戦が手元を離れた時に、本当に将棋界のことを大切に思っていたなら、きちんとした棋戦を立ち上げればよかったんです。

    私は朝日オープンに価値がないとは思ってはいませんが、朝日オープンの価値を下げているのは築地自体の姿勢に問題があると思っています。

    わがままを言うと、そういう姿勢の新聞社には名人戦も王将戦もやって欲しくないです。





    角ってさん



    レスありがとうございました。

    私には将棋を指す友人がたくさんおり、その関係で伝わってきた情報です。細かいところまで正確なものかはわかりませんが、大筋では間違いではないと思います。

  • 粉飾決算の可能性も・・・
  • (角って苦手なのよね)
  • 2006-06-01 19:41:14
  • りぼんの棋士さん、こちらこそ、お返事有難うございました。個人スポンサー制は明竜王のところでも提案してしまいましたが、やはり無条件に認めるのは間違っていると反省しています。



    それから、今回の総会で理事会側は姑息な手を使いやがってと感じたのは、その移籍問題の議案の差換えだけでなく、65万円という僅かな黒字決算もです。



    そのお知り合いの棋士の方々は、この本当に少しの黒字額に関しては何も仰っていませんでしたか?



    連盟の年間予算規模の正確な数字は知りませんが、棋戦契約料だけでも十数億と将棋世界の売上も数億あるので少なくとも収支決算での収入総額は15億円は下らないはずです。



    これだけの決算規模があれば、致命的なほどに赤字でない限りは、本当はやや赤字の状況であっても、65万円程度の少額ならば帳簿操作をすれば容易に作り出せる額です。(それこそ、例えば将来の退職金の為に引当てる額を本来の必要額よりも少し削るだけで生み出せます。こういった手口は、しばしば企業でも経営者の保身の為に少しの黒字にする粉飾決算の手段として使われてきました)



    理事会が本当に金銭面での危機感を棋士達に訴えたかった(そして朝日への移管賛成の方向へ誘導したかった)のであれば、正直に計算しての65万円ならば、逆に様々な引当金とかを法定よりも多くする等の方法(よほど会計に詳しい人間が細部をチェックしない限り気付かない方法)で、少額とは言え赤字決算を出した方が首尾一貫するのですが、現実には黒字決算となりました。これは理事会の保身行為の結果だと考えるのが一番自然です。



    これは現実に私が経験した事ですが、かつて集合住宅を購入しようと思った時、幾つかの候補の中で一番と思ってた物件の売主の弱小不動産会社は僅かな黒字でした。その物件を買うか年配の方に相談した時に、「こういう少額の黒字というのはどうやったって作り出せるんだよ。だから、誤魔化してる可能性が高いから、そんな会社のは止めた方が良い」と忠告されて別のを購入したのですが、その何年か後に当の不動産会社は和議を申請(つまり「倒産」)しました。今回の連盟の黒字額にも同じ胡散臭さを感じるのです。



    以上のべた粉飾決算の可能性なども考えて、ちゃんとした経営統治を知っている企業の人間が連盟の理事となって経営監視をする必要があると思うのです。そして、その経営監視役としての理事派遣に一番相応しいのは最大の大口出費者である毎日・読売両社と愚考した次第です。

  • Unknown
  • (収入減になってしまうと)
  • 2006-06-01 20:34:05
  • >角って苦手なのよさん

    >りぼんの棋士さん



    レスありがとうございます。竜王の趣味である、競馬でいうと、騎手には公的にはスポンサーが存在していません。しかし、歴然と勝利数、収入には差があります。

    特定の一部棋士に賞金が集まってしまうのは、問題ではありますが、勝利者に多く賞金を与えることは行うべきではないかと考えます。竜王戦の一部で採用されていますが。

    40〜50代の力の落ちた棋士が収入減、あるいは路頭に迷うのが、当面の課題でしょうね。

    競馬では、ほとんどの力の落ちた騎手は調教助手になりますが、10代から将棋漬けの棋士には、次の仕事が無いとつらいでしょうね。

    何やら、ベテランの競輪選手をみているようです。あちらも売り上げ減少で大変ですから。



    そうそう、スポーツ新聞は1985年の風営法の改正で、広告収入が激減したそうです。広告が埋まらないなら、囲碁将棋で埋めてもらったら、ありがたいのですが・・・。



    連盟の経営統治には、「メイショウ」の松本社長でも理事になって欲しいのですが、あの方も本業があるので、無理でしょうかねえ。

  • スポンサーについて
  • (りぼんの棋士)
  • 2006-06-02 14:44:30
  • この問題は難しいですよね。

    囲碁や将棋って文化事業だから、善意のスポンサーに頼らざるを得ないじゃないですか。

    現時点では大きな棋戦については立ち上げた新聞社が営業をして協賛というカタチで他の企業に協力していただくしかないのでしょうね。企業の数を増やして協賛金を契約金に上乗せしていくとかですかね。

