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映画「交渉人 真下正義」

2005-06-01 23:30:53 | 映画
大ヒットドラマ「踊る大捜査線」のスピンオフ映画第一弾!
ユースケ・サンタマリア初主演作。

そしてやっぱりこれが一番に言いたい。
「真下くん、雪乃さん指輪受け取ってくれて良かったね!!!!」

長かったよね~。足掛け7年の恋ですか!?
でもずいぶん真下くんもしっかりしておかーさんはうれしいよ(という心境)

時限爆弾地下鉄パニック!という派手な設定のわりに主役は地味。それもまた良し。
暴走する列車と列車ダイヤ、刻一刻と迫る爆弾爆発の恐怖。
名探偵コナンのSP「揺れる警視庁!1200万人の人質」と映画「時計仕掛けの摩天楼のネタとめっちゃかぶるんですが、まあ面白かったから良いや。ちなみに「揺れる~」は都内の何処に仕掛けられたかわからない時限爆弾、「時計仕掛け~」は山手線に仕掛けられた爆弾は時速60キロ以下に速度を落とすと爆発するもので、速度を落とさず各列車をダイヤを組み替えて走らせる、というもの。
敵が乗っ取ったフリーゲージトレイン・クモE4-600の造形が旧満鉄あじあ号の流線型にそっくりとか思いましたが、やはり南海の特急ラピート(モデルは鉄人28号)とそれがモデルになっているらしい。スタッフもかーなーり、鉄道マニアだなあ。
爆弾処理班も8年ぶりに復活だし(和久さんが座った椅子に仕掛けられていた爆弾を処理して以来!)SATの草壁隊長は相変わらずだしカエル急便は変わらず荷物を運んでいるし。もちろん真下くんの上司として室井管理官も登場。真下を頼りないと思う上層部に「責任は自分が取る」とはっきり言います。室井さんもずっと頑張ってますね!「踊る~」シリーズは数年経っていてもいろんな仕掛けがちゃんとまた活かされていて安心して楽しめますね。届いたクリスマスケーキは洋菓子店アンティークから(本広監督演出の「アンティーク~西洋骨董洋菓子店」)とか、さりげないところが楽しい。そして西村雅彦がタクトを振る「クリスマス・イヴに聴くラヴェルのボレロ」のボレロが良い!ボレロという言葉も重要キーワードのひとつなんですが。あの曲聴くと「デジモンアドベンチャー」を思い出すのは私だけ(笑)?あの時のボレロの使い方も絶妙だったなあ~。淡々と始まって終局に向かう盛り上がりが、壮大さとともに内なる不安感を呼び起こされるのですよ。好きだけどいつも聴いている間中ドキドキします(笑)。
作中にちゃあんと、次回スピンオフ企画第二弾「容疑者室井慎次」への引きも登場。事件が解決しホッとした室井の所に掛かってきた一本の電話。「すぐに本部へお戻りください」・・・いったい何が・・・!?夏が大変楽しみです☆
しかし、パニック映画好きなのに「ジャガーノート」未見で悔しかった・・・今度探そうっと。パニック映画ですきなのは「ポセイドン・アドベンチャー」と「タワーリング・インフェルノ」。


※惜しむらく、時期が悪かったかと。あわや電車衝突のシーンなどが、尼崎列車衝突事故を思い起こされて胸が苦しくなりました。今、でなければスリル溢れるシーンとして存分に楽しめたでしょう。列車事故の犠牲者に、黙祷。
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