自分なくしの旅

いにしえの洋楽オタク♀日記型戯言

“聖地”西新宿レコード屋巡り

2004-07-25 21:09:20 | 音楽
土曜は午前中から打ち合わせ、帰りにおよそ10ン年振りの
西新宿レコード(CD)屋巡りをした。
北村一輝ファンにとって新宿TUTAYAが聖地であるように、
一部洋楽ROCKファンにとって、昔からこの西新宿界隈はまさに“聖地”そのものだった。
以前は毎週土日になると、特別買うモノが決まってなくても
必ずくり出して、鬼のように獲物を買い漁っていたもんだ。

あれから10ン年、きっとこの近辺も様変わりしたんだろうな~という予想に反して、
意外とレコード&ビデオ店はそのままのところが多かった。
何と新宿レコードの名物おばちゃまはまだ当時のまんまである。
店の周りの“暗いんだけど妙にほのぼのした雰囲気”もそのままだ。
それにしても客が少ない、、、うーん。
前は大抵の店が、殺気立って獲物を探してる族の巣窟だったのだが...
中には手荷物を入り口に預けなきゃ店内に入れない所もあったのに。

そもそも何故普通の大型輸入CD店ではなくわざわざここへ来るのかというと、
つまりは品揃えなんだな。
普通の所では売っていない激レアモノや名盤と言われる品々の中古盤。
逆にまだ国内では情報の少ない、でも先々期待の先物artist、
稀少ジャンルのもの、、、etc
マニアにとってかゆい所に手が届くお店の集まりなわけで。
やっぱ今はネット通販やMP3などでいくらでも海外の音源が手に入るし、
わざわざこうして暑い中行脚する必要もないっていう事なのか。
それとも若いコがあんまり輸入盤買わなくなってるのかな。
だとしたら寂しい。輸入盤撲滅問題を巡る例の法案もあるし、、、
日本はこのまま行くと文化的鎖国国家になっちゃうよ。
いいのか!?

ところで当時の私のお店巡回コース、新宿駅から新大久保方面に向かって
ディスクユニオン(新宿)→ディスクロード→ウッドストック→UKエジソン→
→ビニール→ラフ・トレード→新宿レコード→バウンティーハンター、
そして新宿ロフトの前でたむろってる少女達を尻目に駅へ急ぎその足で更に渋谷に飛んで
シスコ→レコファン→ディスクユニオン(渋谷)→ゼルダ....で締める。
いくつか店名を忘ちゃたけど、大体こんな感じで。
その間どっかに座って休む事もせず缶ジュース片手に歩き続ける。
こんなんだから毎回もう最後にはへとへと...でもイイ収穫があると疲れも吹っ飛んだ。
今回は新宿のみ、収穫は『IGGY&STOOGES/MICHIGAN PlACE10/6/73』と
STOOGES渋谷AX3/24ライブのブート、計2枚をゲット。

帰る頃にはすっかり夜、足にマメできたよ...。なさけね~~
日頃歩いてないからな....汗だく&日焼けもしたけど久々満足な一日だった。
(本当のお目当てはゲットできなかったので、ちょっとしょぼーんだけど)

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