気になっていた小説
『老乱』久坂部羊
図書館で借りて読みました。
この著者の本は初めてなので、どういう作風かわからず
なんとなく数ページめくるうち、止まらなくなって、
たちまち完読しました。
レビー小体型認知症の70代男性の話で、
別居する息子の嫁が異変に気づき、あれこれ進める。
社会的なニュースにからめてあったり、
リアルな状況、心境の描写があったり。
患者本人の日記形式の独白に、
母もこんな気持ちなのだろうな…と思ったり。
身体が衰弱していく様子に、亡き父が重なったり。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、
ここをもっと掘り下げて欲しかった、という部分も。
でも読後、私自身いろいろ思うところ、思い直すところがありました。
読んでよかったです。
『老乱』久坂部羊
図書館で借りて読みました。
この著者の本は初めてなので、どういう作風かわからず
なんとなく数ページめくるうち、止まらなくなって、
たちまち完読しました。
レビー小体型認知症の70代男性の話で、
別居する息子の嫁が異変に気づき、あれこれ進める。
社会的なニュースにからめてあったり、
リアルな状況、心境の描写があったり。
患者本人の日記形式の独白に、
母もこんな気持ちなのだろうな…と思ったり。
身体が衰弱していく様子に、亡き父が重なったり。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、
ここをもっと掘り下げて欲しかった、という部分も。
でも読後、私自身いろいろ思うところ、思い直すところがありました。
読んでよかったです。