梅雨らしい日が続きますね

先日、子ども達にこんな話をしました。

「お天道様って知ってる？
おひさまの事をお天道様って言ってね、いつもみんなのことを見ているんだよ。
みんながいいことをしている時も、悪いことをしている時もね。」

お天道様という言葉、最近はなかなか聞かなくなりましたね。
さて、子ども達はどう思ったでしょうか。
いいことをしている時も、悪いことをしている時も、誰も見ていないと思っても、
必ず見ているお天道様。
きっと、心に残ってくれていると思います。
そして、誰も見ていないときにも見ている、お天道様以外の人物。
それは、自分です。
自分をごまかし、甘やかすことに慣れてくると、自分だけ良ければいい、
自分中心の人間が出来上がってくるものです。
昔の人は、子どもにもわかりやすいように「お天道様」という言葉で教えたのでしょうね。
大人でもありますよね、「自分だけだし、ま、いっか～」で済ませてしまうこと。
仏教の言葉でも「如在」という言葉があります。
いつも誰かがそこにいるかのように振る舞いなさいという意味の言葉です。

もし誰かに見られていたら、同じ振る舞いはできるでしょうか？

もしかしたら、子どもたちのほうが、「お天道様」に見られても恥ずかしくない振る舞いを
しているのかもしれませんよ！