    それには棋戦自体が魅力あるものでなければならないでしょうし、プロ棋士の皆さんもファンにアピールできる将棋を指さなければならないでしょう。(見る価値のない棋譜にはファンもスポンサーもお金を払いたいとは思わないですもんね。)



    あとは「メイショウ」の松本社長さんみたいに、個人(会社)でスポンサーになり、棋戦を立ち上げてくださるとかでしょう。



    そこで個人スポンサーの問題が出てくると思うんですよ。

    例えば、現在、瀬川さんがNECと契約されていますよね。棋戦によっては、例えば富士通とかの他のコンピューター会社がスポンサーである棋戦に、同業者がスポンサーの棋士が出場して問題になったりしないのかということなんです。

    考え過ぎなのかもしれませんが、個人スポンサーの問題については、連盟できちんと決めておかないとおかしなことになりはしないかと思います。今のところ瀬川さんだけですし、文化事業に協力してくださるスポンサーだったら、こんなことは問題にはしないかもしれませんが…。



    皆さんが考えておられるように、棋士の方達が将棋だけ指していれば生活できるという時代ではないですもんね。数年前から赤字経営で「お金がない、お金がない」って言ってるのに、今年度何十何万円の黒字を計上なんて、交際費かなんかちょっと操作すればいいような決算報告なんて意味がないと私も思います。

    (知り合いのプロ棋士さんがいない訳ではないのですが、彼らは理事会役員でもないので、決算報告書の中身をわかっていないと思います。話題にもなってないです。)



    確かに競馬の騎手や競輪選手のように「走ってなんぼ」のシステムにしていかないと、やって行けなくなりますよね。

    ちらっと考えたのですが、順位戦でも勝った棋士と負けた棋士とで対局料を変えるとかではどうでしょう?勝てば対局基本料+対局勝利料、負ければ対局基本料のみ。対局基本料は現在の各クラスの順位戦対局料を下げます。3年位負け越したら順位戦が指せなくなる。(もちろんフリークラスからの復活はありです。)とかとか…。

    で、順位戦を指している間にプロ棋士のみなさんもご自分の特性がわかってこられるのではないでしょうか?指導者となるほうが向いている方とか人それぞれですよね。現行では皆さん30才手前でプロ棋士になり、タイトル獲得を目指し戦っておられますが、何年か指しているとご自分の位置とかわかってくるはずです。いつまでも何もしないでやっていけるような甘い世界は世の中にはそうはないですよ。好きな将棋で身を立てて行きたいと思われるのであれば、普及活動に力を注ぐとか、何かご自分達の生きる道を探されるようになさってみてはいかがでしょう?囲碁の白江先生みたいな指導のプロだっていらっしゃいますしね。



    ただ、急にあれやこれや言われてもねぇって思われますね。きっと…。







  • レッスンプロ
  • (振られ飛車)
  • 2006-06-02 18:33:30
  • 個人スポンサーですが、瀬川四段が富士通主催の棋戦で勝ちまくれば、NECのイメージアップになりますが、逆に負けてしまうと・・・。なにやら真剣師の時代に逆戻り。



    ゴルファーのように、レッスンプロという制度があればいいのですが、道場の経営が成り立ちにくい昨今では、それも難しいかな。指導棋士の制度もありますが、力の衰えた棋士が多数入っても、収入を考えないと。教育現場からもぎ取りますか。

    Y会長、名誉挽回のために、東京都の全ての小中高で将棋を必須にすればいかがです。

  • そうですね
  • (りぼんの棋士)
  • 2006-06-02 19:42:41
  • 普及が成り立っていないことが問題ですよね。私がお邪魔していた道場も閉鎖になってしまいましたし…。でもなんとかしないとまずいと思うんです。振られ飛車さんのおっしゃる通り、囲碁と将棋を小中高で採用はいいですね。教育的にもいいと思います。

    が、本家本元の将棋連盟がこんなんでは、大手を振って「教育」なんて言えませんよ。私の回りの将棋を知っている父兄の方々も、今回の問題に皆さん怒っています。特に女性はきびしいですね。将棋をさせようなんていう親がいなくなっちゃうかもしれません。

    だからこそ棋士会員の皆さんには誤った道を歩んで欲しくないですね。