托鉢僧

2017-02-24 20:47:21 | 日記
托鉢中の小僧さんです。一人でなんとなく心細そうでした。近くにお寺があるので、そこの小僧さんでしょう。このお寺、境内広いんですが、建物少ないですね。空き地が広がってました。ポルポト時代に破壊つくされたんでしょう。托鉢僧も余りみないですね。タイ、ラオスでは列をつくって朝の托行やってましたけど。暗い話ですが、仏教僧は徹底的に殺されたって話ですから。カンボジアの国教は仏教、国民の80%は仏教徒とNet情報にありましたが、ここではとてもそんな感じはしません。カンポットで目立つのはモスリム教徒。女の人は皆、スカーフで頭を覆っているので、目立ちます。最もこのあたりのモスリムはかなり世俗的で仏様も土俗神も受け入れているというから、原理主義者からいうと、もはやモスリムではないということになるのかもしれません。シーア派が一定程度いたそうですが、こういった正当モスリムの人たちはポルポト派に殺され、土俗的モスリムは生き残ったとNet情報にありました。こちらの土俗モスリムの女性達、華やかですよ。赤青黄のスカーフにやはり原色の服。モスクもみないですね。やはり土俗なんでしょう。
このあたりもともとはチャンパ民族の土地で、チャンパは2世紀から17世紀までベトナム南部、カンボジア南部で栄えた王国です。最初の頃はヒンズー教、それからモスリムが主要宗教になったということです。

で、もとにもどりまして、小僧さんです。



いつもの夫婦船です。