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手帳の空き時間は、“自分との約束”を書き込む

2006-06-26 00:18:49 | 雑感

普段、仕事中に「自分の仕事が進まない」と感じられることがよくある。そんなとき予定表を見ると、会議や面会などで一日の大半が埋め尽くされていたりする。いつも「何でこんなに忙しいのか、自分の仕事をする時間も無い」と思っていたが、今日、この記事を読んで、こんな簡単な解決法もあったのかとちょっとしたショックを受けた。確かに、予定表には他人との約束は書き入れることはあっても、自分の時間を書き入れることは無かった。それを「自分との約束」という形であらかじめ枠を押さえてしまうという作戦があったとは。言われてしまえばどうということの無いことでも、あんがい自分では気づかないことがままある。

自分の仕事を片付けるための時間は、「時間」としては取っておきたいという考えがあるものだ。一方自分の時間は一日のうちのどこか空き時間に取ることができればよいという考えがあるので、「時刻」が分からないことには記入できない予定表には入れられない。そのため、ついつい予定を入れすぎてしまい、気が付いたら自分の時間がとれるのは定時を過ぎてからということになりかねない。

この問題を、あらかじめ時刻を勝手に自分で決めてしまうという発想をすることで、事前に自分の時間を確保しておくことが可能になる。このように物事の前提条件をすこし変えることで、解決する問題は意外とあるのかもしれない。ただ、「前提条件」と自分が信じ込んでいるものは普段意識にのぼってくることがないので、なかなか変えることが難しい。

このようなときは、自己流にこだわらずに人のアイデアを聞くということが参考になる。あまり人に頼ってばかりも問題だが、自己流にこだわりすぎるのも、可能性を狭めてしまうのではないか。



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