これ、アップしてから「ニノのファンに怒られるかも」といったん取り下げました。
微修正してこっそーり再アップします。TOPにこない形で(笑)。
えーっと、タイトルは間違っておりません。6月号でございます。
ぼけっとしてたらもう7月号が発売されちゃった(笑)。
今回想像というか妄想というか、とくに好き勝手書いちゃって、若干ダメ出しになったよーな(ははは)。
なので合わない方はスルーの方向でお願いします。
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第42回、タイトルは「母なる場所」。
この回の連載を読んだときのいちばんの印象は
頭でっかちなオトコだねえ(やれやれ)。
というものでした(笑)。
まずココ。
「母親には一生面倒見てもらうつもりでいるのは確か(笑)。
出産は母親の意思でしょ。
産んでくれたんだから、当然、最後まで守ってくれるだろうなと(笑)。
それが母親ってものだし、“母性”ってやつだとおもうから」
……反抗期の10代男子かっ!!!
と、思いっきりツッコミ入れてしまいました。
(ニノ前に確かドル誌でも似たようなこと言ってた気が)
生まれてきたかったわけじゃねえ、そっちが勝手に産んだんだろ!
という、ひと昔前の不良が親に放った言葉みたいになってます。
「特殊な家庭環境だったんじゃないかなぁ。でも、不足を感じたこともない。」
ってその前の段落で言ってるけどさ。
たぶんすごーく不足を感じてたんだと思うぞ、ソレ(笑)。
そして今もそこはニノのなかですとんと落ちてない。
ニノ自身がそれを自覚してるかどうかは別にして。
自覚、してないんだろうなぁ。割り切ってると思ってるんだろうなぁ。
んでもってこれ、芳麗さんのリードが斜に構えた感じを増長させたんじゃないかと思います。
下記が芳麗さんの文章。
>家族について話す言葉は、ドライに聞こえるけれど、そんなつもりはない。
>母の日は、ケーキや花をたずさえて実家へ帰ることも多い。
この「そんなつもりはない」というのは、たぶんニノの言葉じゃないんじゃないかと。
おそらくニノの言葉から受けた、芳麗さん自身が感じた言葉。
そう感じた根拠は「母の日はケーキや花をたずさえて実家へ帰ることも多い」。
うーんとね、それって一種の「免罪符」の場合もあると思う。
乱暴な言い方をすると、お金で擬似親子愛を提供して、罪悪感を減らす。
ニノの場合はどうかわからないけれど、近いものはあるんじゃないかと思ってます。
このあとはまあ、二宮さんの「頭でっかち劇場」がつづきます(笑)。
「独身の女の子が『私、母性が強いんだよね』ってアピールするのは、イマイチわからない。
それは、単なる“世話好き”なんじゃないかって思うし、世話することで優位に立ちたいのかもって(笑)。」
えっと、二宮さん、それはたぶんちょっと違うかな(笑)。
一般的には『母性が強い』女子は男子に好かれる(と思い込んでる女子が多い)。
だから好かれるためにアピールしてるんす。
ニノにやってもまったくもって意味なさそうだけど(笑)。
「男は、大人になっても母性を求め続けるマザコンだっていわれるけど、
マザコンっていう言葉もしっくりこない。
“母親”が好きなのは、男の一般的な特徴かもしれないけど、同じ母性を彼女に求めたりするかな?
(中略)男も女も、そういう“マザコン”みたいな安易な言葉で片づけちゃうから、
根本的な問題が解決できないし、お互いのことがわからないままなんじゃないの?」
“母性を求める男”
“母親の母性を彼女(妻)にも求める男”
このふたつは全く異なるもので、厳密に言うと後者は母親以外を必要としないんだよね。
それが所謂、深刻な「マザー・コンプレックス」。
前者の男子は、……そのへんにたーくさんいるでしょう(笑)。
それを“マザコン”というかどうかは別として。
実際の母親ではなく、自分のなかの理想の「母性像」みたいなのに憧れるやつね。
これは健全な男子のありようだと思うなあ。
「少なくともオレは、母性は母親にしか求めないし、いわゆるマザコンではないよ」
……マザコンです。
ニノのケースはけっこう深刻なマザコン(爆)だと思います。
歪んだ形で出ちゃってるけども。
たぶんいつかこれ、乗り越えなきゃいけない時期がくるんじゃないかな。
ここで芳麗さんが珍しくマトモ(すいません……)なことを二宮さんに問いかけます。
>それでも男の人は、彼女には母親に求めるように甘えたいし、
>自分を理解してほしいし、応援してほしいと願うものじゃないの?
そう思うよね。わかります(私が芳麗さんに共感する日がくるなんて!←本気で失礼)。
「オレは、そんなに簡単に甘えたいとは思えない。
甘えることも応援してもらうことも、同じことを自分がナチュラルにしてあげたいと思える女性じゃないと、
こっちも求めちゃダメだろうって思うから。
それに、自分がしてほしいと願ってたことを、全部してあげたいと思える女性にめぐりあった時はもう、
相手に何かをしてほしいとは思わなくなると思う」
それ、「感情」じゃないじゃん。「思考」じゃん。
恋愛、少なくとも「恋」は、頭じゃなくって感覚でするもんだろー、ニノ。
自分本位、大いにけっこう!
きちんとその段階を経て、「愛」をおぼえてくもんだと思うけどな。
そこを飛び越えちゃっていきなり「愛」、しかも無償の愛の話をしてるって……。
「結婚ってさ、たぶん、寂しいからするってこともあるでしょ。
ひとりで生きるのは不安だから、安全な場所が欲しくて、みんな家族をつくろうとするのかなって。
気持ちはわかるけど、“結婚”や“家族”をつくることを目標に生きていると、
結局、自分本位なものになっちゃいそうで……。」
オイ!前半と後半が全くつながってないぞ!(爆)
結婚て、確かに前半のそういう面はあると思う。安全な場所をつくりたいっていう気持ち。
だからといってそれが「結婚や家族をつくることを目標に生きる」にはならんだろー。
寂しいから、誰かと一緒にいたいから。プリミティブでいいんじゃない?
「自分のためだけに家族を求めても、家族のために生きられなければ、
その家庭は心から安心できる場所になりえないのかもね」
そんなことない(きっぱり)。
いんだよ、そんなこと最初から考えなくて。
家族って、家庭って、ふたりでつくってくもんなんだから。
もし私がオットに「家族のために生きてる」って言われたらむちゃくちゃ重いよ(苦笑)。
ニノにそう思わせる過去がなにかあったのかもしれないけど。
年齢を重ねるにつれて、もう少し「頭」じゃなく「心」のままに、柔らかくなれるといいねぇ。
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ニノのこの連載って、私が読むと
「わかるわかる!わかりすぎてほとんど語ることがない」
「あー、私も昔こうだったかもしれないなあ、若いなあ」←なんて上から
このどっちかがほとんどで、ここ最近は前者が多かったのですけども。
今回は久しぶりに完全に後者でしたねぇ。
あの!私の妄想遊びみたいなもんなので!
読んで気分を害されたニノファンの方、すみません、本気にしないでくださいね!
今回は、読んでいて、まだもがいてる二宮和也がいとおしく感じたIt(一途)でした。
……とキレイに締めてみた(笑)。
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